eBay Second Chance Offer

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中国製の安価なバンブーロッドをeBayで定期的に販売している同じ業者が出品するシルク製のフライライン(ダブルテーパー#3、27m)を購入しようと、初めてeBayで入札してみました。このためにPayPalのアカウントを作成し、いつでも落札できる状態で準備万端。

取引は米国のサイトに設定しており、入札締切時刻が日本時間で午前2時頃。締切時刻の24時間ほど前になってやっと入札する人が現れ、私も入札に参加しました。US$5.00ぐらいの入札価格から参加し、他の入札者には伏せてある上限価格をUS$7.00から最終的にUS$27.25まで上げました。設定した上限価格に達するまでUS$0.50刻みで自動入札できる仕組みです。最高価格での入札を暫く、維持していましたが、終了時刻の30分ほど前になって他の2名の入札者に競争で負けました。落札価格はUS$29.00。UPSエクスプレスの送料がUS$12.75なので、希望落札価格(US$27.25)と合計して私はUS$40.00を上限価格に設定していました。

絹糸をテーパーを付けながら編み込んであるシルク製のフライラインは有名メーカーのものであれば、2〜3万円台で販売されている商品もあります。樹脂製の一般的なフライラインとは異なり、シルク製のフライラインは使用後、毎回、乾燥させてから専用のオイルを塗布して熟成させる作業が必要となります。密度が高くて径の割に重いので、空気抵抗を受けにくく、巻き癖もほとんどないというシルクラインならではの利点も多々あるようです。そんなシルク製のフライラインが4千円ほどで手に入るかもしれないので、落札したかったのですが…

オークションが終了した午前2時過ぎに、”You have a second chance offer”の表題で、登録しているアドレスにeBay(出品者)からメールが届きました。”Lucky you. Here’s a second chance to buy the item recently lost.”と書いてあります。iOS用eBay AppのMessagesにも同じ内容のメールが届きました。私が設定した上限価格であるUS$27.25がBuy It Now Price(即決価格)になっています。普通の人なら競争入札には負けたけれど、希望する価格で買えるのなら喜んで”Buy It”のボタンをクリックすると思いますが、ちょっと待った!

最新の入札状況(上の左の画像)をよく見ると、ポイントが(2604)でレッドスターの入札者がUS$16.90で落札に失敗しています。こんなベテランがなぜ?意図的に落札しなかったのではないかと私は考えました。そして、このベテラン入札者にもセカンドチャンスのオファーが届いているのではないかと。とすれば、この方はUS$16.90 + 送料US$12.75のUS$29.65でこの商品を入手できることになります。高値を提示した入札者はサクラかもしれません。それに釣られて上限価格を上げる人は損をするのではないかということで、私はセカンドチャンスのオファーには応えませんでした。このオークションの終了直後に同じ商品が開始価格US$0.99でまた出品されています。ベテラン入札者に倣ってUS$16.90を上限価格に設定して、再度、入札してみようかと考えています。その価格でセカンドチャンスのオファーが来るかどうか、もの凄く気になります。

3 thoughts on “eBay Second Chance Offer

  1. 筆者 様

     非常に「冷静」な駆け引きをなされておられますね。参考になります(と言っても、他のモノで挑戦したいと言う気持ちはまだ起こりませんが<笑>)。

    Jim,

    1. 負けず嫌いの人はeBayのオークションには向いていないかもしれませんね。私は勝ち負けには参加しないタイプなのですが、オークションでは熱くなりそうになるので、上限価格は触らないようにしようと考えています。

      セカンドチャンスは売り手が出品する時に予め決めているようです。現在、再びこの商品に入札しています。今のところ最高値になっていますが、明日の今頃にはさらに高値を付ける人が出てくると思います。どうしても欲しいと言う商品でもないので上限価格は触りません。

      1. 筆者 様

         極めて冷静沈着。100%Agreeです。勝負所も、下調べの善し悪しですからね。

        Jim,

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