Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

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この前はあまりの寒さに負けて、早めに退散しましたが、今回は午後7時半頃まで千里川堤防で撮影を続けました。

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空港が管理する敷地のすぐ外側から撮影を始めました。多分、この辺りが最南端だと思います。

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滑走路周辺の街灯は誘導灯と誤認しないよう、何らかの配慮があるのでしょうか。

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伊丹空港滑走路の南側(着陸側)周辺で働く人や暮らす人にとってはこれが日常の景色。

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この日も多くのカメラマンが千里川堤防に。暗くなるとどんどんカメラマンが増えます。

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夕暮れまで少し時間があったので、スカイパーク南駐車場に行ってみましたが、ここにいたのは30分ほど。流し撮りしている時に、Olympus PEN E-P5のシャッターが切れなくなりました。電源スイッチをオフにしても電源が切れないという不具合に見舞われました。バッテリーを取り出して、電源を切り、再びバッテリーを入れると元に戻りました。

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

千里川堤防に戻ると、日没間際でちょうど良い時間帯でした。シャッタースピード1/125秒で軽く流しながらシャッターを切りました。ISOは上限を3200に設定。露出プログラムはシャッタースピード優先モード。光量不足なのでISOは設定した上限の3200になり、絞りをもっと開けろと、f/1.8が点滅してカメラに叱られます。しかし、これ以上、絞りを開けることはできないので警告を無視。

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

流し撮りしなくてもシャッタースピード1/125秒で被写体ブレしないのはそれだけ被写体である航空機の速度が遅いということでしょう。伊丹空港で飛行機の写真を撮り始めて気付いたことが一つあります。

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

それは飛行機は着地する前から減速しているということ。着地してから減速するものだとばかり私は思っていました。それと飛んでいる飛行機を後ろや前から撮影する場合は、機体が止まっているように見えるので、低速シャッターであってもカメラを振って流し撮りする必要がなく、背景の誘導灯も点像にすることができるということです。

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

千里川堤防に通い始めて、今回が4度目になりますが、ようやく目標とした写真に近いものが撮れました。上の画像はOLYMPUS M.45mm F1.8を装着したOlympus PEN E-P5で撮影しました。夜間の動体撮影ではボディーの5軸手ぶれ補正も重要ですが、それ以上に明るいレンズが果たす役割の重要度を実感しました。絞り開放のf/1.8だからこそシャッタースピード1/100秒でこれだけ明るく写すことが可能です。

35mm換算焦点距離が100mm前後の中望遠レンズで絞り開放f/1.8となれば、Nikon Fマウントのボディーに装着する前提なら高価なレンズが必要になります。しかし、マイクロフォーサーズ規格のボディーに装着する場合は比較的、安価なレンズでこの焦点距離と明るさを達成することが可能です。尚、このレンズ(OLYMPUS M.45mm F1.8)は2万円台で入手できますが、価格以上の画質であることは間違いありません。

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

暗くなってから撮影した画像はすべて、DxO OpticsPro for Photosでノイズ除去(PRIME)してあります。また、PhotosでLight、Color、White Balanceなどを大幅に補正してあります。

3 thoughts on “Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

  1. 筆者様

     「現像」しておられるとは言え凄いですね、夜の着陸の「絵」、努力と根性の結晶とは言いませんが(笑)、確かに、論理的な試行錯誤と、注意深く観察した「状況」を突き詰めて行くと、筆者様が使用されたカメラ条件でも撮れるのですね。

     私は、この様な「絵」に、何時、挑戦出来るのか判りませんが、Parameter等、参考にさせて頂きます。

    Jim,

    1. 目標としたプロカメラマンが撮影した画像に近付きました。プロカメラマンは恐らくフルサイズのNikonボディーに高級なNikkorレンズを装着して撮影しておられると思いますが、Olympusのマイクロフォーサーズ規格のシステムで適切な画像処理を施せば、比較的安価なレンズでもそこそこ満足できる写真が撮れることがわかりました。

      1. 筆者 様

         がはは!手持ちの機器で何所まで攻められるかの、実践を見せた頂いた訳ですね。ここまで攻められれば、カメラ自身もカメラ冥利に尽きますね(笑)。この、夜のハイキー写真、本当に傑作だと思います。私の7Dも、何か挑戦させねば(笑)。

        Jim,

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