近畿地方でも本日、漸く梅雨明けが発表されました。久しぶりに見る青空ですが、果たして彗星、C/2020 F3 (NEOWISE)はまだ見えるのだろうか。
SkySafariによると、今夜20:31に西北西の空、高度30º32’の位置に見え、光度は5.8等級。肉眼では確実に見えないでしょうけれど、双眼鏡なら確認できるかもしれません。
南の空に輝度88%の月があるので、追尾撮影するとしても、露出は短めにしないと露出オーバーになります。
条件良く観察+撮影できたのは結局、7月19日のみでした。23年ぶりの肉眼彗星だっただけに残念。大彗星が肉眼で見れたのはあの日が人生最後の機会だったかもしれないと思うと無念。
今夜、持参したレンズはOLYMPUS M.60mm F2.8 Macroのみ。北の空は雲が多くて北極星が見え隠れしていたので、赤道儀の極軸はポーラーメーターを使って、簡易的に合わせました。露出10秒でも少し、流れています。あの日(7月19日)から2週間近くも経過すると、大彗星が普通の彗星になりました。近くの髪毛座にある星と比較すると、光度はおよそ5等級。
複数枚の画像ファイルをStarStaXを使って、比較明合成しようとしましたが、やはり極軸が合ってないのでスタックすると、公開できないほど流れます。
南の空に輝く月と木星、土星をiPhone 11が捉えました。
C/2020 F3 (NEOWISE) — Part 5へと進む。
C/2020 F3 (NEOWISE) — Part 3に戻る。