本日より2014年度F1グランプリが始まります。11チームと22名のドライバー、搭載パワーユニット(エンジン)を復習しておきましょう。今年はパワーユニットの性能が結果に大きな影響を及ぼしそうです。開幕前の現時点ではMercedes-Benz PU106A Hybridを搭載するマシンが好調のようです。
Infiniti Red Bull Racing
Power Unit: Renault Sport Energy F1-2014
Sebastian Vettel (Germany)
Daniel Ricciardo (Australia)
Caterham F1 Team
Power Unit: Renault Sport Energy F1-2014
Marcus Ericsson (Sweden)
Kamui Kobayashi (Japan)
Lotus F1 Team
Power Unit: Renault Sport Energy F1-2014
Romain Grosjean (France)
Pastor Maldonado (Venezuela)
Scuderia Ferrari
Power Unit: Ferrari
Kimi Räikkönen (Finland)
Fernando Alonso (Spain)
Marussia F1 Team
Power Unit: Ferrari
Max Chilton (UK)
Jules Bianchi (France)
McLaren Mercedes
Power Unit: Mercedes-Benz PU106A Hybrid
Kevin Magnussen (Denmark)
Jenson Button (UK)
Scuderia Toro Rosso
Power Unit: Renault Sport Energy F1-2014
Jean-Eric Vergne (France)
Daniil Kvyat (Russia)
Sahara Force India F1 Team
Power Unit: Mercedes-Benz PU106A Hybrid
Sergio Perez (Mexico)
Nico Hulkenberg (Germany)
Mercedes AMG Petronas F1 Team
Power Unit: Mercedes-Benz PU106A Hybrid
Nico Rosberg (Germany)
Lewis Hamilton (UK)
Williams Martini Racing
Power Unit: Mercedes-Benz PU106A Hybrid
Felipe Massa (Brazil)
Valtteri Bottas (Finland)
Sauber F1 Team
Power Unit: Ferrari
Esteban Gutierrez (Mexico)
Adrian Sutil (Germany)
追記:P1が終了しました。ターボエンジン特有の低い音が印象として際立ちました。エンジン最大回転数が18,000 rpmから15,000 rpmへと下がり、去年までのあの甲高くて官能的なエンジン排気音がなくなり、音質が変わっただけではなく、音量も小さくなったようです。近くで観ていても耳栓不要であり、会話もできる程度であるとか。F1マシン同様に今年からターボエンジンを搭載するスーパーフォーミュラのシェイクダウンの時に音量が小さくなったことは気付いていましたが、現地観戦での楽しみの一つが消えたように思います。
パワートレインがまったく新しくなったと言うのに、なんでテスト期間が同じなんでしょう?金銭的な問題(貧乏チーム保護)なのだとしたら、それが最優先なF1ってなんだろう?と。
ちゃんとテストされずに、中途半端な状態で見せると言うのは非常に不愉快な気がします。ドライバーが力の限りチャレンジして、マシンが耐えに耐えるのがF1であって欲しいのですが。
どの世界でもそうですが、競合力の無い方を保護するようになると、全体のレベルが下がります。
F1とは特別な世界で誰もが参加できるものではない、であって欲しいのですが。
金曜P1は特に練習走行と言うよりシェイクダウンの続きを見ているようで、観戦客にとっては不満があったかもしれません。しかしP2はかなり改善されて、これなら決勝も普通に観れるかもしれないと、期待を抱かせる内容でした。(Caterhamは除いて)