FUJIFILM XQ1

FUJIFILM XQ1

8月末に盛大な白飛びの後、とうとうレンズ制御エラーに陥り、メーカーで無償修理してもらったFUJIFILM XF1を某電気店で下取りに出し、その後継機としてFUJIFILM XQ1を購入しました。XQ1の発売日は2013年11月23日ですが、すでに生産終了しているそうです。XQ1の基本仕様と使用後の印象をまとめておきます。

先ずはカメラのデザイン。どんなにスペックが優れていてもデザインに関しては妥協したくはないので、特にコンデジの外観は機種選定時の最重要事項です。ブラックは軍艦部とボディーに異なる処理を施したフルメタルボディー。

FUJIFILM XQ1

開放F値が1.8の明るい大口径Fujinon光学式4倍のズームレンズ。6群7枚のレンズ構成。レンズはXF1と同じと思われます。TTLコントラストAFとTTL位相差AFを併用するインテリジェントハイブリッドAFは世界最速の0.06秒。12.0コマ/秒の高速連写機能を誇ります。シャッタースピード優先で流し撮りも可能。

大型2/3型1200万画素の裏面照射型X-Trans CMOS IIセンサーを搭載。センサーはローパスレス構造になっています。ローパスフィルターがなく、レンズ周辺部のボケを補正する「点像復元処理」機能があるということを知り、是非、星景写真の撮影にも使ってみたいと思っていましたが、マニュアルモードでISOを高く設定すると、シャッタースピードが極端に速くなるようで、十分な露出ができないので星景写真の撮影には適しているとは言えません。しかしながら、ISOを100に設定すれば、30秒の露光も可能なので、いつか星の撮影に挑戦してみます。

FUJIFILM XQ1

3.0型TFTカラー液晶モニターは約92万ドットと、XF1の二倍のドット数なので、撮影した画像をより精細に確認できます。

FUJIFILM XQ1

E-Fn(拡張ファンクション)ボタンは再生時にWi-Fiボタンとして機能します。iPadやiPhoneなどiOS機器にFUJIFILM Camera Applicationをインストールしておけば、カメラとWi-Fiで通信させながら、撮影した画像をより大きなディスプレイで確認したり、iOS機器に転送したりすることができます。

PC AutoSave for Windows and Macintoshをパソコンにインストールしておけばワイヤレスでカメラからパソコンに画像ファイルを自動保存させることが可能なようですが、Mac版はOSが10.6から10.8にのみ対応で、残念ながら10.9(Mavericks)や10.10(Yosemite)には対応していません。

Macに未対応といえば、RAW画像ファイルがiPhoto/Apertureで読み込めないこと。カメラ内でRAW画像ファイルの現像が可能ですが、面倒なので、私はJPEGで撮影してApertureに読み込んでいます。

FUJIFILM XQ1

カメラ本体とほぼ同時にKenkoのXQ1専用液晶保護フィルムと純正の速写レザーケースBLC-XQ1Bを入手しました。二点吊り式のショルダーストラップと収納用のクロスケースが付属します。

FUJIFILM XQ1

ケース装着時は背面のセレクターボタンが若干、操作しづらくなります。

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