Orionids 2014 — Part 2

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極大日は過ぎましたが、秋雨前線が南下して漸く、オリオン座流星群の観察+撮影ができるようになりました。

IMOが集計したデータによると、極大日のZHRは25ぐらいと例年通りだったようです。オリオン座流星群は極大日時の出現数が集中するわけではないので、前後数日は観察に適しています。2009年に撮影した火球クラスの明るい流星は極大日時から48時間以上経過していました。

Orionids 2014

10月24日午前1時前に流星を1本、漸くカメラで捉えることができました。といっても撮影した本人か流星写真を見慣れている人にしか判別できない画像です。2時間半で合計367枚撮影した中で、流星が写っていたのはこの一枚のみ。目視では5〜6本、確認しています。2年前のIMOの活動グラフと比べると、今年は極大日時2日後の出現数が少ないように思います。

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防湿ケースに入れたままほとんど使用していないTamron AF 18-250mm f/3.5-6.3 Di II LD Aspherical (IF) Macro (A18)に交換して、広角端(換算27mm)でオリオン座を中心に配置して何枚か撮影してみました。このレンズで星座の撮影は初めて。広角端で撮影する場合、無限遠のマークからかなり戻した位置で星にピントが合います。より正しくは無限遠の幅が広いように思います。

周辺部で減光がある以外、絞り開放でもなかなかシャープです。コマ収差も少ないようです。これなら星の撮影に使えそう。モーター非内蔵でオートフォーカスが遅く、手ブレ補正機構もありませんが、星の撮影にはそのいずれも使いません。VRをオフにする手間が省けてかえって好都合。レンズの性能さえ良ければ、天体撮影には問題なく使用できます。

2 thoughts on “Orionids 2014 — Part 2

  1. 筆者 様

     写真を拝見して、良い風景だな〜、と、感じました。私自身、理由は分かりませんが、長く観ていても飽きません(笑)。ジムニーは写真のアクセントになっていますね。

    Jim,

    1. その写真は、滅多に使わないTamronの高倍率ズームレンズを使って撮影しました。私もいつものNikkorレンズとは写り方が違うと感じていました。Jimny にフォーカスロックしてあります。

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