屋根は中央で二つのパーツが繋いでありました。垂木は2×2材が中央部分で二本、重ねてありましたが、その二本共に腐朽していたので、ウェスタンレッドシダー2×4材に変更しました。横方向に垂木の上に渡してある母屋(もや)は下から3枚をSPF 1×4材に取り替えました。
屋根材はシルバーのガルバリウム波板に変更することにしました。6尺(1,818mm)の波板を7枚、ホームセンター(コメリ)で買って来て、1,100mmの長さになるように板金ばさみで切断。本来は波板専用のはさみを使用した方が切りやすいかもしれませんが、切れ味が良ければ、板金ばさみ(直線用)も使えなくはありません。
波板の必要枚数を計算するのに半時間、持ち帰った6尺の波板を現物合わせで採寸し、切断するのに半日近くも要しました。屋根の大きさを考えると、8尺の波板なら5枚で済んだのですが、お店で切断することができず、車(Suzuki Jimny)に載らないので止むなく6尺のものにしました。7枚重ねのガルバリウム波板は意外と重く、車に載せた時に助手席のエアバッグの辺りに車の査定額が下がりそうなほどの目立つ傷が付いてしまいました。車内の勲章ということにしておきます。
5枚重ねのガルバリウム波板に専用釘を打つ位置に印をしてからドリルで下穴を空けます。釘は山の部分に打つのが鉄則ですが、下穴は谷の部分の方が空けやすいので谷の部分に穴を空けてから、波板を裏返せば釘を打つ位置は山部分になります。波板を横方向に重ねる場合は、2山半ほど重ねなければならないので波板の有効寸法はその分、短くなります。
ガルバリウム波板の上に載せてあるのは簡単な図と寸法計算式を書いたMOLESKINE®のノート。材料を仕入れに出かける時はこのノートを持参します。作業場所でもいつでも参照できるよう、傍らに置いてます。
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