Leica X1

Leica X1撮像素子は、噂通り、4/3ではなく、APS-Cサイズの有効1,220万画素CMOSセンサー採用でした。それでミラーレスですから、シグマDP1/DP2と同じような規格ということになります。オプションでホットシューにOVFを装着することができるそうです。と言うことは、標準では2.7インチ、23万ドット(E-P1と同じ解像度)の背面液晶のみになります。

レンジファインダーMシリーズを継承したクラシックなデザインですが、交換式ではないレンズの鏡筒はプラスチック製?同時に発表されたM9と比べると全体的にライカというよりレンカ(廉価)という印象を受けました。それでもドイツ製で、赤いLeicaのバッジが際立っています。

実売価格は国内では20万円前後になるとのことです。米国での発売は12月。日本では来年1月。当初、私には不要と思っていましたが、カタログをダウンロードしたらちょっと欲しくなってきました。ダウンロードしたカタログ(brochure)に以下のような記載がありました。

The Leica Elmarit 24 mm f/2.8 ASPH. is a true Leica lens with outstanding optical performance.

「ライカ・エルマリット24 mm f/2.8 ASPHは、光学性能で傑出した真のライカレンズ。」日本で製造されているライカ銘パナソニック製のレンズは真のライカレンズではないのでしょうか?ライカのカメラに興味を持つ人は、その辺りは十分にわかっているでしょうから、敢えて”true” Leica lensと言う必要はないと思います。(ドイツ人らしい!)廉価版だけれど、いつものようにパナソニック製ではなくライカ製であることを主張したいことは理解できますが。

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