Wood Carport — Part 69

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南側(道路側)にガルバリウム波板を葺きます。こちらも風下から作業に着手。一枚目が肝心なので位置合わせには細心の注意を払いました。

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要領を把握したのでこちらはほぼ真っ直ぐに波板を張ることができました。

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母屋の屋根から滑り落ちた雪をカーポートの屋根北側半分で受け止めています。雪は融けると次第に母屋側に落下しますが、これは意図した通り。

ガルバリウム波板を葺く作業の危険度:5段階で5

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Wood Carport — Part 68

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長さを調整したガルバリウム波板を北側の風下から順に葺いて行きました。重ね部分は二山としました。

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使用した釘はガルバ波板専用連結傘釘。「ドブメッキだから耐久性が違う!」と書いてありますが、何年も前に製作した薪棚の屋根に使用したドブメッキの傘釘は未だ錆びていません。

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波板は5本の横垂木に5山間隔で留めました。

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野地板なしの屋根なので、波板を葺く作業では屋根上に登る必要はありません。

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波板を真っ直ぐに張るのは至難の技。最初の一枚が少しでもずれていると、葺いた波板の数だけずれた部分が拡大されます。

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小屋にもガルバリウム波板を葺きましたが、大きくずれました。その時よりもましではありますが、やはり少しずつずれているので、北側半分を全面に葺いた後にディスクグラインダーで切断して軒の部分で矯正しようと考えています。

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Wood Carport — Part 67

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当初、カーポートの屋根材はONDULINE® Classicを使用しようと計画していました。しかし、素材がアスファルトということで、母屋の屋根から落下する積雪が気になり、より滑りやすいガルバリウム鋼板でできた波板を使用するよう、計画を変更しました。ONDULINE®の専用ビスとキャップが異常に高価であるという点も計画変更の理由です。

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ガルバリウム波板は7尺のものを合計で22枚購入し、ホームセンターの軽トラを借りて自宅まで搬送しました。

7尺の波板一枚のサイズは幅632 x 長さ2,134 x 厚み0.27mm。長さを100ミリ切断し、2,034ミリとしました。初めは波板専用の鋏を使って切断しようとしましたが、20枚以上も鋏で切断するのはあまりにも非効率的であり、真っ直ぐに切断するのが困難であることもわかりました。そこで、ディスクグランダーを使用して2枚重ねて切断することにしました。

金属製の波板を扱う際は革製手袋必須です。私はこれまでに幾度となく指に擦り傷を負った経験があります。布製手袋を着用していたホームセンターの店員さんも車にガルバリウム波板を載せる際に指を怪我されました。

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Wood Carport — Part 66

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昨日に引き続き、今日は東側の柱2本の束石を東に40〜50ミリほど移動させ、柱の垂直と桁の水平を確認しました。毎度のことですが、慣れた頃に手際が良くなり、束石の移動作業は半日で終了しました。これですべての束石を東に移動させたことになり、7本の柱はすべてほぼ垂直になり、台風21号による被害を受けた前の状態に戻りました。

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Wood Carport — Part 65

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7本の柱のうち、西側3本は束石を移動させることにより、台風被害の前の状態に戻しました。今日は中央の柱2本の束石を移動させます。ビスとボルトを緩めて取り外し、掛矢で叩いて垂直を出すと、40〜50ミリほど建物上部が東に移動していたことがわかります。

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ジャッキアップして仮の柱を立てて、束石を取り外し、モルタルを敷く作業からやり直しました。

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こちらは道路側の修正後。束石が若干、東寄りになりましたが安定性には特に問題はないと思います。

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高さはアスファルトシングルで調整しました。

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Wood Carport — Part 64

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台風21号により被害を受けた建築中の木製カーポートの修復作業を続けます。強風で押されて「く」の字形に歪んだ壁を元通りに直し、同時に束石を設置し直しました。持ち上がるようにして移動した西側中央の束石はこれまでの高さ240ミリのものから300ミリのものに変更しました。

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水平を出すためにアスファルトシングルを柱底部と束石上部の間に挟んで調整しました。

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下水枡と干渉した柱Aは束石の端っこに載っている状態で羽子板との間に隙間ができたので板を挟んで隙間をなくしてからビスとボルトで固定する予定です。さらにホールダウン金物による補強も考えています。

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Wood Carport — Part 63

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間柱下の馬2脚を取り外した状態で中央の柱を押してみたら、容易に動かすことができたので、「く」の字形を修正しました。

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後は束石を柱の下に戻せば修正完了かと、甘く考えていました。水準器で調べてみると、カーポート上の方が全体的に東に動いていることがわかりました。

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羽子板のビスとボルトを取り外して、かけやで柱の下を叩いて垂直を確認すると40ミリほど東に動いている。建物の上の方を叩いて元に戻すより、基礎である束石を動いた方向に移動させた方が容易です。壁と間柱がない西側以外の柱4本は束石移動時に一時的に別の柱が必要になります。

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建物上の方がそんなに東に移動したいのであれば、下の方も追従して移動させるという考え方です。但し、一本目に立てた柱Aは東に移動させると、束石が下水配管と枡に干渉しそうです。

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Wood Carport — Part 62

Part 61を公開したのが9月11日ですから、2ヶ月ぶりの作業再開となります。この間にF1シンガポールGPとマレーシアGP連続観戦、ブンブンさんのベランダ改修工事、台風21号接近による被災などがあり、カーポート建築作業はずっと中断したままになっていました。このままでは本当にパーゴラ状態です。

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台風21号による被害は西側束石3つが持ち上がるようにして移動しただけではなく、西側中央の柱が「く」の字形に押されて壁全体が歪みました。強風による構造物被害は重さや大きさには関係なく発生することを如実に示しています。被害の程度は構造物が立っている向きと形状によるところが大きく、壁を取り付けていなければこのような大きな被害はなかったであろうと思われます。

間柱の真下に自動車整備時に使用している馬を2脚懸けて、中央の柱をかけやで叩いてみました。上の方は修正できましたが、下の方は「く」の字形のまま。馬を懸ける位置が間違っている。この後、コーナー部分の束石を取り外しました。その時点で日暮れとなったので、作業を中断しました。次回は束石を取り外したコーナー部分の柱2本の下に木材を敷き、馬2脚を取り外して、宙に浮いた状態の中央の柱の下の方をかけやで叩いてみようと考えています。「く」の字形を修正できれば、中央の柱下に新しい羽子板付き束石を設置します。

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Wood Carport — Part 60

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シンガポールGP観戦旅行出発前に屋根材を葺くことができそうにないので、未塗装だった横垂木を塗装することにしました。使用した塗料はキシラデコールのビニー。

留守中に台風がやって来る可能性が高いので、屋根材を葺く作業は来月になりそうです。

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Wood Carport — Part 58

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東側の梁と垂木の間にも杉板を張り、WRCのリサイクル材を破風板として取り付けました。

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野地板用として販売されている杉板はホームセンターによってサイズがまちまちなので、今回購入した幅180mmのものは、幅105mmになるように縦挽きしてからトリマーで溝を切りました。縦張りなので、相決りします。

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Wood Carport — Part 57

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西側壁鎧張りのコーナー部分に少し厚めの杉板を取り付けました。杉板は再利用しているのでこの部分だけ塗装済みになっています。

シンガポールGP観戦旅行出発までに屋根を葺く予定でしたが、間に合いそうにありません。9月19日に帰国してから屋根材を発注したら、商品が届く頃にはマレーシアGP観戦旅行中になりそうなので、屋根葺き作業は10月に持ち越しになりそうです。

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Wood Carport — Part 56

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西側道路側の壁がほぼ完成しました。壁材には同じサイズ(厚み12mm、幅105mm)の杉板を使用しましたが、左右で大きくずれているのは板幅が異なっていたことが原因です。別のホームセンターで購入したら、幅が110mm近くあるものも含まれていました。

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東側の垂木と梁の間にあるスペースも杉板を張ることにしました。

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Wood Carport — Part 55

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西側道路側の鎧張り(下見張り)を完了しました。

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続いて垂木と梁の間のスペースにも杉板を相決り。

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西側の壁がほぼ完成し、南北方向の揺れがかなり少なくなりました。

鎧張り作業の難易度:5段階で3

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