Building A Small Deck — Part 1

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長さおよそ3mの再利用可能な2×6廃材をいただいたので、Suzuki Jimnyのルーフキャリアに載せて二回に分けて自宅まで運びました。このJimnyは納車後、9年になりますが、これまで一度もルーフキャリアを使ったことがありませんでした。頻繁にホームセンターに資材を買い出しに行くにも関わらず、TERZOのベースキャリアは飾りと化しており、洗車時に邪魔者扱いされるだけでした。なぜこれまでルーフキャリアを使わなかったかというと、ロープの確実な結び方がわからないので、使わなかったのではなく、「使えなかった」のです。

自宅敷地内に幅1.1m、長さ4mの小さなウッドデッキを製作することになり、幅85mm、長さ2mの桧の床材を少なくとも24本、ホームセンターから自宅まで運搬しなければなりません。桧KD材の市場調査をしたところ、軽トラックが無料で貸し出し可能な近くのホームセンターよりも、遠くの大型ホームセンターの方が販売価格が大幅に安いことがわかりました。しかし、京都八幡にあるその大型ホームセンターは往復すれば2時間以上もかかり、軽トラックを借りることができず、対象地域外になるので配送もしてくれません。それで、Jimnyのベースキャリアに木材を載せて自分で運搬しようということになりました。

今回の2×6加圧注入材の運搬はその練習を兼ねています。ロープの縛り方に関しては下の動画を参考にさせていただきました。

Building A Small Deck — Part 2へと続く。

5 thoughts on “Building A Small Deck — Part 1

  1. 筆者 様

     参考にされた映像の、綱の締め方は、生前の父が、軽トラに荷物を積んだりする時に使っていた方法と全く同じでした。昔の人は、荷馬車や大八車に荷物を括り付ける時に、この様な荷物の固定の為の色々な綱の締め方を使っておられたのですが、今は、運送屋さんでも、余程に年季の入った方で無いと出来ないと思います。

     わたくしが生まれ育った街は、町の直ぐ後ろは鈴鹿山系の山々を抱えており、子供の頃、この町は材木の町でもありましたので、台車に乗せた材木をキャリアに綱で(ロープ)固定して行く様は、ある意味、芸術でした。父の、軽トラや、トラックでの荷物の固定の手の動きに惚れ惚れした事を、筆者様の記事を拝見して思い出しました。

    Jim,

    1. Jim様

      私にも同じような記憶があります。ホームセンターの駐車場でホームセンターで借りた軽トラに買った木材を載せ、ロープで縛っていました。何度やってもうまく行かず、何度も何度もぐるぐるロープを巻いてもすぐに解ける始末…その私達の行動を見かねてか、初老の男性がニコニコやってきて、何も言わずほんの数分で軽トラにロープで固定してくれました。その男性は他にお二人のご婦人方と一緒でしたが、私も含め皆でその光景を羨望の眼差しで見ておりました。

      1. Keaton-San,

         お〜!、そうですか。ロープ技、手練れの初老の方、凄いですね。昔は、今の様に「簡単引越」が頼める業者さんも居られないわけで、自分で近所から大八車、リヤカーを借りて引越・・と言うのが、極、一般的だったはずで、引越の手慣れていない方が、引越荷造りをしていると、近所の職人気質の方々が自然に手伝って、荷物を纏め、その荷物が次の所まで荷崩れしない様に、縄を使った「固定」を、いとも鮮やかに施して行く・・。

         何も、引越だけに限らず、嫁入り道具のタンスの綱掛等、昔は、この良い技が自然と「伝授」されいたのだと思います(私の一人理解ですが<笑>)。多分、農業でも、米の刈り入れ時期に、刈り取った米の稲架を田圃の中に竹竿を駆使して立ち上げる技も、縄の緩み無く、且つ堅牢な締め込みが出来る「縄結びの美」がありました。祖父も父も、父の妹も、その手が自然に「結び」の技を会得している為に、あれよあれよと言う間に稲架が出来上がる・・・。子供心に、圧巻であった事は確かです。

         残念乍ら、私はその「技」が継承出来ていません。祖父や父が存命の内に習得しておくべきであったと、今、嘆いても「後の祭り」・・。この様な「技」本当は、習得しておくべきなのでしょうね。私の記憶では、筆者様がUploadなされている「ロープを使っての綱の締め込み」の方法は、確か、ボーイ・スカウトの野外訓練の一部の必須教科として存在すると、記憶しております。間違っていたならご免なさいですが・・(笑)。因みに、私は、ボーイ・スカウトの経験はありませんが、その経験がある友人が、確か、若かりし頃のキャンプ訓練で、この様な基本訓練があると話してくれた記憶があります。

        Jim,

  2. 筆者様

    先日まさにこの技術に遭遇し、結び方の名前を知りたかったのですが、アメリカンというのですね。
    つい先週、資材搬送をお願いした業者の方が2トントラックに資材を積み込んだ後、この結び方で資材を固定しており、素早く何箇所も留めてゆく技術に惚れ惚れしていました。きつく固定するためか、ロープにぶら下がるように一気にしゃがみこんで体重をかけていました。結果、資材の一部である鉄板の縁にロープが食い込み、少し変形していました。そのくらい圧力が掛かる結び方なのですね。また横方向だけでなく、斜め方向にも複数のロープを使用することで、曲がる、止まると言った車の挙動に対応するように固定していたり、ロープをかけることを考えて資材を積み上げていたりと、奥が深い技術だなと感心しました。

    習得が難しいのか、3人いた業者さんのうち一番若い方はこの結び方を使わず、ゴムチューブを使って固定を行っていました。また他の業者さんには、トラックの荷台の淵に木製の板を立てて固定し、上からビニールシートをかけて幌状にすることで荷物の落下を防いでいる方もいました。しかし、ロープを使った固定のほうがかっこいいですね。

    1. Yoshida様
      このロープで固定する技術、誰もが憧れる事なんですね!普段何気に見ていた光景ですが、実際自分でやろうとすると、こんなに出来ないものかと…自転車に乗るのと同じで、一度覚えたら忘れない技術のようですが、人数でもなく、ロープの長さでもなく、まさに神業ですね。

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