Cyber-shot DSC-RX100

Sonyの高級コンデジ新製品、これは何としても手に入れたいと思わせるデザイン。

Carl Zeiss Vario-Sonnar Tが光っている。レンズの品質に見合ったボデイーのように見えます。ボディーの材質はアルミ製。1″ Exmor-CMOS 2020万画素の高感度センサー。

発売は6月15日だそうで、是非、店頭で実機に触れて確認したいと思います。質感だけは実機に実際に触れてみないとわからない。画像はデジカメWatchの記事にリンクしています。

カメラのキタムラ「ネットショップ」では販売価格が¥62,980になっています。

Transit of Venus On A Fine Day

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午前6時半に設定した目覚まし時計が鳴る一時間以上も前に目が覚め、外を見ると東の空は薄曇り。しかし、金星の日面通過第1接触の時刻までには晴れそうな予感。3週間ほど前から簡易減光フィルターを対物レンズに付けたままになっていたNikonの双眼鏡とカメラなど、観察兼撮影機材をポーチに出して準備完了。

Transit of Venus

第2接触の頃には時折、薄い雲が北から南の方に流れていました。簡易コリメート法で撮影した第2接触。

Transit of Venus

雲が切れてよく晴れています。日中に太陽以外の星を観察するのは初めての体験です。夜に星を眺めて宇宙との一体感を感じることはあっても、昼間にそうした感覚を体験するのは何か変な感じ。内惑星の金星がゆっくりと公転するのが実感できました。

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太陽が高い位置に移動したので、私も撮影機材を移動。小川キャンパルのリラックスアームチェアに置いてある手鏡は、被写体追尾用に使いました。背面液晶が可動式であればこんなものは不要なのですが。誤って日光を直視すると眩しい。

Transit of Venus

黒点と比べると太陽面を通過する金星は大きく見えます。双眼鏡ではもっと大きく見えていました。

Transit of Venus

その双眼鏡に取り付けた簡易減光フィルターを外して、投影法で一枚。双眼鏡ではこんな感じで大きく見えていました。

Transit of Venus

第2接触の前後でブラックドロップ現象の撮影を試みましたが、ピントがずれていました。撮影は第3接触にかけます。

Transit of Venus Black Drop?

ブラックドロップ(黒い滴)らしき現象が写っています。10倍に拡大したライブビューでも滴状に見える金星が手鏡で確認できました。

5月21日の金環日食に続き、今日は幸運にも天候条件に恵まれました。自宅から観察と撮影を行ったので、合間に撮影した画像を27″ iMacでチェックし、若干の補正とクロップ後にFlickrに随時アップロードすることができました。午前10時過ぎに撮影した一枚に、見知らぬ外国の人からコメントを頂きました。「バルセロナでは日面通過の終わりの部分を見るのに日の出まで待たないといけない…」ヨーロッパはまだ夜明け前で、太陽は金星と共に昇って来る。アメリカでは金星と共に沈む太陽が見える。そして東アジアは、最初から最後まで7時間近くも観察できる。同じ一つの地球に同じ時代に生きる人が同じ珍しい天体現象を見ている。そうした当たり前のことを実感できる貴重な体験だったのでしょう。

Safari Top Sites Stars

Safariの便利な機能、Top Sitesで星が適切に表示されなくなりました。いつもはそのまま放置しておくと、いつの間にか元に戻るのですが、今回は強制的に修復してみました。Safariでショートカット、Command + Option + Eを入力すると、上の確認ウィンドウが現れます。Emptyをクリックしてキャッシュを空にすれば、元通りにTop Sitesで星が適切に表示されるようになります。

Transit of Venus on June 6, 2012

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今夜の部分月食は厚い雲に覆われて観察と撮影が不可でした。午後9時を過ぎた頃に雲が途切れることがありましたが、すでに部分月食は終わっていました。

月食や日食と比べてずっと珍しい現象である明後日の金星日面通過は午前7時10分頃の第1接触から午後1時48分頃の第4接触までの6時間半近くの間、観察可能なので、曇っていたとしてもその間に日射しがあれば、全く見えないことはないので期待できます。

地球よりも内側の軌道を公転する金星が地球の公転周期よりも短い(224.701日)という事実を立体的に体感できるまたとない機会です。普段は明けの明星、宵の明星として、明け方と日没時にしか見れない地球の姉妹惑星である金星を真っ昼間に観察できる機会は皆既日食とか日面通過時のみです。

金星の日面通過が次回、見れるのは2117年12月と2125年12月のセット。前回、2004年6月8日の日面通過を見逃した人(私も)は、これから先105年生きようと思っている人を除き、今回が人生でラストチャンスです。5月21日の金環日食の時に使った日食グラスが使えます。

Bay South Garden Opens on June 29, 2012

Gardens by the Bay Conservatories Under Construction
Gardens by the Bay Under Construction

マリーナベイ・ストリート・サーキット最終コーナーの対岸で建設中のドーム状の建物、2年前から何の施設だろうと思っていました。去年、この辺りに巨大植物園が建設中であることを知りましたが、その正式名称が明らかになり、施設の一部が今月、オープンするという情報を得ました。

Marina Bay Sands複合施設のすぐ隣に建設中のGardens by the Bayの一部(Bay South)が6月29日に開園するそうです。去年、建設現場の前をタクシーで通過した時に、運転手が「これは世界最大規模の植物園になる。シンガポールは何でも世界一に拘ります。」と誇らしげに言っていたあの植物園です。当時はその名称もわからずに、新しいボタニックガーデン(植物園)と言っていました。シンガポールには150年の歴史を誇るSingapore Botanic Gardenがオーチャードの近くにありますが、そちらと区別するためか、新しい植物園の名称はGardens by the Bay。新しい時代の新鮮な響きがあるこの名称、たいへん気に入りました。

赤道直下にある植物園に「温室」は不要。YourSiingpore(シンガポール政府観光局)のサイトWikipediaを読んでみると、この「温室」の大きい方、Flower Domeは地中海と半乾燥熱帯の気候を再現しようとしているそうなので、「温室」ではなくどちらかと言えば「冷蔵室」でしょうか。もう片方はCloud Forestと言って、海抜1000mから3000mの熱帯山岳地域の涼しくて湿気が多い気候を再現するそうです。これら二つの「温室」の他にも高さ25mから50mの「キノコ」のような形状の「スーパーツリー」が何本か敷地内に生えているようです。このスーパーツリーに登れば、植物園を一望できるそうですが、雨水を集め、太陽光発電を行い、温室の換気用ダクトとしても機能するそうです。この「温室」と「キノコ」は、私には幼い頃に観た怪獣映画に登場するモスラの幼虫と未来都市に見えます。

6月29日にオープンするBay Southの開園時刻は午前5時、閉園時刻は午前2時。「温室」とAerial Walkway(空中歩道?)は午前9時から午後9時まで営業。「温室」と「空中歩道」のみが有料で大人(外国からやって来る観光客)の場合、S$28だそうです。

Noel Gallagher on Saturday and Sunday

イギリスのシンガーソングライター、Noel Gallagherが2012年度シンガポールGPのオフトラック余興部門として、土曜日にZone 4のPadang、日曜日にZone 1のVillageで野外コンサートを行うことになったそうです。現在はソロで活躍しているそうで、セルフタイトルのアルバム、”Noel Gallagher’s High Flying Birds”は売上が100万枚を超えたとか。ロックバンド、Oasis時代のヒットソング、”Don’t Look Back in Anger”は聴いたことがあります。それ以外は、私には馴染みがないアーティストでした。

今年は土曜日のP3が午後6時終了で予選が始まるのが午後8時になっています。この間にPadangメインステージでコンサートを開くのではないかと予想します。予選終了後は、Maroon 5のコンサートでしょう。

F1公式サイトでもヘッドラインニュースとして報じられています。

Partial Lunar Eclipse on June 4

Total Lunar Eclipse 2011
Total Lunar Eclipse on December 10, 2011

5月21日の金環日食からちょうど2週間後の6月4日の夕暮れ時から宵にかけて、今度は部分月食が天候条件さえ良ければ日本各地で観察できます。関西以東では月が欠け始めるのとほぼ同時刻に月が昇ります。食の最大は20時頃で高度は10度ぐらいと低いので、東南東から南東にかけて見晴らしが良い観察場所を選ぶ必要があります。