iPhoneを子機として登録できるPanasonic製デジタルコードレス電話機、VE-GDW03DLを自宅の固定電話として使用するようになり、自宅敷地内でWi-Fi電波をできるだけ遠くに且つ満遍なく到達させる必要が生じたので、現在常時使用中のAirPort (AirMac) Base Station、3機の配置と設定内容を見直しました。時々、AirPlay目的で使用する初代AirMac Expressはガレージに設置していますが、それ以外の3機はすべて母屋の同じエリアにありました。
AirPort Extreme 2013のWANポートはギガ対応のLANケーブルを用いてeo光(ISP)の回線終端装置PCポートに繋ぎ、PPPoE (Point-to-Point Protocol over Ethernet) でインターネットに接続。(ルーターモードは”DHCP and NAT”)ワイヤレスのモードは”Create a wireless network”、ゲストネットワークも設定しました。(ワイヤレスオプションでは5GHzネットワークの名称を付けていません。)LANポートはギガ対応の短いLANケーブルを用いてiMacのEthernetポートと長いLANケーブルを用いて同じエリアにあるAirPort Express 2012に繋ぎました。AirPort Extreme 2013のUSBポートはハブ経由でCanon製のプリンター、MP630に接続。
木造の自宅母屋はバスルームを除いて、部屋を区切る壁がない大きなワンルーム構造となっており、二階の屋根裏部屋を含む母屋全域と隣接する木製ガレージ内は、AirPort Extreme 2013で作成したワイヤレスネットワークの通信圏内になります。従って、同じエリアに設置してあるAirPort Express 2012とキッチンに移動させたAirPort Time Capsule 2009は、屋内での通信圏を広げる目的でワイヤレスネットワークを拡張する必要はありません。特に同じエリアのすぐ近くに置いてあるAirPort Express 2012のネットワークモードで”Extend a wireless network”を選ぶと、実効スループットが低下する恐れがあります。
AirPort Extreme 2013から有線で繋いだAirPort Express 2012の用途はAirPlayです。アナログ/光オーディオジャックにMonster mini-RCAステレオオーディオケーブルを介して真空管アンプに繋いでいます。ワイヤレスのネットワークモードはOffに設定。
今回のベースステーション再配置で大幅に変更したのは、AirPort Time Capsule 2009です。これまでの主な用途は、内蔵するHDDを2台のMacBookのTime Machine用バックアップディスクとして使うことでした。AirPort Extreme 2013のすぐ隣に設置してあったにも関わらず、不用意にワイヤレスネットワークを拡張させる設定になっていました。屋外敷地、特に母屋の南側にWi-Fi通信電波が届かない状況を改善するために、このTime Capsuleを南にあるキッチンの窓際に移設しました。WANポートとLANポートにはケーブルを繋がず、AirPort Extreme 2013で作成したワイヤレスネットワークを拡張するモードに設定し、母屋の南側敷地に電波が到達するように改善しました。
ゲストネットワークを含むWi-Fi電波が敷地内のどこにいても2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドで到達するようになり、iPhoneさえ手元にあれば、固定電話にかかって来た電話を敷地内全域で受信することができるようになりました。
Time Capsuleを移設する前はこんなこともありました。キッチン窓際に移設したことは、幸いにもまだCat ISONに気付かれていません。
筆者 様
良い見直しをされましたね。私の方の構成もこれに近いですが、タイムカプセルは有りません(保っていませんので<笑>)。確かにAiroport Express 2013は強力な機能を有していますので、重宝しています。が、それでもコンクリートの壁で電波が落ちる部屋は、ACコンセント経由で(要するに、ACラインにLAN信号を載せられ、それを送受信出来る装置)を使用していますので、有線・Wi-Fi共に便利です。筆者様のお家は基本的に「木造」ですので、この見直し後のWi-Fiの電波は非常に見通し良く¥届く事と拝察致します。
所で、私が、Airport Express 2013を使用し始めて最初に困ったのが、今まで使用していたAirport Express 2011では何の問題も無買ったMac-MiniがAirport Express 2013に嫌われて(要するに、Mac-MiniからAiroport Express 2013が見えているのに繋がらない)Wi-Fiの交信が成立しない・・・。結局、最後は力業(?)でMac-Mini側のTC/IPのDHCPの値を強制的に空いているアドレスに割り当て、Wi-Fi通信が清勝になる様にして事なきを得ました。今は、何事も無かった様に交信しています。
又、他の話ですが、私の最新のMacBook Pro Retina 15 Inch Alumunumは1TBのSSD搭載ですが、このSSDにデータを詰め込んで行くと言うのは基本的に「止め」にしまして、iTunesであれ、DSDデータであれ、写真データであれ、全て外付けのUSB3.0タイプのHDD (2TB 2台)に振り分け管理する事にしています。もったいない話かも知れませんが、容量に任せて、これにデータを保持させていると、いざトラブルという時(例えば、リカバー出来ない等のWorst Case)に困るので、この方法を採用しています。今sの所、SSDは700GB程度の余裕が有るので、写真データやDSDデータの暫定的な取り込み保管には十分です。
Jim,
今回のベースステーション配置と設定の見直しにより、屋外での無線通信圏が広がりました。速度よりも電波の到達可能距離を優先させました。(5GHz帯と2.4GHz帯とを自動で選択させる方法)
去年発売されたAirMac Extremeは、Wi-Fiが従来モデルの3倍の速さということですが、有線LANの方は2009年のTime Capsuleに繋げた場合と速度が大して変わらないようです。有線接続時に何とかスピードアップさせる方法がないか、調べているのですが見つかりません。
私はまだSSDを導入しておりません。目に見えて速くなるでしょうから、SSDを一つ、導入すると、すべてのマシンに繋ぎたくなりそうで…
筆者 様
筆者様のお屋敷(大邸宅<?>)であれば、安定した電波到達距離の方が重要になるのは理解出来ますね。有線LANは確かに劇的な速度変化を示していませんね。感覚的な話で恐縮ですが、ADSLの速度が遅いとスピードアップに努力している様に思われます(あくまで、感覚的な話ですが・・・)。
SSD、いいですよ〜! なんて冗談は止しておきますが、筆者様と同じMacBook 13 Inch AluminumのHDDをSSDに置き換えた折には「ほんまかいな?!」と言う程、立ち上がり速度を実感しました(3年前位。今は、当たり前・・・人の感覚は恐ろしい・・・)。私は、余り詳しくありませんがこれも世代と、データ転送の「Bus」の仕組みで大幅に変わる様で素が、基本的には7200RPMのHDDより早いのほ確かな話です。SSDの世代によっては、載せ替えても使えない種類がある様ですので、十分に調査なさってからの絵買えて下さいませ。最近は大容量でも「お手頃価格」になっていますので、MacBookには良い機会ではないかと思いますが、iMacでの載せ替えCharangeにはご用心下さい。Originalで搭載されているHDDは特殊で(温度センサーを含んだConnectorで、3rdパーティーのケーブルを別途購入しての改造が必要だそうです。
MacBookの方は、HDDをSSDに載せ替えると、私の3年前の感想ではありませんが「ほんまかいな?!」と思う程に起動が速くなり、一人「にやけて」しまう程の効果がありますので、これはお勧めします(但し自己責任ですが・・)最近は、ハイブリッドなSSD+HDD等の類いが、Western Digital社から発売されていますので(因みに、フュージョンドライブ「一人芝居」みたいなパフォーマンスらしいです)、これだけでも、結構な速さが得られるはずです。筆者様と同じ機種の私のMacBookは、メモリーが最大で8GB、それにSSD+Storage HDD(DVD Driveを取り外して、そこにセット)状態で「お仕事Mac」現役バリバリですので、ま、Apertureを酷使しない限り、十、Internet Browser やMail等は問題なくこなせます。
参考になれば幸甚でございます。
Jim,