
箸製作用の治具を新調することにしました。治具に使用するのはウリンの端材。ブランク加工用の治具は9.0ミリのストレートビットを装着した自作のトリマーテーブルで切削。溝の深さは8.0ミリでテーパーなし。溝の幅はビットの幅である9.0ミリ。長さはおよそ250ミリとしました。ウリンは非常に硬い材なので、ビットは3回に分けて高さを調整して少しずつ切削しました。

続いてブランクを加工して箸にするための治具を製作。初めて製作したプロトタイプの治具は、鑿で彫りながらテーパーを作りましたが、今回の治具はテーパーの作り方を変更。一枚の板を中心でカットして二枚にするまでは同じですが、今回は幅8.0ミリに加工した角材を用いてテーパーを作ります。(角材の幅がそのまま溝幅になりますが、使ってみて、幅は8.5〜9.0ミリぐらいの方が良かったと思いました。幅8.0ミリの溝に材を入れようとすると、当然ながら箸の幅は8.0ミリよりも細くなります。)

溝の底になる幅8.0ミリの角材の余分を自作のスライド丸鋸で切断。

もう一方の板を木工用接着剤で接着。

ガレージ完成直後に製作したワークベンチは長らくの間、物置台になっていましたが、先日、同居人に綺麗にしてもらったので、本来の使い方ができるようになりました。

箸の先端加工部分にストッパーを取り付けました。ストッパーとして用いた材もウリンの端材ですが、厚みが2〜3ミリと薄すぎる。
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