今年のドライバーズパレードは6時30分開始でした。ゲートで配布されていたガイドには17:30 ~ 18:45になっており、印刷校正ミスのようでした。その前のサポートレース、ポルシェ・カレラ・カップ・アジア決勝が18:00までですからオントラックのスケジュールが重なっています。(上の画像は日本代表Keita Sawaのマシン)その場で、Singapore GP公式Appを使って日曜のオントラックスケジュールを確認しました。
ドライバーズパレードの写真撮影は意外と難しいことはこれまでの経験で十分に承知しています。最も大事なことはどの場所から撮影するかです。T9のマーシャル達もドライバーに手を振ったり、我々と同じように写真撮影します。マーシャル達がどの辺りに立つのか前もって把握しておかなければなりません。T8の方を向いているので、我々はT10よりに陣取ることにしました。
我々の左にはマクラーレンのシャツを着た酔っ払った現地の若者3人組がパレードを待っていました。この子達がドライバーに叫んでくれたら、ドライバーはこっちを向いてくれるはず。だからできるだけ、この3人組に近い位置が良いということで、少し移動しました。
カメラのモード設定はシャッタースピード優先オートで、金網越しの撮影になるのでマニュアルフォーカス。シャッターは高速連写モードに設定。通常の流し撮り時の設定と何ら変わりありません。ズームレンズを望遠端にしてアスファルト路面でピントを合わせて置きピン。
予想した通り、マーシャル達はT8の方を向いている。先導はメルセデスAMG、セーフティーカー。
Mark Webberのファンがとりわけ多いシンガポールでは、マルチ21騒動の後、他のサーキットほど人気がないSebastian Vettel。今年、シンガポールで勝てば、3連勝になります。こちらを向いているのは酔っ払い3人組のおかげ。
ストリートサーキットに強いこの方(Nico Rosberg)もシンガポールでは人気があります。決勝は2番グリッドからスタート。
こちらから送った声援に応えて手まで振ってくれるオージーのMark Webber。今季限りでF1ドライバーを辞めるので、彼にとっては最後のシンガポールGPになります。
久しぶりに3番グリッドからスタートするフランス人ドライバーのRomain Grosjean。1周目でこのグッドポジションをキープできるかどうかが重要になります。
Lewis Hamilton、ストリートサーキットを得意とするチームメイトのNico Rosbergに予選では負けています。
今季限りでFerrariを追い出されるFelipe Massa。移籍先の新しいチームではNo. 1ドライバーとして活躍してもらいましょう。
スイソテルのバルコニーから観戦する人に手を挙げるFernando Alonso。この後、こちらに向いてくれました。
マクラーレンのシャツを着た酔っ払い3人組に気付いたJenson Button。
同じオーストラリア人ドライバー、Mark Webberのシートを引き継ぐようにして来季からRed Bull Racingに移籍することが決まっているオージー、Daniel Ricciardo。
予選で10位になったメキシコ人ドライバー、Esteban Gutierrez。去年、GP2で好成績を残しています。総合順位3位。
Nico Hülkenbergもスイソテルの方に手を振っています。
珍しく手を挙げる、Kimi Räikkönen。予選は腰痛が原因でQ2止まり。
SauberからMcLarenに移籍したメキシコ人ドライバー、Sergio Perez。
この辺りの新しいドライバーになると、酔っ払いの若者は声援ではなく、失礼にも”Who are you?”を連発していました。
Marussiaのもう一人のフランス人ドライバー、Jules Bianchi。
22才の若手イギリス人ドライバー、Max Chilton。
去年は最終コーナー近くのFan Standからパレードを見たので、ドライバーはすでに車から降りてガレージに向かって歩いて戻るところしか見れませんでした。今年は金網越しではありましたが、すぐ近くでパレードを満喫することができました。
この後、決勝まで1時間ほど時間があったので、木曜に宿泊したこの施設の地下にあるプールサイドカフェで夕食を取ることにしました。本来は宿泊客か会員証を持っている人しか入れないカフェです。そんなことも知らずにテーブルに付いてオーダーしました。クレジットカードで食費を支払うことを条件にOKとのことでした。注文した食事を待っていると、親しくなった宿泊部門責任者がやって来て、隣のテーブルに一人で坐っていたベトナム人女性を連れて我々のテーブルに合流しました。一人で寂しそうだから一緒に食事をしてあげてということでした。
こんにちは。写真、楽しみにしています。上から見ると誰が誰だかまったくわからん!ドライバーズパレードでした。なるほど、こんな感じでしたか。
プログラムのスケジュール、間違っていたのですね!
実は、長ーい昼寝をしてしまい、1730を過ぎてもダンナが起こしてくれず、「見損なった!」と危うくケンカになりかけ~たところ、ふとベランダに出たらちょうど始まって収拾がついた次第です。
近くで見たい、でも蒸し暑いと悩み、気温に負けた私たちには、最高の写真集で、ありがとうございます。
準備万端だったのに我々も一瞬、ドライバーズパレードを見逃したかと思いました。私も昼寝する予定でしたが、壊れたSDカードを何とか修復しようとしていて結局、ずっと睡眠不足でした。今年はT9で観れて、人の熱気による蒸し暑さがなく、心地よい風も吹いていて快適でした。
sonnyst 様
こんばんは!シンガポールではお世話になりました。ただ一言言わせてもらうと、「上から見ると…」でしたっけ??(失礼しました)来年は一緒に出待ちしましょう!
出待ちは〜無理です、ウチ、怠け者だし、誰が誰だかわかってないので、ご存知の通り。楽しそうだけど。
ドライバーパレード、ホテルのベランダから見てたのでーーーわかるわけないですよね。
筆者 様
私、ドライバーさん達は全く知りませんが、往年の車でパレードとはこれだけでも楽しくてワクワクする気がします。
Jim,
ドライバーが乗っていなくても、確かにクラシックカーのパレードを見ているだけで楽しいですね。