Fly Tying 2016 — Part 2

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羽根付きのアダムズもどきを製作しました。フックは#14のバーブレス、ダビング材には子猫の頃のCat ISONの体毛を使用。テールは3本。浮力を高めるためにハックルはテールからヘッド部分までボディー全体に巻いています。

羽根付きの場合は製作難易度が上がりますが、水面で傾かずに安定してナチュラルドリフトさせることができます。

毛鉤がフライラインに引きずられることなく水面を自然に流れることをナチュラルドリフトと言いますが、ドライフライを用いたフライフィッシングの技法としては最も重要であると私は考えています。毛鉤の種別と大きさが、魚がその時に捕食している水生昆虫の種別や大きさとは違っていたとしても、毛鉤が自然と水面を流れていれば、ヒットする確率が高くなります。ドラッグがかかる(引きずられる)と、どんな毛鉤を使用したとしても、対象とするイワナやアマゴ、ヤマメは警戒心が高いので捕食することはない。

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