西側母屋側に破風板を取り付けました。破風板は5本の横垂木と棟板にステンレス製の釘で固定。
破風板は横垂木の木口を覆い隠すので、見栄えが一変します。雨水から木口を保護する役割もあります。
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西側母屋側に破風板を取り付けました。破風板は5本の横垂木と棟板にステンレス製の釘で固定。
破風板は横垂木の木口を覆い隠すので、見栄えが一変します。雨水から木口を保護する役割もあります。
西側道路側にも杉板を鎧張り。この辺りまで張り終えたところで杉材の在庫が底をつきました。
板が重なる部分を計算しなかったため、杉板が不足しました。
相決りとは2枚の板の側面をそれぞれ半分割り、噛み合わせてつなぐ方法。隙間なく板を縦張りすることができます。
西側母屋側の鎧張りが完成しました。
引き続き、垂木と梁の間の隙間にも杉板を縦張りました。
この部分は相決り。
幅105mm、厚み12mmの杉野地板を使用して西側に壁を取り付けます。まずは12mmのストレートビットを取り付けたRYOBIのトリマーを使い、深さ5mm、幅12mmの溝を切りました。
加工した杉の板を積み重ねれば鎧張り(下見張り)となります。英語ではbevel siding。
横から見るとこんな感じでしょうか。釘を強く打ち込むと板が割れるので注意が必要です。
親しくさせていただいているご近所の一級建築士兼大工さんがウッドデッキの廃材を持って来られました。再利用できそうな材木は取って置き、その他は薪サイズに切断して薪棚に保管します。生の杉材を用いて鎧張りする際は、必ず下穴を空けるべきだそうです。施工時に割れがなくても乾燥する過程で割れる可能性が高いとのことです。
溝を切らずに一部を重ねながら積み上げる方法もありますが、その場合、水平出しが難しくなるので、溝切り道具があるのなら、面倒でも溝を切った方が水平出しも容易だし、施工時間を短縮することができます。
今日は母屋側に下から4枚だけ。
西側の図面を変更しました。
南側(道路側)東側の横垂木取り付け作業を終了しました。上下に隙間がある場合はクランプで固定してからビス留めします。
これで屋根のフレームがほぼ完成しました。
横垂木の取り付け作業、木材を加工してから取り付けていることもあり、意外と時間を要します。歪んでいる木は自作のクランプで固定して矯正しながら取り付けます。2×4端材と長いボルト、ナットを使って製作したのは13年前。ワークベンチ(作業台)の天板を製作した時に長いクランプが必要になり、自作したものです。
横垂木は屋根材の下地になるのでまっすぐに取り付けておかないと、屋根材を横垂木にビス留めする時にビスがはみ出す恐れがあります。
南側(道路側)西側の横垂木取り付け作業が終わりました。
105ミリ角の集成材と90ミリ角の杉材を4等分して45ミリ角の角材に加工し、横垂木として垂木の上に直交するようにして取り付ける作業を続行します。集成材はリサイクル材なので、枘穴があり、強度的に問題なさそうな部分はそのまま使用。問題ありそうな部分は切断して継ぐか、埋木します。
母屋側東側の横垂木取り付け作業を終え、南側(道路側)西側に4本、取り付けたところで本日の作業は終了。この調子で行けば、来月のシンガポールGP観戦旅行までには屋根を葺く作業を終えることができそうです。
注文していた縦挽き用の直径165mmチップソーが届いたので試してみました。
SHINKO製電気丸ノコSCS-165Kの最大切り込み深さは55mmなので、105ミリ角の角材を縦挽きするには上下から一回ずつ55mmの最大切り込み深さで挽けば切断できるはずです。しかしながら、縦挽き専用のチップソーに交換してもモーターが非力なので、モーターの焼き付きを心配することなく快適に挽けるかというと疑問が残ります。尤も標準付属の52枚刄のチップソーと比べると、発熱したとしてもそれほど熱くはなりません。
そこで、考えました。上下から一回ずつではなく二回ずつ、合計四回に分けて挽けば良い。片側一回目の切断時は切り込み深さを30mmぐらいに設定し、二回目に最大切り込み深さの55mmに設定して切断する方法です。この方法ならモーターにかかる負荷は少なくて済み、クランプを移動するまで一気に挽くことができ、切断に要する合計時間が結局は短くなると同時にモーターが焼き付く心配もありません。
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縦挽き用としても使えるかもしれない丸鋸のチップソーを入手しました。パッケージには充電木工用と書いてありますが、充電式ではないMakita製125mmマルノコ5230で使用する予定です。使用する丸鋸に合わせて直径125mm、内径20mmのものを選びました。刃数は24Pとなっており、マルノコ5230に付属する刃の数は42なので、18も少なく、縦挽き用として使えるかもしれません。
刃数が少ないということは、切削時の抵抗が少なく、丸鋸のモーターに与える負荷も少なくなります。長さが3メートル近くある長い角材を最大切り込み深さ46mmでモーターを長時間休ませることなく、切断できるのではないかと考えました。
実際に90ミリ角の集成材を縦挽きしてみました。非力な充電式丸鋸用として販売されているだけあって、モーターにかかる負荷が少なく、ほぼ一気に3メートルの材を縦挽きすることができました。
90ミリ角の角材なので、上下から2回に分けて切断する必要があります。標準付属のチップソーで縦挽きしようとするとモーターが焼き付きそうになりますが、刃数が少ないこの替え刃ならその心配がなさそうです。105ミリ角の角材も縦挽きできるよう、直径165ミリの刃も別途、注文しました。165ミリ刃数40の方はタテ挽き用として販売されています。
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久しぶりに湖周道路を北上し、大中の湖を経由して彦根へ。
今年、初めて地元産のスイカを食べましたが、普通に美味しい程度でした。やはり、大中の湖のスイカの方が甘くて美味しい。
ランチは松原町の住宅街にあるトンカツ専門店のポルコ亭。
ちょっとわかりづらい所にあるので地図を張っておきますが、一度行ったら場所を覚えてしまうかもしれません。建物全体がトンカツ専門店として際立っているので近くまで行ったらわかります。
私が注文したのはロース並の定食。不思議と脂っこくないトンカツでした。
豚肉が苦手な同行者は特大の海老フライ3尾の定食。ご飯と豚汁はお代わりできます。
お店からは彦根城天守閣が望めます。(写真は近くにある滋賀県立彦根総合運動場陸上競技場のスイミングセンターから撮影しました。)
最終目的地のカインズホーム彦根店で杉の野地板17枚セットを二つ購入。カーポート西側の壁材として使用する予定です。
近くのホームセンターで90ミリ角3メートルの杉角材を追加購入しました。6本のうち、3本はブンブンさんのベランダ改修工事で使用する予定です。
残り3本は縦挽きで4分割してカーポートの垂木の上に載せる横桟(横垂木)として使用します。90ミリ角の杉材は実際には92ミリほどあるので、4分割すればおよそ45ミリ角の角材となります。丸鋸で縦挽きするのは手間ばかりかかりますが、45ミリ角の角材を購入するよりずっと安くなります。
試しに1本を4分割して西側の棟板と軒に最も近い部分に取り付けてみました。杉材は縦挽きしたらあらゆる方向に反りが発生したので、取り付ける時にバールを用いて矯正しながら垂木にビス留めしました。
45ミリ角3メートルの横桟は合計で60メートル(20本)分、必要になります。すべて縦挽きする予定です。
通りがかったご近所の一級建築士兼大工さんに揺れの件について相談したところ、西側一面を壁にするのなら、間柱を立てて合板を取り付ければ揺れが治まるかもしれないとのことでした。沓石周辺にコンクリートを打設してアンカーボルトを柱に固定するという案もあるそうです。西側に間柱を立てる案は検討していなかったので、実行しました。
間柱を受ける土台のような役割を果たす桟を柱Aと柱Dの間に取り付けます。90ミリ角の柱は下の方で切り欠きを入れたくないので、シンプソン金具を柱に取り付けました。金具を水平に取り付けないと、桟も水平にならないので要注意。
桟と間柱は6フィートのSPF 2×4を加工して取り付けました。
壁はまだ取り付けていないので揺れはまだ治っていません。地震の揺れに対しては、建物全体がある程度グラグラした方が揺れを吸収できるだろうから建物の倒壊を防ぐことができるかもしれないと思います。
4面に壁がある住宅よりも壁がないパーゴラやカーポートの施工難易度が高いのはこういうことではないかと実感しました。
東側半分の垂木と短い梁を一気に取り付けました。棟板接合部分も強度的に問題なさそうです。
ウッドデッキに接続させていた短い4×4材を取り外しました。この状態で柱の上の方を押したり引いたりすると構造物全体が揺れます。この揺れをどのようにして抑えるかが今後の課題になりそうです。
東側の垂木取り付け作業に着手しました。最初に取り付けた西側の垂木の一部は現物合わせで採寸しながら刻みましたが、それでも隙間がでることがあったので、東側の垂木はすべて、blocklayer.comで製図した図面通りに刻みました。
垂直方向(Plumb)に18mm、水平方向(Seat)に50mmの切り欠きを垂木に刻みます。差金をうまく使えば精確な墨線が引けます。墨線を頼りに丸鋸と手鋸を使って切断し、切り取れない部分ができれば鑿で削り落とします。
472mmピッチで垂木を取り付けると合計26本必要になりますが、ウッドデッキ床材を再利用できるのは22本。不足分は2×6の新材と廃材を加工しました。
東側のトラス組みに着手すると、パーゴラからカーポートに変貌しました。