去年の秋から幾度となく淡路島を訪れていますが、今回の主な目的は義母を淡路島に連れて行くこと。義父母の自宅から新名神高速道路を経由すれば、1時間ほどで淡路島に上陸できます。昼食に訪れた農家レストラン「陽・燦燦(はる・さんさん)」は中学生校外学習の貸切で臨時休業でした。
たこせんべいの里へと向かう途中に立ち寄った活魚料理のお店、「いちじろう」がとんでもなく安くて美味しかったので紹介します。
所在地は兵庫県淡路市富島の港近く。
私は平日限定のメニューから選びました。
私が選んだ「北坂卵出し巻き定食」が特に絶品でした。卵自体が普通の卵ではない。3食に付いてくる共通の小鉢のどれもが美味しい。高くて美味しいレストランは当たり前ですが、安くて美味しい料理屋は滅多にない。料理した経営者と思われる人が我々に話しかけてきました。どこから来たのと尋ねられ、大津からと答えると、滋賀や京都の話題に移りました。いくら料理が美味しいと褒め称えても、無視する料理人。この方は本物の料理人なのでしょう。料理が美味しいのは当たり前と思っておられるに違いない。
いちじろうで食事するためだけに大津から淡路島に行く価値があると思わせるお店でした。