道を挟んだお向かいさんから庭に置く椅子を製作して欲しいとの依頼を受けました。詳しく話を聴くと、どうやら屋外設置の長椅子(ベンチ)を二つ希望されているようです。L字型に二脚のベンチを庭の特定場所に置きたいとの希望です。
当初、半割れの丸ログを提案しようかと思いましたが、風雨に晒される屋外設置となると、WRCでもない限り、一般的な丸ログでは耐用年数に問題があります。そこで、改築したウッドデッキにも使用した防腐桧を使ったベンチにしようということになりました。デザインはConstruct 101サイトからダウンロードした図面を参考にします。
日本語で「DIY ベンチ」で検索すると、角材を使ったものが多数ヒットします。英語で、”outdoor bench”や”garden bench”で画像検索すると、2×4材などの板を使ったベンチがヒットします。建築文化の違いがよくわかります。柱(=角材)主体の在来工法に対して、壁(=板)主体の2×4工法の違いがベンチの製作にも如実に現れているということでしょうか。