GUTTER NET (AP160427)

GUTTER NET (AP160427)

母屋北側の軒樋にも「雨どいネット」を取り付けました。ネット取付用クリップは正方向。

GUTTER NET (AP160427)

通りに面する南側よりも北側の方が、ガルバリウム製軒樋(HACO H6)の取り付けがより丁寧です。上の短い軒樋は、屋根裏部屋の屋根に降る雨水も合流して落ちて来るので、樋の体積当たりの排水流量は長い方と比べて3倍以上になります。二連梯子が使えないので、ネットはすぐ下にある小屋の屋根に腰掛けて取り付けました。

作業の難易度:5段階で2

GUTTER NET (AP160427)

HACO H6 (Metal Gutter)

ガルバリウムの軒樋(HACO H6)に取り付けた「雨どいネット」を樋の幅に合わせて余分をカットしました。ネットの取付用クリップも長過ぎたので切断し、取り付け方向を逆にしました。

GUTTER NET (AP160427)

自宅周辺には広葉落葉樹が多くあり、秋になると落ち葉が大量に降ってきます。屋根を葺き替える前は、劣化したアスファルトシングルの粒が雨樋に溜り、その上に落ち葉が滞留すると、良質な腐葉土となり、樋に雑草が生えることもありました。「雨どいネット」が機能してくれるかどうか、落ち葉の季節にレポートします。

作業の難易度:5段階で2

Log Home Reroofing — Day 15 (Metal Gutter Installed)

Log Home Reroofing

午後に戻って来た板金屋さんは4名。2名ずつが2チームに分かれ、片方が改造済み北側バルコニーのガルバリウム鋼板葺きと北側の雨樋の設置。もう片方のチームが南側雨樋の設置。北側バルコニーは傾斜がほとんどないので水はけがよくありません。下に見えるのは私が修復した小屋の屋根。

HACO H6

北側鼻隠しの角材の一部に未塗装の部分がありました。(この部分は工事完了後に自分で塗装する予定。)取り付けられる雨樋は株式会社タニタハウジングウェアのガルバリウム雨といHACO H6号のシルバー。箱形の軒樋は吊り下げ式のようです。

GUTTER NET (AP160427)

縦樋は丸形。

HACO H6

丸形の縦樋を固定する金具はT字デンデンと言うそうです。サイズは4種類あるようです。

HACO H6 (Metal Gutter)

スッキリした丸形の縦樋、丸ログにもよく似合っています。

HACO H6 (Metal Gutter)

箱形軒樋の水止、これ以上シンプルなデザインはないと思わせるほどスッキリしています。

HACO H6 (Metal Gutter)

樋を固定する吊金具は下から見えないようになっています。黒いプラスチック製フックのようなものは、後ほど紹介するAstro Products製の「雨どいネット」を固定する取付用クリップ。

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足場が撤去されたにも関わらず、40度勾配の屋根を命綱なしで駆け上がり、煙突を固定する針金を元通りに戻す板金屋さん。

GUTTER NET (AP160427)

これが雨樋に落ち葉が溜らないようにするための雨どいネット。6メートルで¥460でした。板金屋さんに注文すると、1メートルで¥1,000ぐらいするそうです。

GUTTER NET (AP160427)

南側バルコニーから見た様子。雨どいネット取付用クリップは逆方向に取り付けて、余った部分を切断すれば、フックの部分を隠すことができるかもしれません。

HACO H6 (Metal Gutter)

下から見ると、ネットがはみ出ています。ネットの上やこの辺りの隙間に落ち葉が溜ると、軒樋が機能しなくなる恐れがあるので、様子を見ながら、落ち葉がネットの上に溜るようであれば、はみ出た部分をカットします。軒樋の幅は113mm、深さ67mmに対し、ネットの幅は約160mm。

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軒樋は縦樋がある左が少し下げてあり、雨水が流れやすくなっています。(施主が水準器を用いてチェック済み。)以前は塩ビ製の雨樋が取り付けてありました。破風板と干渉しないよう、軒樋は破風板の内側で止水となっていました。現在は破風板を直角に切断してあり、軒樋が干渉しないので、樋は長めになっています。

HACO H6

北側は雨どいネットをまだ取り付けていません。

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縦樋用パーツの一部を除き、雨樋の取付作業が終わり、母屋の屋根葺き替え工事が漸く完了しました。入居した13年前の状態よりも、建物が新しくなったような感じがします。