フライタイイング用バイスのメーカー、DYNA-KINGは1981年に創業した比較的新しい家族経営の企業。Made in USAの確かな品質と精度には定評があります。
美しく仕上げられた高品質なバイスを用いて毛鉤を自分で巻く楽しみや満足感は、完成した毛鉤で美しいイワナやアマゴ、ヤマメを釣り上げた時に得られる幸福感に匹敵します。
フライタイイング用バイスで最も重要なのはジョーの部分。しっかりとフックを挟んで締め付けることができなければなりません。
ロータリー式ではありませんが、360度回転します。底部に製造番号が刻まれています。
巻いている毛鉤は#14のパラシュート。
マテリアルを留めるクリップ。ネジを調整すれば軸の部分が回転しますが、滅多に回転させることがない私は、軸が回転式であることをすっかり忘れていました。
重量級のペデスタル(台座)は安定しています。支柱に取り付けてあるのはフック/ハックルゲージ。
毎年、この季節になると、ドライフライのシーズンを待ちわびながら毛鉤を巻いたり、釣道具のメンテナンスをして過ごすのが恒例となっています。スウェーデン製Myranフライボックに収納した毛鉤はすべてドライフライ。どんな条件であってもウェットは使いません。