三井アウトレットパーク内に出店しているBREEアウトレット滋賀竜王店が6月29日に閉店になるという情報をコメントで教えていただきました。その後、同店から閉店セールの案内がありました。
店内の商品の多くが30%〜50%引きになっていましたが、そこから「レジにて更に20%OFF」ということです。ヌメ革製品は閉店までに同じ品目の在庫が増えることはあっても新たに入荷する品目は多分ないそうです。ゴールデンウィーク後半から閉店セールが始まり、店内在庫はどんどん減っているようです。
開店後、ちょうど3年で滋賀竜王店が閉店するのは関西のBREEマニアとしては残念なことです。しかし、もっと残念なことがあります。それは顧客サービスに優れ、愛想良い店員さんが多い、ニックス株式会社BREE事業部が運営する店舗がすべて撤退するということです。関西ではすでにディアモール大阪にあった梅田店が1月27日に閉店しました。関東では同じ日にBREEららぽーと横浜店とBREE自由が丘店も閉店。名古屋ラシック店もいずれは閉店になるそうです。国内に残る実店舗は京都店系列のお店のみになるそうです。
滋賀竜王店と名古屋ラシック店閉店後にBREE製品が欲しくなれば、BREE Japan株式会社が運営するオンラインサイトの商品か、Amazonに出品される並行輸入品を購入しようと思います。あるいはグアムまで買いに行くという手もあります。初めて買ったBREEのヌメ革ではない旅行鞄はタモンサンズプラザ店で購入した記憶があります。
筆者様の紹介するBREE製品の美しさに惚れ、財布をBREEのVega 1 に変更した自分にとってショッキングなニュースです。
近年の「ファストファッション」を中心とする風潮を否定する気はありませんが、BREEのような永く所有し、変化を味わうといった製品を作る会社が発展できないのは悲しいです。名古屋ラシック店に赴いたときも、若い女性向けの店舗や表面にゴテゴテとアルファベットの入った有名ブランドの店舗は人でにぎわっていましたが、BREEのブースはあまり人が多いとは言えませんでした。
実際に見て触ることができる店舗が減ってしまうのは寂しい限りですが、店舗数がその企業の価値を決めるわけではないですし、BREEの製品の生産が終わらない限り、時代に即した形で販売を続けてくれれば、ファンとしては納得するしかないのでしょう。しかし、残念でなりません。
店舗数が企業の価値を決めるわけではない、私も同感です。国内の直営Apple Storeの数は一向に増える気配はありませんが、企業や製品の価値は他のどの企業や製品の価値よりも高いと思います。ニックス株式会社系列の名古屋ラシック店に関しましてはまだ閉店になると決まったわけではないようです。いずれは…ということだそうですから、Apple Store Nagoya Sakaeと味仙（台湾料理）に行った時に立ち寄ってみたいと思います。