Penn Reel 716Z Spinfisher

メルカリ出品9点目として釣具を初出品します。初出品する釣具はクラシックな米国製スピニングリール、PENN 716Z(替えスプール付き)に決定。PENN REELSのインスプール型Zシリーズの中では最軽量のモデルです。

実はこのスピニングリール、いつどのようにして入手したのか、記憶が定かではありません。付属する替えスプールの箱の状態から察すると、20年以上前のことは確かですが、実地で使用した痕跡がなく、またその記憶もありません。

私がブラックバスを対象魚としたルアーフィッシングを始めたのは、湘南からやって来た同僚に誘われたのがきっかけで、1990年〜1991年頃のことです。高校生の頃にアメリカ南部に留学していたというその同僚は、現地で覚えたルアーフィッシングの面白さを毎日のように語ってくれました。

私の実家があった大津市は琵琶湖南部に位置する滋賀県の県庁所在地ですが、当時、琵琶湖はすでにバスフィッシングの聖地になりつつありました。同僚は大阪にやって来る前、国内では芦ノ湖でルアーフィッシングをしていたようで、私の実家が大津市にあることを知った彼は、是非とも私をバスフィッシングの世界に誘い入れようとしたに違いないと思います。

同僚に同行してもらい、釣具店でSHIMANOのスピニングリールとSPEED STICKブランドのスピニングロッド、それにRAPALAのルアーなど、ルアーフィッシングに必要な釣具一式を買い求めました。

その後、スピニングリールからベイトキャスティング用リールに持ち替えてロッドも、トップウォーター専用のものに変更し、マニアックなペンシルベイトの世界にどっぷりと浸かることになります。

話は戻り、このPENNのスピニングリールですが、実地で使用した記憶が定かではないので、入手したのはコレクション目的だったのではないかと思います。恐らく、1996年〜1997年の在米時にリアルフリーマーケットで買ったのではないかと考えます。当時はすでにフライフィッシングに移行していたので、使用する目的ではなかったはずです。

716Zの主な仕様を下にまとめておきます。

  • ステンレススティール製ベール
  • スプール上部のノブを回転して調整するドラグシステム
  • スプールの着脱はプッシュボタン式
  • 逆回転防止レバー
  • 折りたたみ式ハンドル
  • メインギア、ピニオンギア共に高級グレードの金属製
  • ステンレススティール製ボールベアリング1個
  • ステンレススティール製メインシャフト
  • ステンレススティール、クロムメッキ製ラインローラー
  • 機械加工アルミニウム製陽極酸化処理したスプール
  • 鋳造アルミニウムのハウジング、ローターカップ、サイドプレート
  • ギア比:5.1-1
  • 重量:8 1/2 oz.
  • スプール径:1 9/16″
  • ライン容量:2#/325 yds, 4#/225 yds, 6#/150yds

6月25日追記:メルカリで売れましたので、リンクを削除しました。

Eunos Roadster V Special Tonneau

メルカリ出品8点目(CARTUNE経由2点目)はEunos Roadster V Special付属パーツであるトノーカバー。廃車時はデタッチャブル・ハードトップを取り付けていたので、オープン時に使うトノーカバーはガレージの屋根裏収納スペースに保管したままになっていました。

オープン走行時に実際にこのトノーカバーを装着したのは最初の数回だけだったと記憶しています。当時はEunos Roadsterをメインカーとして使用しており、オープンにする際も面倒なので、このトノーカバーはトランクの中にしまったままでした。もし手元に今、セカンドカーとしてのロードスターがあれば、オープン走行時はトノーカバーを取り付けるでしょう。オープンカーとしての格好良さが引き立ちます。

廃車後は屋内保管のためか、経年劣化はほとんどなく、縫製のほつれや金具の錆もありません。30年近くの歳月を経ているにも関わらず、状態は極めて良いと思います。

ロードスターの幌(ソフトトップ)は、私が所有した初期モデルのNAと2世代目のNBとでは基本的な形状が同じなのですが、NA用のトノーカバーはそのままではNBで使用できないそうです。NAとNBの幌で大きく異なるのはリアスクリーンの材質であり、NAが塩化ビニール製であるのに対し、NBはガラス製となっています。

Mazdaは2017年12月13日、NAロードスターレストアサービスの事業を開始しました。「長く愛されてきたクルマを愛でる文化を育てたい」という、日本の自動車メーカーとしては異例なスタンスに立つプロジェクトです。旧車はさっさと廃車して新車を買ってという考え方とは違う、ある意味、Mazdaらしい取り組みだと思います。

広島本社工場で実施される、受入検査から分解、塗装、組立、完成検査までのレストア作業には通常約2ヶ月を要するそうです。作業が完了すると、TÜV Rheinland(テュフラインランド)ジャパンによる世界初のクラシックカーガレージ認証査証が贈呈されるそうです。費用はフルレストアで税込485万円から、基本メニューのみでも税込250万円からですから、NDの新車を購入した方が安くなるかもしれませんが、NAにこだわりがある人はそもそもND不要です。

復刻パーツのみの販売も始まっています。上の復刻ソフトトップは税込162,000円、イタリア製リアスクリーンのみで54,000円。発売当時のドイツ製ビニール生地が入手不可となり、同様の風合いの生地をアメリカから取り寄せたそうです。

2019年4月18日更新の復刻パーツリスト(PDF)を調べましたが、トノーカバーはリストに未掲載です。

7月11日追記:値下げ要請に応えたら売れましたので、リンクを削除しました。

Mazda Miata Enthusiast’s Shop Manual

メルカリ出品7点目は1996年にデトロイト郊外のスーパーマーケット書籍売場で入手したMazda Miata(ユーノスロードスターNA6CE)の英文整備マニュアル本。(CARTUNE経由では初出品となります。)

著者のRod GraingerとPete Shoemarkは2年以上の歳月をかけて、ツーシーター・オープンカーの歴史を塗り替えたこのMazda Miata/MX5/Eunos Roadsterを分解し、再度組み立てながら、Miataの構造からチューンアップ、メンテナンス、修理手順を徹底的に且つ分かりやすく、解説しています。出版会社のVeloce Publishingは自動車に関する書籍を700冊以上、出版しているようですが、Mazda Miata/MX-5のワークショップ・マニュアルは同社のベストセラーだそうです。

以下、目次から各章のタイトルを転記しておきます。

  • CHAPTER 1: WORKING PROCEDURES & TECHNICAL SPECIFICATIONS
  • CHAPTER 2: TUNE-UP & MAINTENANCE
  • CHAPTER 3: ENGINE & CLUTCH
  • CHAPTER 4: TRANSMISSION & DRIVELINE
  • CHAPTER 5: ENGINE MANAGEMENT, FUEL, IGNITION & EXHAUST SYSTEMS
  • CHAPTER 6: COOLING, HEATING & AIR CONDITIONING SYSTEMS
  • CHAPTER 7: ELECTRICAL SYSTEM
  • CHAPTER 8: SUSPENSION & STEERING
  • CHAPTER 9: BRAKES, WHEELS & TIRES
  • CHAPTER 10: INTERIOR
  • CHAPTER 11: BODY
  • CHAPTER 12: UNDERBODY & RUSTPROOFING
  • CHAPTER 13: PERFORMANCE TUNING
  • CHAPTER 14: COSMETIC ACCESSORIES
  • CHAPTER 15: TROUBLESHOOTING, CLUBS & SPECIALISTS

こんなマニアックな書籍がスーパーマーケットで売っていたこと自体が驚きであり、自動車に関する日米の文化の違いを感じました。もしかしたら、私がこのペーパーバック、整備マニュアル本を入手したデトロイト郊外が米国でも特別な地域だったのかもしれません。当時、私はChryslerの広告代理店と業務委託契約を交わし、英語及び日本語のライターとして勤務しておりました。

デトロイト郊外という土地柄か、自動車産業に従事する人が多く、24時間営業の近所のスーパーで、このようなエンスー向けマニュアル本が売られていてもおかしくないことだったのかもしれません。

CARTUNE /メルカリ出品時は価格を送料込み¥2,000に設定しておりましたが、出版会社や著者のことを調べているうちに、中古書籍とはいえ¥2,000という価格設定は著者や出版会社にとって失礼にあたるのではないかと思い、送料込み¥3,000に変更しました。

下にリンクを張りましたAmazonでは、中古品が¥3,526 + ¥257(配送料)から¥9,240 + ¥257(配送料)で、新品が¥14,252(配送料無料)から¥16,713 + ¥4,995(配送料)で販売されています。

8月1日追記:書籍が売れましたので、リンクを削除しました。

Eunos Roadster Luggage Rack

メルカリ出品6点目はEunos Roadsterに一時的に取り付けていたトランクキャリア。今となっては入手困難な希少品です。

キャリアを取り付けていた車両自体は、2006年3月にSuzuki Jimny JB23W購入時に、残念なことに廃車となりました。後になってナンバープレートを外して手元に置いておけば良かったと思いました。価値ゼロ円で引き取られたので、尚更、惜しいことをしました。

外見は綺麗な車でしたが、パワーウィンドーが壊れ、スピードメーターもおかしくなっていたので、多額の修理費用が必要でした。

Suzukiディーラーに向かうラストラン時の総走行距離は161,318kmでした。20万キロを目標に乗り続けようと計画していましたが、当時はすでにMazda RX-8がガレージに鎮座しており、Eunos Roadsterは可哀想なことに所定の露天駐車位置は合併浄化槽の上でした。

キャリアを使っていたのは納車後、3、4年が経過した90年代中頃でした。純正オプションなので、Roadsterの公式ロゴがありますが、私にとってこの車はMazda Miataです。1989年5月にアメリカで先行発売され、日本国内の発売は9月。89年〜90年にかけてイリノイ州シカゴ郊外にいた私は、「1万ドル台で買える2シーター、オープンスポーツカー」のキャッチコピーを前面に売り出したテレビCMを鮮明に覚えています。

帰国してしばらくしてこの車を購入し、キャリアをトランクに取り付けて、防水バッグを載せ、キャンプに出かけたものです。当時は豊中に住んでおり、週末になると決まって大津の実家に戻り、琵琶湖でバス釣り三昧でした。

トランクに取り付ける金具とビスが行方不明です。このようなクラシックなキャリアを入手される方なら金具は自分で用意したり、別のパーツを流用するなど、工夫されるだろうと思います。

6月23日追記:メルカリでトランクキャリアが売れましたので、リンクを削除しました。

TERZO Rooftop Bag and Net

メルカリ出品5点目は、TERZOの簡易防水バッグとネット。1963年製Austin Mini Countrymanは写真撮影のためにお借りしました。出品直後から複数の「いいね」をいただきましたが、「いいね」と思われているのは出品した商品ではなく、付属することはない車の方かもしれません。

クラシックなAustin Mini専用キャリアはルーフトップのかなり前の方に取り付けておられますが、木製の窓枠に取り付け金具が干渉するためだそうです。

現在の居住地に引っ越してからは一度も使用した記憶がないので、かなり古いものですが、ガレージの屋根裏で保管していたのが良かったのか、経年劣化や加水分解はほとんどなく、まだまだ使えそうです。

このバッグにキャンプ道具を積み込んで、九頭竜川支流の上流に何度かイワナを釣りに行きました。帰路の途中に激しい雨が降ったこともありましたが、バッグの中に入れたキャンプ道具が濡れることはなかったです。

6月11日追記:値下げ依頼に応じたら売れましたので、発送いたしました。

Mercedes-Benz Original Aluminum Suitcase — Part 2

メルカリで購入したメルセデス・ベンツ・オリジナル・アルミスーツケース(32L)をahiruさんが見に来られました。BREEのヌメ革バッグにMacBook、iPhoneなどのApple製品、A&Fで販売されているアウトドアグッズ、日本野鳥の会オリジナルのバードウォッチング長靴など、我々と趣向が似ているahiruさんは、以前からRIMOWAのアルミスーツケースに関心があったとか。

多くても年に数回程度しか旅行しない我々にとって、機内持ち込みサイズでも国内定価が10万円を超えるRIMOWAのアルミスーツケースは欲しくても高嶺の花。かといって商標権を侵害する物品を知った上で購入するのは違法行為となるため、バッタもんを購入するわけには行きません。(自分で使用する目的であれば、商標権を侵害することにはならないので違法ではありません。)

ahiruさんが帰宅された後に、メルカリAppを見ていると、私が購入したメルセデス・ベンツ・オリジナル・アルミスーツケース(32L)と同じスーツケースの中古品が出品されているのに気付きました。しかも、出品されたのも同じ人でした。一度、飛行機に搭乗された際に預けられたので、小さな擦り傷があり、私が未使用の新品を購入した価格より5千円、安く販売されていました。新品未使用でも他の出品者と比べて安く販売されており、今回の中古品はさらに値引きされていて、擦り傷さえ気にしないのであれば、お買い得です。

Mercedes-Benz Original Aluminum Suitcase — Part 3へと続く。
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Mercedes-Benz Original Aluminum Suitcase — Part 1

メルカリで購入した新品未使用のメルセデス・ベンツ、オリジナル アルミスーツケースが宅急便で届きました。

このスーツケースは去年1月〜6月までの期間にメルセデスベンツ(全車種)を契約した人に成約記念として無償で贈られたものだそうです。元箱を廃棄されたのか、新たに入手されたと思われる梱包箱に丁寧に梱包されていました。

新しいものに興味津々のCat ISON、スーツケースの側から離れません。

4輪のマルチホイールシステムにTSAロック、特徴的なリブで強度を増すアルミ製のスーツケースと言えば、Rimowaのスーツケースを連想しますが、当製品はあくまでもメルセデス・ベンツのオリジナル製品とのことです。

サイズはW395 x H530 x D225mm、重量4.2kg、容量32Lで、多くの航空会社で機内に持ち込むことができるサイズです。我々がよく利用するAirAsiaの場合、機内持ち込み手荷物(大)は「ハンドル、キャスター、サイドポケット等を合わせて56 x 36 x 23cmを超えないもの」になっています。高さと奥行きは規定寸法内ですが、幅が35ミリ、超過しています。また、「最大合計7kg、二つまで持ち込み可能」と定められており、スーツケース自体の重量が4.2kgなので、中に入れるものの重量は2.8kgまでになります。これまで、AirAsiaのカウンターや搭乗口で機内持ち込み手荷物の重量とサイズをチェックされた記憶はありません。

360º回転する、ポリアミド、熱可塑性エラストマー製キャスターにもメルセデス・ベンツのマークがあります。

全体的なデザインがRimowa Topas 32Lと似ていますが、OEMではないようです。

取扱説明書にはMADE IN CHINA、非売品と書かれてあるので、残念ながらRIMOWA製ではありません。RIMOWAの工場はドイツ、カナダ、チェコ、ブラジルにしかないそうです。”RIMOWA”の名が刻まれている中国製のパッチもんではなく、正真正銘のメルセデスベンツ非売品なので、却って安心できます。

9月のシンガポールGP観戦旅行までに、このスーツケースを携えて何処かに行きたくなりました。

Mercedes-Benz Original Aluminum Suitcase — Part 2へと続く。

Tsuchiya Kaban — Photographer’s Walkabout Bag on Sale

カメラ雑誌とのコラボレーションで生まれた土屋鞄製造所の「カメラ散歩バッグ」を4点目としてメルカリに出品しました。

土屋鞄製造所京都店がオープンした翌年の2009年1月に購入しました。その後、愛用するカメラをOlympusからNikonに変更してから、Barbour TarrasやDOMKE F-6をカメラバッグとして使用するようになり、結局「カメラ散歩バッグ」は数回しか出番がなくなりました。使用せずにずっと保管していたら、いつの間にか、一枚革のフラップを開けたコットンジュートキャンバスの生地に目立つシミがあるのが見つかりました。

シミが付いた状態では出品しにくいので、米国ブランドのシミ落とし洗剤、ザウトを用いてシミの除去を試みたら、目立たなくなりました。

これなら価格を相場から大幅に下げることなく、出品できそうなので、満を持してメルカリ出品となりました。

5月22日追記: ご購入いただきましたので、発送しました。

ZERO HALLIBURTON S3-SI Silver Attache

今から十数年前にシンガポールで購入したゼロハリのアルミ製スリムアタッシュケースをメルカリに出品しました。メルカリでの出品は3点目となります。

車通勤していた頃に主に書類や書籍を入れて携帯していました。MacBookも入れていたかもしれません。その後、BREEのヌメ革バッグを使うようになってから、活躍の場がなくなりました。

壊しても容易には開かないという頑丈なダイヤル式ロックが特徴です。他人や家族に見られたくないものも、こっそりと収納しておくこともできなくはありません。

一晩ぐらいの出張なら着替えも収納できます。A3サイズの書類を折らなくても入る大きさなので、満員電車で通勤する人には向かないかもしれません。

私もその一人ですが、ゼロハリのアタッシュケースに憧れていて、いつかは所有したいと若い頃、ずっと思っていました。

5月13日追記:アタッシュケースが売れましたので、買っていただいた方に宅急便で匿名配送しました。サイズは宅急便100サイズで出品者負担の配送料は¥1,000でした。

Mazda RX-8 Fuel Lid (Aluminum)

Mazda RX-8の純正オプションパーツであるアルミ製フューエルリッド(給油口の蓋)をメルカリに出品しました。

メルカリでの出品は2点目となります。RX-8売却時に車から取り外してガレージのロフト収納スペースに保管してあったものです。

記念に残しておこうとしたのですが、物は使って初めてその存在意義があるので、欲しい人に使ってもらおうと考えました。この純正パーツ、車に取り付けると、助手席側から見た外観が一変します。

5月1日追記:RX-8を所有されていると思われる方に買っていただきましたので、発送しました。

MAZDASPEED Shift Knob (QA2D 17 520 20)

MERCARI初出品はMAZDASPEED製5MTカーボンファイバー調シフトノブに決め、現在出品中です。このシフトノブは1990年製Eunos Roadster V-Special (NA6CE)で一時的に使用しておりました。

実はこのシフトノブ、ガレージの棚に埃まみれになって飾ってありました。MERCARIで6,000〜12,000円ぐらいで販売されており、オークションサイトではさらに高額で取り引きされていることを知り、出品してみようということになりました。

MERCARIはネット上のフリーマーケットであり、販売価格の10%を手数料としてMERCARIに支払えば、誰でも簡単に不要になったものを売却することができます。オークションではないので、価格は出品者が決めることができます。売れなければ手数料は発生しないので、気軽に出品できるところが良いと思います。

5月1日追記:

MAZDASPEEDブランドのシフトノブが売れましたので、シュリンクラップした「宅急便コンパクト」で発送しました。