iPhone 11 Keeps Rebooting

8月16日、西大津バイパスから京都東ICへと進み、名神高速道路を大阪方面に向かっていると、カーナビ兼カーオーディオとして使っていたiPhone 11が突然、再起動を3度、繰り返しました。上の画像では赤が楽天エリアですが、高速道路走行中に山科周辺で楽天エリアに出入りしたことになります。iPhone 3G以来の古参ユーザーである私が、勝手に再起動をするiPhoneの現場を目撃したのは初めての経験です。

再起動直後はネットに繋がらず、近くにあったiPhone 8のネット回線を借用しますか?というメッセージがありました。Cancelボタンをタップして、しばらくそのまま走行し、京都南を越えてすぐの桂川PAにピットイン。

私はiPhone 11のロック解除に顔認証は使用せず、4時間後にパスコードを要求するよう、設定しています。

再起動後はパスコードの入力が必須なので、最後にiPhoneを使用してから4時間以内なら、スリープからの復帰時にパスコード入力は不要です。パスコードが要求されるということは、スリープしてから4時間以上が経過したか、私が知らぬ間に再起動しているかのいずれかです。これまでにも4時間が経過する前にパスコードを要求されたことが何度かあるので、知らぬ間に再起動していたのだと思われます。

iPhone 11のセルラーデータはeSIM副回線のRakutenを指定していますが、桂川PAで確認すると、セルラーデータは主回線のmineoになっていました。F1シンガポールGPが史上初の公道ナイトレースとして初めて開催された2008年以来の古参iPhoneユーザーである私の直観では、楽天モバイルの回線自動切り替え機能が作動しようとして失敗していることが「iPhone勝手に再起動」の原因ではないかと推測しました。

目的地の一つである大阪梅田のマルビル周辺でセルラーデータをeSIM副回線のRakutenに戻しました。iPhoneでは本家楽天回線とパートナーau回線との自動切り替えは公式にはサポートされていません。

SpeedSmartで回線速度を計測すると、自宅屋根裏部屋でのWi-Fiよりも速い脅威的な結果でした。計測時はネットワーク選択を手動にしても、Rakutenは一つしか見えてなかったので、これまでの状況から判断すると、auパートナー回線に繋がっているはずですが…

梅田周辺は本家楽天エリアなのにどうしたことか、ネットワーク選択でRakutenは一つだけ。表示方法を変更したのだろうか?my楽天モバイルを見ると、手動で本家楽天回線に切り替えていないのに、8月16日は0.01GBの使用になっています。この0.01GBはスピード計測した時に消費したのではないだろうか?

帰路は往路と同じように高速道路を経由しましたが、山科周辺で「勝手に再起動」は発生していません。

iOS 14.0 Public Beta 3 (18A5332f)

本日、容量707.6MBのiOS 14 Public Beta 3 (18A5332f)がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、iPhone 11にインストールしました。

インストール後に、”Cellular Update Failed”、”Your iPhone cannot make and receive calls or access cellular data until it has been updated.”の深刻なエラー表示がありました。eSIMと物理SIM両方の回線が圏外になりました。Macにバックアップしたファイルから復元する前に、iPhoneの再起動を試みたら物理SIMの回線のみが復旧しました。さらに機内モードのオンオフをしたら、eSIMの楽天回線も復旧しました。

Rakuten Hikari

楽天ひかりを契約したら貰える無線ルーター、NEC Aterm WG1200HS4が叔母宅に届いたとの連絡を受け、設定してきました。各戸までLANケーブルや光ケーブルが敷設されていない古いマンションなので、既設の電話回線を利用してネットに接続するVDSLモデムがNTT工事担当業者により設置されました。

minority318さんに提案いただき、Rakuten MobileとRakuten光をセットで申し込めば、どちらも一年間、月額基本料が無料になるという大盤振る舞いのキャンペーンを利用しました。VDSL設置工事の後、8営業日以内に届いたルーターは、NEC Aterm WG1200HS4。設定後に気付きました。Wi-Fi 5 (11ac)対応のこの無線ルーターは高速11ac (最大867Mbps) で使用できるのは5GHz帯接続時のみです。2.4GHz帯接続時は最大300Mbpsです。

ルーターのWANポートに接続するVDSL (Very High-Speed Digital Subscriber Line)モデムはそもそも最速で100Mbpsなので、2.4GHz、5GHzどちらに接続しても変わりはないだろうと高を括っていたら、結果はやはり、5GHz帯接続時の方が速い。計測する時間帯にもよるだろうけれど、最大速度の8割のスピードであれば、ONU(光回線終端装置)接続時と比べても遜色ないように思います。

集合住宅の場合、各戸で上限1Gbpsで制限されるよりも、上限100Mbpsで制限される方が、結果として最大速度に対する達成率がより高くなるということでしょうか。

これだけの速さが出ていれば、高齢者ユーザーのニーズを十分以上に満たすことができます。

楽天ひかりはマンションプラン(集合住宅)の場合、Rakuten UN-LIMIT契約ありで月額基本料金が開通月から1年無料ではありますが、13ヶ月目以降は月額基本料が3,800円になります。また、工事先への人員派遣ありで屋内配線の新設なしであれば、標準工事費が330円 x 26回(税込総額8.360円)の分割払いが必要です。3年縛りもあるので、開通月から36ヶ月以内に解約すれば、9,500円の契約解除料が発生します。

叔母のiPhone SE (2020) にWi-Fiのパスワードを入力し、引き続き、NTT西日本のひかり電話(IP電話サービス)を申し込みました。基本プランの税込550円にナンバーディスプレイ440円を合計した税込990円が月額料金になります。固定電話への通話料金は日本全国一律で8.8円/3分。初期費用とひかり電話の工事料金は合計で7,000円〜9,000円ぐらいでした。

iOS 14.0 Public Beta 2 (18A5319i)

本日、容量4.22GBのiOS 14 Public Beta 2 (18A5319i)がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、iPhone 11にインストールしました。

以下に気付いたことを随時、加筆、修正します。

  • アップデートがない状態でSettingsに1が表示される。(追記:一旦、iCloudをサインアウトして再度サインインしたら消えた。)
  • Rakuten Link Appは正常に機能している。(連絡先は正常に同期しない。)
  • 副回線のeSIMに楽天回線を登録していても、Carrier Settings Updateが現れなくなった。
  • Translate AppのEnglish > 日本語は会話なら実用レベルで使えそう。
  • iPhone 11のデータをMac mini (2018) に同期できない。”The iPhone could not be synced because the sync session failed to start.”のエラー表示がある。
    Mac mini (2018)とiPhone 11を再起動したら、同期できるようになった。
  • 勝手に再起動する。

Rakuten Link App for iPhone

minority318さんからiMessageが届きました。これまでAndroid端末でしか利用できなかったRakuten Link AppがApp Storeで公開されている!信じがたい情報です。App Storeで”Rakuten Link”を検索すると、確かにありました。

楽天回線契約者がRakuten Linkを使うことにより、固定電話、他社携帯電話を含む国内通話、SMSが無料でかけ放題になります。海外指定66の国と地域でも電話・SMSが利用可能。重要なのはパートナー回線エリアでもSMSが利用可能になったということです。

iOS版Rakuten Linkは、iOS 13以降を搭載したiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxが、2020年7月8日時点での対応機種になっています。但し、iPhoneは楽天製品対応製品ではないので、動作保証対象外です。詳しくは、公式サイトの「楽天モバイル(楽天回線)でiPhoneを使う」参照。

Android OS版とは異なり、Rakuten Mobile AppはRakuten Link内にあるようです。

読み込んだContactsの情報が不完全であること以外、Android版と同様に問題なく利用可能です。

一つ、注意すべきことがあります。iOS版Rakuten Linkの場合、楽天IDでログインするには楽天モバイルのSIM/eSIMがiOS端末に挿入されている必要があるということです。Android端末ではSIMなしでもログインすることが可能です。恐らく他社回線で無料通話できないようにすることを意図したものと思われます。

7月9日追記:iPhone SE (2020)は、Rakuten Linkの機能である「国内通話かけ放題」と「海外66の国と地域グローバル無料」には対応していないそうです。楽天SIM/eSIMを挿入したiPhone SE (2020) にRakuten Link Appをインストールしてログインできるものの、通話が無料ではないとの情報を発信している方がおられますので要注意です。

Rakuten Service Areas — Part 1

上のスクリーンショットは2020年6月25日時点の大津駅周辺における楽天モバイル通信エリア。JR琵琶湖線の大津駅を中心とした限定エリアが楽天回線エリアであることを示す赤の表示に変わりました。これは実地検証すべきということで、大津駅前児童公園の近くに車を停めて、楽天の電波が実際に届いているかどうか、調べてみました。

iPhone 11のSettings > Cellular からeSIM副回線に登録している”Secondary Rakuten”を選び、さらにNetwork Selectionをタップして、Automaticをオフにすると現れたのが上の画像。”Rakuten”が二つ見えます。何を意味するか?

片方が本家楽天の回線であり、もう片方がパートナー回線であるau (KDDI) の回線です。手動でそれぞれの”Rakuten”を選び、Settings > Messages > Send & Receiveをタップすると、副回線に指定した楽天モバイルの電話番号にチェックマークを入れることができました。この状態で楽天エリア圏外(パートナー回線のエリア)に移動すると、Verifying…が延々と続くことになるので、実地検証後はすぐにチェックマークを外しました。

SMS送受信の検証はできなかったものの、iPhone 11のeSIMが本家楽天の電波を受信したと考えて良さそうです。

この後、minority318さんお勧めの京都駅八条口でも実地検証してみました。星印がある地点ではRakutenの表示は一つでしたが、車を停めた「京都駅八条口前ステーションモータープール」と「ヨドバシカメラマルチメディア京都」の南側では、Rakutenの表示が二つ、確認できました。

Rakuten Service Areas — Part 2へと続く。

Rakuten Mini — Part 3

御堂筋を南下して、いつもの小さな車専用の駐車場に着いたのは午後2時頃でした。

155cmの車高制限があるためか、一日最大900円、入庫から3時間まで500円はこの界隈では最安だそうです。

Rakuten Mobile Shinsaibashiでは、機種代1円のRakuten Miniキャンペーン真最中とあって、3,000ポイントの付与はないけれど、実店舗で契約する人も多くおられます。

我々の目的は液晶保護ガラスフィルムでした。支払いはオンラインでキャッシュレス。

Cat ISONと瓜二つな猫がいる保護猫カフェ、「猫の恵庭」で暫し、休憩。

持続化給付金、初日申請なのに入金はまだだそうです。

人通りが戻りつつある道頓堀。

Branch大津京に戻って、今度はLong-huで麻婆豆腐。ランチの激辛インドカリーと夕食の麻辣サンダーの麻婆豆腐は同程度の辛さ。

早速、Rakuten Miniに貼りました。

黒枠の在庫がなかったので、白枠のガラスフィルムを貼ったら、Product RedのiPod touchのようになりました。

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Rakuten Mini — Part 2

オンラインで¥1のRakuten Miniを申し込んだとき、専用ケースや液晶プロテクターなどのアクセサリーが送料無料で購入できたのですが、パンダのケースは要らないし、どうせ裸で使うから不要だと思っていました。二日後に実機が届いてみたら、ハードウェアとしてのその品質が想像していたよりもずっと良かったので、ケースに入れて持ち歩くことにしました。

引き出しの中から探し出したのは、iPhone 3GやiPhone 4を入れていたBREEのiPhoneケース。

横方向に大分ゆとりがありますが、縦方向はぴったり。

液晶保護フィルムも欲しくなり、心斎橋のRakuten Mobile実店舗へと向かいました。その前にBranch大津京でインドカリー。

3度目の訪問でやっと、「激辛」を試食することが許されました。左が6段階で6の「激辛」。右は6段階で1の「中辛」。色が全然違います。この前は6段階で4の「辛口」と6の「激辛」の間(5)でした。「辛口」はそれほど辛くはなかったので、今回は「激辛」を試食しましたが…

これが本当に「激辛」なの?と思うほど大して辛くはなかった。ただ、バターチキンの風味が辛さに消されて、本来の風味が味わえなくなるので、やはり、「辛口」までに抑えておいた方が美味しいかもしれない。

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Rakuten Mini — Part 1

Rakuten UN-LIMITを申し込めば、縛りなしの1円で購入できる、Rakuten Miniが届きました。製品単体購入の場合は税別17,000円。この大振舞いキャンペーン実施期間は、2020年5月27日〜2020年6月17日まで。キャンペーン開始当日の27日夜に申し込んだら人気の新色クリムゾンレッドが入手できました。楽天サイトによると、在庫がなくなり次第、キャンペーンは終了するとのことで、今、申し込むと納期は2〜3週間になっています。

モバイルFeliCa搭載のスマートフォンとしては世界最小、最軽量とのことで、サイズは約106.2 x 53.4 x 8.6ミリ、重量はおよそ79g。

片手で操作可能な希少なスマホではありますが、本体の大きさが小さい分、バッテリー容量が約1,250 mAhと、iPhone 8の1,821 mAhと比べても少なくなっています。外出時にルーターとして使う場合、モバイルバッテリー必須かもしれません。Wi-Fiを使ったテザリングは8台まで接続が可能。

慣れないAndroid OSなので、Rakutenサイトを参考に、初期設定しました。

初期設定の手順はAndroid初心者にもわかりやすい。

左:iPhone 8、右:Rakuten Mini

ただ、「データの引き継ぎ」に関しては、移行元がiPhone 8なので、その辺りの詳細な手順については別のサイトを参考にしました。iPhoneに設定したGoogleアカウントを経由して連絡先を同期。連絡先のみ同期する際の詳細はこちらで解説されています。

“START GUIDE”裏面のQRコードをGoogle Lensで読み取って、表示されたURLを開き、楽天会員のユーザーIDとパスワードを入力してログイン。その後、楽天モバイルAppを使って開通手続きを完了しました。パートナー回線エリアである自宅でも、受信した認証用SMSのコードは自動入力されました。

Rakuten Mini — Part 2へと続く。

Rakuten UN-LIMIT — Part 2

5月26日
楽天通信エリアを確認すると、滋賀県内では彦根市と東近江市の一部が楽天サービスエリアになっています。赤が楽天回線エリア、ピンクがパートナーエリア。現地の地理に詳しい兄に案内してもらい、楽天回線エリアを目指しました。

彦根城が見える近江高校近くの松原町から太郎坊宮、東近江市立 布引運動公園 陸上競技場、エムアンドエス乗馬クラブ周辺に移動し、SMSが受信できるかどうか、試しました。結果、楽天回線エリア内でも楽天の電波は受信できないことが判明しました。iPhoneの機内モード、オンオフや再起動を試みましたが認証用SMSは届きません。楽天サービスエリアを示す地図は全く、信用できません。

5月27日
この日は朝から、楽天の電波を確実に掴むらしい、京都駅八条口に向かう予定でした。その前に裏技を駆使して、eSIMのキャリア設定ファイルを変更し、パートナー回線エリアでもSMSの送受信ができるようにしてみようと計画しました。

この裏技を実行した結果、パートナー回線エリア内にある自宅で、iPhone 11でのeSIMを用いたSMS送受信ができるようになり、アンドロイド端末にインストールしたRakuten LINK appの初期化に成功しました。これで、不安定極まりないRakuten UN-LIMITの試験運用に参加し、3,000+2,000楽天ポイントを付与してもらうことができます。つまり、無償ではなく、楽天ポイントでの報酬を得た上で、被験者としてこのプログラムに参加することになります。

注意:下記の裏技を実行する直前に、”Encrypted local backup”をチェックした状態で、iPhoneのデータをバックアップしておくことが極めて重要です。LINEのトーク履歴などもiCloudにバックアップしておくべきです。バックアップできるものはすべて、バックアップしておき、裏技実行後にiPhoneに不具合が起きれば、いつでも裏技実行前の状態に復元できるようにすることが肝要です。実際、私のiPhoneは不具合が起きたので、パートナー回線エリア内で認証用SMSを受信した後、iPhoneを工場出荷状態に一旦、戻して初期化した後、裏技実行前の状態にバックアップから復元する必要がありました。

Step 1:
macOS Catalina 10.15.5搭載のMac mini (2018) で、Terminal appを立ち上げ、下のコマンドを入力。


defaults write com.apple.AMPDevicesAgent carrier-testing -bool YES

Step 2:
Makoto備忘録さんのサイトからトルコのMOPであるTurkcellのキャリアバンドル(Carrier Settings Update)をMac miniにダウンロード。

Step 3:
iPhone 11の”Find My”をオフにする。

Step 4:
optionキーを押しながら、Restore iPhone…をクリックし、Step 2でダウンロードした”xr_11_Turkcell_tr.bundle.ipcc”を選ぶ。これにより、eSIMのキャリアがTurkcellになる。

Step 5:
iPhone 11を再起動し、CELLULAR DATA(モバイルデータ通信)とPERSONAL HOTSPOT(インターネット共有)のAPNを”rakuten.jp”に変更する。

Step 6:
“Find My”をオンに戻す。

上記の各ステップを実行したら、パートナー回線エリア内でSMS送受信が可能になり、アンドロイド端末にインストールしたRakuten LINK appを初期化することができ、楽天ポイントが還元付与されることになりました。Rakuten LINKはWi-Fi接続時も無料通話可能なので、SIMがなくても無料での通話発信専用端末として利用できます。

トルコのキャリアバンドルをインストールしたままにしておくと、eSIM回線でのSMS送受信は可能ですが、認証用SMS受信後はもうその必要性がなくなったので、iPhoneの設定を元に戻すことにしました。Settings > General > Reset > Reset Network Settingsを実行しました。

しかし、楽天eSIMのMobile Data Networkにトルコのキャリア名(Turkcell)が表示されたままであり、Safari使用時に時々、”Your SIM sent a text message.”の謎めいた警告が表示されるようになりました。この警告メッセージは、キャリアアップデートに関連していそうですが、メッセージ送信先が正式契約していないトルコのキャリアだったら困るので、Makoto備忘録さんのサイトを参考に、iPhoneのキャリアバンドルを元のバンドルに戻す、”Unknown.bundle.ipcc”を適用しました。

しかし、やり方が間違っていたのか、元通りには戻らなかったので、iPhoneを工場出荷状態に初期化し、バックアップしたデータを復元しました。Face IDを再設定し、Walletに登録したクレジットカードのデータはiCloudから復元しました。

6月1日追記:Android端末にインストールしたRakuten Link appをパートナー回線エリアで使い続けるのなら、ログアウトしない方が良い。Linkを一旦、ログアウトして再度、ログインしようとすると、SMS認証が求められます。パートナー回線エリアではiPhoneでSMS送受信できないので、再度、トルコのキャリアバンドルをインストールしなければなりません。

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Rakuten UN-LIMIT — Part 1

4番目のMNO (Mobile Network Operator) である楽天モバイル、その開通までの顛末を時系列で記しておきます。楽天が運営するRakuten UN-LIMIT 2.0では、月額2,980円(税別)のプラン料金が一年無料(300万名対象)となり、国内では楽天回線でデータ容量無制限、パートナー回線(au)でデータ容量5GB/月(超過後は最大1Mbpsで使い放題)、しかもいつでも解約できて、解約料は不要となっています。

加えて、オンライン契約で3,000ポイント付与、申し込み時の事務手数料3,300円相当分の全額ポイント還元、紹介コード入力で2,000ポイントが付与されるという、大振舞いなキャンペーン実施中です。但し、合計8,300ポイントを付与還元してもらうには、Apple App Storeにはない、Rakuten LINK appをアンドロイド端末にインストールして開通しなければならないという、Apple製品のみ所有する私のようなユーザーにとっては乗り越えられない壁が立ちはだかります。(この嫌がらせはハゲバンクの仕業に違いない。)

アクティベートしたiPhoneのRakuten eSIMで、認証用SMSを受信するには楽天回線に繋がっている必要があります。当初の作戦ではRakuten UN-LIMITを紹介してくれた、minority318さんにRakuten LINK appを用いた開通手順を手伝ってもらおうと考えていました。


5月9日
非対応機種であるiPhone 11のサブ回線として試験的に使用する予定で、プラン料金が一年間無料で使える楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)のeSIM (embedded-SIM) をオンラインで申し込みました。

5月10日
楽天モバイルから「本人確認書類の不備による再アップロードのお願い」と題したメールが届きました。不備の理由は、
「ご提出いただきました本人確認書類は、コピーまたはスキャンされたものと見受けられます。 恐れ入りますが、本人確認書類の原本を撮影した画像の再アップロードをお願いいたします。 アップロード後、再度お申し込み内容の確認と完了をお願いいたします。」
確かにスキャンした本人確認書類をアップロードしました。コピーまたはスキャンされたものは書類不備になるとはどこにも書いてなかったように記憶しています。

5月10日
スキャンした鮮明な本人確認書類の画像データが却下されたので、今度はiPhone 11で本人確認書類を撮影し、そのままiPhoneのSafariから不鮮明な画像データをアップロードしました。画像のファイル形式はHEICだと思われます。

5月14日
オンラインでの申し込みが完了してから2日後の5月12日に、eSIM版”START GUIDE”が届く予定でした。4日、待っても発送通知すら届かないので、楽天カスタマーセンターに連絡し、状況を問い合わせました。応対したオペレーターが言うには、このまま待っていてもeSIM版”START GUIDE”は届かないので、一旦、キャンセルするので、再度、一から申し込むように案内されました。このような事態に至った理由は不明ですが、私が思うに、本人確認書類を撮影した画像のファイル形式(HEIC)が読み込みできないのではないだろうか。

5月23日
楽天のサービスにがっかりした私は、このまま再申し込みせずに、Rakuten UN-LIMITの試験運用は諦めようと考えていました。しかし、このままでは個人情報だけ楽天に取られて、ユーザーとしては何の利点もない状態で終わることになります。そのようなことを兄に話していると、最近、スマホを買い換えたらしく、使わなくなった古いアンドロイド端末が手元にあることがわかりました。そこで、そのアンドロイド端末(HUAWEI P9 lite)を貰って、Rakuten LINK appをインストールし、開通させようという運びになりました。
同日、夕方に再申し込みを完了しました。(今回はiPhone 11で撮影した本人確認書類の画像ファイルをMac miniのPhotosに読み込み、JPEGで書き出したファイルをアップロードしました。)

5月24日
今度は「製品発送完了のお知らせ」メールが届きました。

5月25日
再申し込みの2日後にeSIM版”START GUIDE”が届きました。eSIMプロファイルをiPhone 11にダウンロードし、設定を完了しました。楽天回線エリアから遠く離れた自宅ではパートナー回線(au)に接続できますが、SMSの送受信ができないという問題があり、手元にRakuten LINK appをインストールしたアンドロイド端末があっても、SMS認証はできないので、LINK appを初期化することができません。

モバイルデータ回線にRakuten、デフォルトの音声回線にmineo (docomo)を設定した状態で、パートナー回線(au)でデータ通信可能です。

Rakuten UN-LIMIT — Part 2へと続く。