Mazda Miata Enthusiast’s Shop Manual

メルカリ出品7点目は1996年にデトロイト郊外のスーパーマーケット書籍売場で入手したMazda Miata(ユーノスロードスターNA6CE)の英文整備マニュアル本。(CARTUNE経由では初出品となります。)

著者のRod GraingerとPete Shoemarkは2年以上の歳月をかけて、ツーシーター・オープンカーの歴史を塗り替えたこのMazda Miata/MX5/Eunos Roadsterを分解し、再度組み立てながら、Miataの構造からチューンアップ、メンテナンス、修理手順を徹底的に且つ分かりやすく、解説しています。出版会社のVeloce Publishingは自動車に関する書籍を700冊以上、出版しているようですが、Mazda Miata/MX-5のワークショップ・マニュアルは同社のベストセラーだそうです。

以下、目次から各章のタイトルを転記しておきます。

  • CHAPTER 1: WORKING PROCEDURES & TECHNICAL SPECIFICATIONS
  • CHAPTER 2: TUNE-UP & MAINTENANCE
  • CHAPTER 3: ENGINE & CLUTCH
  • CHAPTER 4: TRANSMISSION & DRIVELINE
  • CHAPTER 5: ENGINE MANAGEMENT, FUEL, IGNITION & EXHAUST SYSTEMS
  • CHAPTER 6: COOLING, HEATING & AIR CONDITIONING SYSTEMS
  • CHAPTER 7: ELECTRICAL SYSTEM
  • CHAPTER 8: SUSPENSION & STEERING
  • CHAPTER 9: BRAKES, WHEELS & TIRES
  • CHAPTER 10: INTERIOR
  • CHAPTER 11: BODY
  • CHAPTER 12: UNDERBODY & RUSTPROOFING
  • CHAPTER 13: PERFORMANCE TUNING
  • CHAPTER 14: COSMETIC ACCESSORIES
  • CHAPTER 15: TROUBLESHOOTING, CLUBS & SPECIALISTS

こんなマニアックな書籍がスーパーマーケットで売っていたこと自体が驚きであり、自動車に関する日米の文化の違いを感じました。もしかしたら、私がこのペーパーバック、整備マニュアル本を入手したデトロイト郊外が米国でも特別な地域だったのかもしれません。当時、私はChryslerの広告代理店と業務委託契約を交わし、英語及び日本語のライターとして勤務しておりました。

デトロイト郊外という土地柄か、自動車産業に従事する人が多く、24時間営業の近所のスーパーで、このようなエンスー向けマニュアル本が売られていてもおかしくないことだったのかもしれません。

CARTUNE /メルカリ出品時は価格を送料込み¥2,000に設定しておりましたが、出版会社や著者のことを調べているうちに、中古書籍とはいえ¥2,000という価格設定は著者や出版会社にとって失礼にあたるのではないかと思い、送料込み¥3,000に変更しました。

下にリンクを張りましたAmazonでは、中古品が¥3,526 + ¥257(配送料)から¥9,240 + ¥257(配送料)で、新品が¥14,252(配送料無料)から¥16,713 + ¥4,995(配送料)で販売されています。

8月1日追記:書籍が売れましたので、リンクを削除しました。

2 thoughts on “Mazda Miata Enthusiast’s Shop Manual

  1. 筆者様

     写真からだけの感想ですが、非常に詳細内容なガイドブックですね。私が理解している感覚ですが、欧米では、基本、車は自分で「整備」するなので、この様なガイドブックは「必携」なのでしょうね、多分。若き日をEuropeで仕事をしていた私の経験では、車を所有している方々は、出来るだけ自分で部品を探し購入して、時には友人や家族の手を借りて「修理」されてましたが、やはりこの様なガイドブックは「必携」だったのだと思います。

    Jim,

    1. ヨーロッパの事情には疎いのですが、居住経験があるアメリカ、イリノイ州やミシガン州では、車の整備を自分でする人はある程度、限定されます。所有する車にも依存しますが、メンテナンスや修理、こだわりのチューンアップをユーザーが行うには、作業スペースがあるガレージが必要です。郊外の一軒家なら屋根付きガレージがあることが多々あります。日本でも居住地にもよりますが、屋根付きガレージがある住宅が増加傾向にあるとは思いますが、自動車に対する関心が低下傾向にあるので、自分で車の整備をする人は増える気配がないような気がします。

Leave a Reply to JimCancel reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.