Porch Stairs Cancelled

ある方から玄関ポーチ前の階段を製作する依頼を受けました。blocklayer.comで製図した図面をもとに必要な材料を調達し、図面通りにカットした木材を現場に持参しました。寸法に間違いがないか確認するためです。

現場で確認した寸法は図面通りで間違いなかったのですが、依頼した方が突然、「この階段は短い!」と難癖を付けられました。私は4段の階段をお勧めしましたが、1段の高さが通常の階段よりも高くなっても良いので、3段にして欲しいとのことでした。その希望を受けて、何度も製図し直して最終的に通常よりも段差が高い3段の階段としました。踏み板の枚数を増やさない限り、階段は当然ながら短くなります。

組み方にも問題があって、「この階段は危険」とも言われました。さらにはまだ組み立てていない階段のビスの留め方に問題があり、「勢いよく階段を上がる郵便配達員が怪我をする恐れがあり、こんな危険な階段を作るあなたは無責任だ」とも。

そんなに親しくはない他人を相手にキレた記憶がない、温厚で普段は極めて冷静な私が人生で初めてキレました。難癖を付けられた翌日の早朝、ゴミ同然の小さな端材を含むすべての材料を依頼した人に返却しました。昨日、言ったことはすっかり忘れたのか、依頼した人は謝っておられ、最後までやって完成させてくださいと頼まれましたが、私は許容できないので、現場に置いてあった工具類をすべて撤収しました。信頼関係が一旦損なわれると元には戻らない。

その後、ある人から聞きました。依頼した人はアタオカなので関わらない方が良いと。確かにおかしなことを言い始めた時、この人はautism(自閉症)を患っておられるかもしれないと察知したのですが、私としたことが人生初で他人相手にキレてしまいました。私は組み立て時に間違えないように、刻んだ部材に1A、1B、1Cの符号を付けたのですが、それを見た依頼主がA1、A2、A3でなければならないと主張されました。組み立てる私がわかれば良いことです。また、説明した製作手順は忘れないようにメモしておけとも。

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