Panning Practice with RICOH R8

早速、練習を開始しました。マニュアルフォーカスで置きピン、手振れ補正オフでMy Setting 2に登録、シャッター速度1/8、f4.7、焦点距離16.6mm、ISO200です。撮影時刻は午後6時43分。シャッター速度1/8ですから背景のネオンと道路がうまく流れています。被写体の車はどういう訳か前方が被写体ブレしています。後方はブレてないようです。こんな写真が撮影できたのは初めてです。

こちらの方は、動く被写体がブレていません。カメラの設定は上の写真と同じ。撮影した場所と空の明るさが違います。撮影時刻は午後6時32分。左折直後の遅い車のため、上の写真と比べるとスピード感がありません。邪魔になるだろうと思っていたフェンスが流れて消えたようにも見えます。(F1撮影時にも有効?)

置きピンにするということはすでに合焦した状態なので、液晶モニターで被写体を確認しながら撮影できました。次にやって来る車を横目で見ながら、モニターに入れば車の速度に合わせてカメラを右から左へ振り、同時にシャッターを押すという感じです。高速で移動するF1マシンの場合、カメラを固定して普通に撮影するより、流し撮りの方が慣れれば成功率が上がるような気がします。固定したカメラの視界に入るタイミングを見計らってシャッターを押すのは至難の業で、シャッタースピードも上げなければなりません。

次回は、車速がもっと速いバイパスで練習しようかと考えています。背景を流すには夕方が良いかもしれません。先日の記事でも書きましたが、シンガポールGP公道サーキットの照明はサッカー競技場の4倍の明るさで、昼間と同じ位に明るいということでした。となれば、夜間の流し撮りの練習をしてもあまり意味がないかもしれません。そんなに明るいのならISO感度は100でも大丈夫なのかなあ。

Panning with Ricoh R8

「流し撮り」のテクニックを勉強しています。RICOH Photo Styleでも紹介されています。まず大事なことは手振れ補正を切るということ。もともと、RICOH R8の手振れ補正は優秀とはいえませんから切ってしまった方が良い。R8には光学ファインダーが付属していないので、液晶モニターで被写体を確認しながらカメラを振ることになります。しかし、実際は高速で動く被写体が液晶に表示されるまでのタイムラグがありますから、モニターで確認しながらシャッターを押すことはほぼ不可能です。ネックストラップにテンションを掛けながら、手振れを最小限に抑えて、モニターではなくカメラ本体中心に被写体が入るようにして、カメラを振ることになります。

RICOH Photo Styleの作例は、日没後に撮影したと書いてあります。「このような暗い状況でも流し撮りを使うことにより撮影することが可能」とも書いてあります。どういうことでしょう?明るければシャッター速度が上がり、背景が流れないということでしょうか。ということは、日没後に開催されるシンガポールGPは、むしろ「流し撮り」に適しているのか?シャッター速度遅めでISO感度を高くしなくても大丈夫ということでしょうか。FinePix F100fdよりもより細かな設定がし易いR8の方が適しているのかもしれません。

流し撮りではなく、動く被写体を普通に撮影する場合のヒントも書かれています。近くから広角で撮影するよりも、遠くから望遠で撮影する方が同じシャッター速度でも被写体ブレが目立たなくなるそうです。その原理は文章を読んでも私には理解できませんが、F1マシンから少し離れた席の方が有利ということです。それに例えば最前列であれば、目の前のフェンスが邪魔になります。これは鈴鹿と富士で体験済みです。

Trial Shooting with FinePix F100fd

コンデジの中では暗い場所での撮影や夜景に強いという評判のFinePix F100fdで試し撮りをしました。上の写真はISO800、SS1/17、f5.1、焦点距離32mm、スポット測光、露出補正0.0です。大型のセルフ式ガソリンスタンドですが、決して照明は明るい方ではありません。実際は、サッカー競技場夜間照明の4倍の明るさという噂です。照明灯は5キロのサーキットで1,500基、設置されます。ハイデフィニションテレビ放映にも適した明るさになるとのことです。ISO感度はそのままでシャッター速度をもっと速くできるかもしれません。

夜間のF1マシーンの撮影となれば、一眼レフでも撮影は容易ではありません。そんな悪条件でもコンデジで撮影したいという拘りがあります。私が観戦する予定の18番コーナー周辺は、時速80kmから100kmに減速するそうですが、それでも動く被写体を夜間に撮影するには高度なテクニックを要することでしょう。Google Earthに掲載されたグラフィックの座席の位置関係に間違いがなければ、減速するマシーンを真横から撮影することになりそうです。

高速で移動する被写体をコンデジで撮影する場合は、オートフォーカスが間に合わないので、「置きピン、流し撮り」が基本になるそうです。ガソリンスタンドに出入りする車を被写体に、流し撮りの練習をしてみようかと考えています。本当は照明が明るい都会の、比較的高速で車が通過する道路で練習した方が良いのですが。

BREE Pocco—One Week After

1週間ほど、日焼けさせました。といっても、この数日は雨や曇りで十分な日光浴はできていません。開けた状態で日焼けさせているので、閉じれば部分によって焼け具合に差が出ています。

次の1週間は、閉じた状態で日光浴させます。このウエストポーチに入れる予定のパスポートは、先日、取りに行ってきました。10年間有効のもので1万6千円です。ICチップが採用されているので、以前のものと比べて分厚く、重いです。

シンガポールGPに向けて出発まで残り、29日となりました。

RICOH R10

9月5日に発売されるそうです。R9は飛ばしてR10になりました。半年毎の新製品発表、私にはついて行けません。サイズと質量はR8と同じ。レンズとCCDも同じようです。製品の写真を見て判断すると、デザイン面では完成度が高いR8と比べれば、若干見劣りします。前面の取って付けたような(実際そうなのでしょう)グリップ延長部分、背面は液晶が2.7型から3.0型へと大きくなって(画素数は同じ46万)、またボタンが一つ増えて、そのためかバランスが悪くなっています。

機能面においてはGRD IIやGX200に搭載された電子水準器がR10にも搭載、それと何と言ってもEASYモード、こちらは改良だと思います。R8では設定が初期値にもどらないので、人に撮影をお願いするときなど、前の設定が残っていて失敗するというケースが多々ありました。EASYモードでは撮影設定メニューの表示が「画質・サイズ」のみとなり、誤動作の心配が少ないそうです。それと自動レベル補正機能が新たに追加されています。

ISO感度がR8は下が64からですが、R10は80からになっています。

個性的なR8の完成度の高いデザインを犠牲にして、機能を少しだけ増やしながら誰もが素早く簡単に撮影できるようにしたという印象を受けました。実物を手にすれば、デザイン面の印象は変わるかもしれません。

BREE Pocco

F1シンガポールGP観戦用にBREEのウエストポーチを買ってきました。ベルトに通すタイプなので、アロハシャツ等を着れば、ちょっと変ですから、Tシャツかポロシャツ着用時専用となります。中にはパスポート、財布等を入れて持ち歩く予定です。

着色していないヌメ革がBREEの特徴です。使用する前に2〜3週間ほど日焼けさせると、良い感じになります。日光浴させると革の油が表面に出て、保護膜を作り、汚れにくくなるそうです。写真は購入2日目です。半日ほど、日光浴させた状態です。

シンガポールGPまで後、6週間です。これから毎日、晴れれば日焼けさせます。

Fuel Surcharge

航空燃油価格の高騰を乗客に負担させる全日空の「燃油サーチャージ」は四半期毎に見直されているようで、今年度は高騰し続けています。私がシンガポール行きの航空券を購入した第1四半期(2008年2月)は成田/シンガポール往復でUS$164.00でした。(F1公式サイトで観戦チケットや航空券を販売している旅行会社WWTEから購入)それが、第2四半期にはUS$252.00に跳ね上がり、さらに現在の第3四半期はUS$360.00という二倍以上の「燃油特別付加運賃」となっています。

2月に購入した航空券は、燃油サーチャージ込みで9月25日大阪伊丹発(成田経由)シンガポール往復(帰路は9月29日チャンギ発)がエコノミーでUS$500ほどでした。先程、WWTEで同じ便の価格を確認したところ、US$940.00でした。やはり、二倍近くに高騰しています。

Passport Renewal

有効期間10年のパスポートを申請しました。RICOH R8を使って自分で撮影した問題の証明写真は、すんなりと受理されました。確認のためにサイズを測定することもなく申請用紙にのり付けされてました。受け取りに来た人も含めて大方が若年層でした。水曜以降になれば、お盆休暇を利用した人でもっと窓口は混雑するかもしれません。

パスポートの受け取りは1週間後の18日以降です。

自分で撮影、プリントアウトした証明写真が問題なく受理されたので、やり方をもう少し詳しく書いておきます。撮影条件はこちらの投稿に記載した通りです。画像データをiPhoto ’08に取り込み、複製した画像を編集します。といっても、「旅券申請のごあんない」に記載してある写真の大きさを示す図を参考にCropツールで切り抜くだけです。注意点は顔を中心に配置することです。左右の余白を参考にするのではなく、グリッドを目の位置に合わせると中心が出ます。そして切り抜いた画像をプリントアウトします。用紙サイズはL (borderless)、プリントサイズはカスタム設定です。規格サイズの幅3.50cm、高さ4.50cmにすればぴったりです。印刷に使用した紙はちょっと高級な写真用光沢紙。最後にプリントアウトした写真をカッターで切り取れば完成です。

Smoking in Singapore

タバコをシンガポールに持ち込む場合、免税はなく、1本から課税されます。申告せずに通関しようとして捕まった場合、多額の罰金が科せられるそうです。これは困りました。シンガポール国内でもタバコは入手できますが、一箱¥800近くもするとか。

到着する9月25日(木)はチャンギからMRTとバスかタクシーを利用して、隣国マレーシアのジョホールバルにその日のうちに移動します。タバコを消費するのがマレーシアであったとしても、チャンギ空港で申告して税金を支払わなければなりません。翌日から3日間、シンガポールに入国するたびに二重で課税されるのか?面倒なことになりそうです。

そこで思い付いたのが、シンガポール国内では禁煙するという作戦です。早速、薬局でガムタイプのニコレットを試しに買って来ました。一箱12個入りで千円以上しました。この金額ならタバコ税をシンガポールで支払った方が安いです。それと、後から気付いたのですが、確かシンガポールはチューインガムの持ち込みも禁止されているとか。違法に持ち込んだ場合はS$10万未満の罰金、若しくは2年以下の禁固刑だそうです。ここまでなら笑い話ですが、チューインガムの持ち込みに関しては但し書きがあります。医薬品と認められるガムは対象外であるそうです。ニコレットの箱には「ニコチンガム製剤(医薬品)」と記されていました。パッチタイプのニコレットにした方が良いかもしれません。それなら口が寂しくなるか…

A Photo for the Passport

パスポート用証明写真を自分で撮影してみました。近くの自治会館に設置してあるプロジェクター用のスクリーンをお借りしました。照明は蛍光灯で、ストロボ発光禁止、ISO200、シャッター速度1/7、スポット測光、露出補正+0.30で撮影したところ、影もなく自然な感じで十分に使える写真に仕上がりました。使用したコンデジはRICOH R8です。同時にFinePix F100fdでも撮影しましたが、こちらの方は設定に慣れていないこともあり、ISOが800とか1600にもなり、油絵状態でパスポート申請時に受理されそうにありません。R8の写り具合が自然な感じだったのは意外でした。三脚を使用すれば、RICOHのカメラの方がきれいに撮れるのかもしれません。

Getting Ready To Be A Part of History

シンガポールGPに向けて出国まで、50日を切りました。航空券、購入済み。観戦チケット、入手済み。ホテル、予約済み。パスポート、2年前に期限切れ!

お盆休みの来週は、パスポート申請窓口が混雑するそうです。それでもこの時期に申請しておかないと、平日に申請に行ける日が確保できません。発行までに1週間ほど要するとのことです。既に、証明写真はカメラのキタムラで撮影済みです。素人が自分でデジカメを使って撮影することもできますが、細かな規格が定められているので、失敗しそうなので断念しました。キタムラではFinePixを使って撮影していました。ISO160、シャッタースピード1/320、背景は白。デジタル画像はCDに焼いてくれますから、自分でプリントアウトすれば他の証明写真にも使い回しができそうです。しかし、それほど上手な写真とはいえません。(そのまま写っています。)これなら自分で撮影できるかもしれないと思いましたが、コンデジに付いているストロボだけで陰を作らないようにするのは至難の業です。ISO感度を少し上げて、シャッター速度を遅めにフラッシュなしで撮影すれば、可能かもしれません。