御山杉の端材を使って製作中の一輪挿しの欠点二点を隠すために台座を取り付けることにしました。大幅なデザイン変更になりますが、同じやるならこの変更したデザインをユニークで特徴的なものにしよう。
台座として使用するのはクリの端材。クリ以外に台座の材として桜や欅、御山杉を考えました。欅は硬過ぎて加工に難ありで、御山杉よりも木目が際立つかもしれないので却下。御山杉はちょっと勿体無い気がしました。桜は平面出しをした材がなく、これから平面出しをするとなるとちょっと面倒。それよりも平面が出ているクリの端材を使おうということになりました。
6ミリのストレートビットをトリマーに装着し、深さ7ミリの溝を台座となるクリの板に彫りました。
同じサイズの溝を一輪挿し本体の底面に彫りました。やはり杉は柔らかいので、容易に彫れますが、端部が潰れる恐れがあるので慎重に。
台座に彫った溝にウリンの端材を入れて木工接着剤で固定中。
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