Kenko Antifog Liquid for Optical Lenses

PB174340

Kenkoの光学レンズ専用くもり防止剤を使ってみました。「新開発の界面活性剤で驚異のくもり止めパワーを発揮」と書いてありますが、誇大広告ではなさそうです。この時期、星を撮影する時に、レンズフィルターが曇ることがあります。このくもり防止剤をフィルターに塗布して試してみたところ、広告の通り、全く曇りません。撮影を終わり、大きな気温差がある屋外から屋内にカメラを移動させた直後も曇らなかったので、少々、驚きました。高い持続性を謳っていますが、持続性に関しては暫く使ってみないとわかりません。

くもり防止効果に関する仕組みについて、裏に説明が書いてあったので転記しておきます。成分は、界面活性剤、アルコール、水となっています。

本製品は、光学レンズのくもりを防止し、更にレンズを汚れから守る光学レンズ専用のくもり防止剤です。
レンズは、空気との温度差により空気中の水分がより冷たいレンズに結露し、水滴が付きます。その水滴の付着がくもりの原因です。そこで、レンズ表面に新開発界面活性剤の薄い膜を形成すると、レンズについた水分は表面張力が小さくなり、水滴にならず薄い水の膜を形成します。これによりくもりを防止し、クリアな視界が得られます。特に本製品の新開発界面活性剤は、レンズへの吸着力が非常に優れているため、長時間効果が持続し、驚異のくもり止めパワーを発揮します。

3 thoughts on “Kenko Antifog Liquid for Optical Lenses

  1. 筆者 様

     Good Ideaですね、この商品。私の居住している国では、冬がないのですが、低温多湿の気候となる為に、体感温度は非常に低く感じますし、確かにレンズが曇る場合があります。一度、試して見たい商品ですね。また、この国の北部は勿論、寒い地域で雪も降りますので、そこでの威力もチャンスがあれば見てみたいものです。

    Jim,

    1. 低温多湿の状況では、冬季でなくても確かにレンズが曇ることがあります。この前、F1日本グランプリ土曜は大雨でした。サーキットでは大砲のような高価なレンズを多く見かけましたが、曇っているレンズフィルターもたくさんありました。私の手元にあるレンズでも高級なレンズほど曇るような気がします。そうした高級レンズは金属鏡筒であるという共通点がありますが、結露の原因と何か関係があるかもしれません。

      1. 筆者 様

         勝手な予測ですが、金属胴体の場合、多分、材料は真鍮、アルミ等のはずで、暖かい所からさ澪所に持って行くと、胴体は面熱伝導、線熱伝導に関わらず伝導率が良いので早い時間で温度に馴染みますが、レンズの中の「空気」、これは暖めにくく冷めにくい性質ですから、この相反する条件でレンズの「外」が曇るのではなく「中」が曇る場合があるのでは?と思っています。本当に寒い所でカメラを使った事がないので本当に邪推ですが、レンズの曇りを上手く扱える方法をwebで探るのも良いかもしれませんね。

        Jim,

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