通りがかったご近所の一級建築士兼大工さんに揺れの件について相談したところ、西側一面を壁にするのなら、間柱を立てて合板を取り付ければ揺れが治まるかもしれないとのことでした。沓石周辺にコンクリートを打設してアンカーボルトを柱に固定するという案もあるそうです。西側に間柱を立てる案は検討していなかったので、実行しました。
間柱を受ける土台のような役割を果たす桟を柱Aと柱Dの間に取り付けます。90ミリ角の柱は下の方で切り欠きを入れたくないので、シンプソン金具を柱に取り付けました。金具を水平に取り付けないと、桟も水平にならないので要注意。
桟と間柱は6フィートのSPF 2×4を加工して取り付けました。
壁はまだ取り付けていないので揺れはまだ治っていません。地震の揺れに対しては、建物全体がある程度グラグラした方が揺れを吸収できるだろうから建物の倒壊を防ぐことができるかもしれないと思います。
4面に壁がある住宅よりも壁がないパーゴラやカーポートの施工難易度が高いのはこういうことではないかと実感しました。