Garage Attic Storage — Part 10

収納スペースは用意すれば必ずすぐに埋まるという普遍的な法則があります。木製ガレージに設置した屋根裏収納スペースが不足したので、およそ一年ぶりに増設することにしました。

前回と同じように2 x 6の梁はスカーフジョイントで継ぎます。上の画像は切断途中の材。前回、斜めの切断が最も困難と書きました。丸鋸を後退させるとキックバックが生じるからですが、今回は学習済みなので、後退させることなく、向きを変えて前進のみで切断しました。

去年はスカーフジョイントを加工するのに苦労しましたが、今回は二度目なので、手際が良いです。

去年、余分に作った込み栓のサイズに合わせて加工したので、サイズはぴったり。

不要かもしれないけれど、ビス2本で接合部を補強しました。

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AP Air Hose Reel (∅6.5 mm)

エアホースリール(AP040970)をガレージ屋根裏収納スペースの柱に取り付けます。先ずは付属のステーを、上下の向きに注意しながらコーチボルトを用いて柱に固定しました。尚、コーチボルトは製品に付属しません。

留め具をステー外側から挿し込み、留め具の穴にヘックスボルトを通し、ナットを入れて、ヘックスボルトを締めました。樹脂製リール本体の穴が貫通してなかったので、細い棒(ヤスリ)を使って、穴を貫通させました。また、ナットの空転を防ぐために、小型のプライヤーで押し当てながらの作業となりました。

ステーにリール本体を取り付ける作業がちょっと困難に感じましたが、原因は構造的なものかと思います。

エアコンプレッサー本体に繋がる10メートルのエアホースは壁に沿わせてコの字形の釘で仮留めしました。

右側に取り付けるとエアホースが余るので、左側に回しました。

リール本体は水平方向に180º回転します。

ホースストッパーを移動させて、巻き取り後のホースの長さを調整しました。エアソケットの接続性が良くないです。別のものと交換した方が良いかもしれません。

OUT側ホース有効長が約10メートルなので、ガレージ内全域に加えて、ガレージ外に駐車した車の空気調節も可能。取扱説明書に、ホースを引き出す時、ホースは音が鳴る位置で止まるとありますが、コツがあるみたいです。

当製品のおすすめ度:5段階で4(セール時)

Another Attic Storage — Part 3

右(西)側にも床を張って屋根裏収納スペース拡張作業を完了しました。

中央部分は床を張らずに二連梯子で奥の方にアクセスできるようにしました。

ガレージ屋根裏収納スペース拡張作業の難易度:5段階で2

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Another Attic Storage — Part 2

シャッター側の屋根裏収納スペース拡張作業を続行します。この部分はガレージシャッターと干渉しないよう、梁はヘッダーの上に載せて、垂木に横から固定しています。

左(東)側の床が完成しました。撓み防止のため、上下の梁をSPF 2×4材で接続してビス留めしました。時々、撓みを確認すべきでしょう。

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Another Attic Storage — Part 1

卓上丸鋸専用作業台の補助作業台は、長い材を卓上丸鋸で切断できるように意図したものです。材が水平になるように角材を補助作業台の上に置いています。補助作業台の方が若干、低めになるように角材の高さを調整しました。

およそ3.6メートル(12’の2×4 SPF)の材をギャンブレル屋根の角度に合わせて両端を切断。切断する材がほぼ水平になります。

収納した物の重みで梁が撓んでいたので、フロアジャッキで梁が水平になるように持ち上げてから、上の梁から吊り下げ式に仕様変更してビスで固定しました。

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Garage Approach

ガレージの施工後、15年が経過して、アプローチ部分の段差が気になるようになったので、加圧注入材と砂を用いて段差を解消することにしました。

加圧注入材は厚みが90ミリほどあるので、最大切り込み深さが90ºで46mmのMakita製125mmマルノコ5230で縦挽きするには表と裏の両方向から切断する必要があります。勾配を考慮して斜め10ºで縦挽きしました。刃は縦引き用のものに交換してあります。

タコを使って転圧してから切断した加圧注入材を置き、周囲に砂を敷設しました。

ちょうどタイヤが通る辺りにスロープとなる加圧注入材を置いたつもりですが、ハンドルを切りながら車を出し入れすると、木材を敷設していない中央部分にもタイヤが通るので、この部分にも短い材を敷設する予定です。

Garage Attic Storage — Part 9

15年ぶりに延長したガレージ屋根裏(ロフト)に収納物を置いてみました。まだまだゆとりがあります。

ご近所の建築士兼大工さんにロフト用の木製梯子をいただきました。置いておくだけで良い感じになりますが、ここに梯子を固定すると、車をジャッキアップする時に干渉しそうなので、普段は木製カーポートに吊るすことにしました。

木製カーポートにも梯子が似合います。

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Another Shelf in Garage “Huron”

ガレージ東側壁面に新たに棚を取り付けました。スタッド間に取り付けるオリジナルデザインの棚はいくつも製作しているので、小一時間もあれば完成します。

自作のクランプを使って補正しながらビス留め。棚板は1×4材を隙間なく4枚並べています。

棚板を支える角材は45ºの斜め切りなので、頑丈に固定できます。

Metal Shoe Rack

ガレージ入り口西側に金属製の靴棚を移設しました。母屋の入り口に置いていたERECTAブランドの棚です。ガレージ土間コンクリートはこの辺りからアプローチ用の勾配が始まるので、左右の柱(ポール)で高さを調整して水平を出せるERECTAのシステムは正に適材適所。東側には以前から同じERECTAブランドの金属製の棚を設置してあります。

金属製靴棚の移設に伴い、既設の木製棚は棚板の奥行きを短くして、タイヤ交換時などに邪魔にならないようにしました。

Garage Attic Storage — Part 8

屋根裏収納物の落下を防ぐための柵を取り付けます。

落下防止策はこのぐらいの高さでちょうど良いかと考えています。これ以上、柵を高くすると、段ボールなど大きな収納物を持ち上げて床上に置くのに苦労しそうです。

斜め打ちするビスで柵が動かないように外側に板を張りましたが、この板は小さな収納物の落下防止機能も併せ持っています。

ガレージ屋根裏収納の拡張作業を完了しました。後は、収納物をどんどん持ち運ぶだけ。今回の作業で使用した木材はすべて、端材や廃材を再利用したものです。

ガレージ屋根裏収納スペース拡張作業の難易度:5段階で4(梁を継ぐ作業がなければ、5段階で3)

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Garage Attic Storage — Part 7

差込型コネクターとジョイントボックスはe-monomaniacさんがやって来て、移設しました。

照明器具を屋根裏収納スペースの下に移設したことにより、明るくなりました。屋根裏は逆に暗くなりましたが、収納スペースに照明は不要です。

梁を補強する方杖を製作し、新たに立てた間柱に固定しました。方杖はなくても強度的に問題なさそうですが、あれば安心します。

この配線は見た目が美しくないので、やり直す予定です。

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Garage Attic Storage — Part 6

根太の本数が少ないので、高さおよそ50ミリに縦挽きした2×4補強材を受け材の上に載せて固定しました。

根太の上に頂いた床材を並べて釘で固定。ガレージ間柱の間隔が24インチなので、2スパン分の幅48インチなら床材4枚分になり、サイズはぴったりでした。横方向に足りない分は5枚目の床材をおよそ4等分に切断すれば、頂いた床材5枚を余すところなく全部使い切ることができます。

上から見ると、こんな感じ。

床材を張ると、床下が暗くなったので、照明器具は移設しなければなりません。

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Garage Attic Storage — Part 5

既設部分のネットを取り外しました。

屋根裏収納スペースに保管した物が地震発生時に落下すれば、真下にある車に傷が付く恐れがあるのでネットは必須でした。

根太の受け材を刻む作業に進みました。

切り欠き部分に2×4の根太を取り付けます。受け材2本は同時に刻んだ方が効率的であり、切り欠きの位置もぴったりと合わすことができます。

梁に受け材を取り付けました。

既設部分にも。

長さおよそ1.2メートルの根太を順に載せていきます。

5本の根太を載せたところ。

自慢の込み栓なので長めに残しておきました。

床材を根太の上に仮り置きしてみました。根太の本数が少ないような…

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Garage Attic Storage — Part 4

今回のガレージ屋根裏収納スペース拡張作業で最も難易度が高いと思われる梁のスカーフジョイントが完成して気を抜いたのか、私としたことが間柱に載せる部分の切り欠きを片方の材で上下逆に刻んでしまいました。何を意味するか?

片方の材を別の材を用いて最初から刻み直して、込み栓を作り直さなければならないということです。この作業にはプラス半日を要しました。

要領がわかったので、二回目は順調に刻み作業が進んで、間柱の上に梁を載せるところまで進みました。

完成したスカーフジョイントは思っていたよりも丈夫そうでしたが、コーススレッドビスで補強しておきました。

さらに垂木から梁に斜めの材を渡して補強しました。

西側も。

スカーフジョイント製作作業の難易度:5段階で4

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Garage Attic Storage — Part 3

スカーフジョイントの刻み作業で最も難しいのがこの斜めの切断。切断するラインの中央部分に丸鋸を落とすようにして切断しますが、丸鋸を後退させるとキックバックが起こるので危険な作業でもあります。

片方の材を切断しました。直角に切断したのは込み栓を打ち込む一箇所のみ。

鋭角の部分は鑿で削りました。

この部分は直角で、且つ表面が平らでなければなりません。

二枚の材を継ぐと鋭角の部分に隙間が出ますが、これは意図した通り。

中央の四角い穴に込み栓を打ち込めば、二枚の材は斜め左右に開こうとして鋭角の部分の隙間が埋まります。しかし、隙間の大きさが左右で同じでなければばりませんが、右の隙間の方が大きくなっています。

込み栓を打ち込みながら切断面を微調整する必要があります。

鋭角部分の隙間はほぼなくなりましたが、今度は上下で隙間が出ました。原因は込み栓自体の形状にあります。上下方向はテーパーがない方が良さそうです。

込み栓を抜くと隙間はありません。

ラワンの端材を用いて込み栓を作り直しました。

ピタリと吸い付くように二枚の材がくっつきました。

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