"Garage Life"

Garage Wall Storage

ちょっと気を抜くといつの間にか物置と化するガレージ内を整理しました。壁面に設けた工具収納場所のレイアウトを一部、変更。

Garage Wall Storage

上の画像は2007年秋の様子。スタッド(間柱)の間に床用の硬いパーティクルボードをはめ込んであります。ドリルで空けた穴に挿した木製ダボをフックにしています。最初はこんな風に等間隔で穴を空けて行きましたが、実際に使用する穴はごく僅かなので、途中から必要なところのみに穴を空けてダボを挿すようにしました。

Garage Wall Storage

5年も経てば収納する工具も徐々に増え、現在はパーティクルボード4枚分に工具が吊るしてあります。ツールチェストに収納した場合よりも壁面収納の方が、必要とする工具を素早く取り出すことができます。マグネット式のホルダーも便利なので3カ所に使用しています。

3 thoughts on “"Garage Life"

  1. 筆者 様

     素晴らしい!眺めですね!これだけしっかりと分類してあると「一目」で工具の有り無しが分かりますね。昔(随分、昔です。Setup Engineerの前の時代)には、機械加工Engineerでしたので、工具台と呼ばれる台車に工具の置き場所をしっかりと細書きマジックで形取り、その位置に工具が無ければ一目で分かる様にしていました。これは、Setup Engineer になってからも同じで密度の高いウレタンフォームに工具を配置し油性マジックで型取りそれをくり抜き、そこにすっぽり工具が入ってお互いが輸送途中(現場美で描ける折)に工具同士が当たらない様にしていました。勿論、工具は使用後「油紙」にくるんで保管が「鉄則」で後輩のエンジニア達もこれに習ってくれました。工具は確かにいつかは壊れます。主語の整備を丹念にする事で工具先端の欠け、曲がり、割れ等が細かく確認出来ますので工具の「へたり」の「事前管理」が出来、工具破損による事故(機械にも自分自身にも)の未然防止の役に立ちます。勿論、ドリルなどは先端の研削、また、特殊形状のドリルを研削により手作りするのも「技能」の内です。特に、薄板に綺麗に出来るだけ「バリ」を押さえて穴を空けるためには「蝋燭チップ」形状という特殊なグラインディング技術が必要です。私は、若い頃から切削用の「バイト(切削・旋削刃物)のグラインディングが得意で、今は機会も少ないですが、たまに(多分、年に一度程度?)グラインダーでドリル先端の切れ刃の再研(再研削)を実演する事があります(笑)。

     この様な工具は、その用途に応じて使う事が、当たり前の話ですが「基本」ですが、その工具に「細工」を施し特殊な使い方を単純ですが特殊用途に応用するのもEngineerの技能です。

     私の目の前に久々に、一連の工具の壮観な写真をお見せ頂き、若き日のEngineer業務に対し工具へのいとおしさを感じた頃を思い出させて頂きました。ありがとうございます。

    Jim,

    P.S>蛇足的な話で恐縮ですが、工具を掛けておられるパネルを黒にすると、意外に工具がはっきり見えます。余計な話で済みません。

    Jim 再拝

    1. この木製ガレージがほぼ完成したのが2004年の夏です。ちょっと厄介な事情があってガレージ製作に関する詳細はブログで公開していなかったのですが、「物置小屋」ということなら問題はないのでこれから少しずつ、過去を振り返りながら「小屋」の製作過程やワークベンチ、壁面収納、電線の配線など書いて行こうかと考えています。

      工具の壁面収納は限られたスペースを有効利用でき、工具の紛失を防ぎ、すぐに必要な工具を取り出せるので本当に便利なものだと思います。木製ダボをフックにするアイデアは車の工具屋さんAstro Productsの商品展示方法を参考にしました。

      パネルの部分を塗装することは考えもしなかったので検討してみようかと思います。ただ、壁面を黒く塗装するとガレージではなく「物置小屋」の室内が暗くなりそうな気もします。三つの壁面全体にパネルがはめ込んであるわけではないので、それほど大きな影響はないのかもしれません。

  2. 筆者 様

     黒がガレージ内部を余計に暗くする様でしたら、逆にフェラーリの様な「イタリアン・レッド」の光沢ペイントも工具が目立って良いのでは?と思います(大変恐縮な、私の勝手な想像ですが)。因みに、若い頃、機械加工エンジニアをして居た折りの工具台車の色はペパーミント・グリーンでこれはこれで、汚れ目やゴミが目立つので、掃除を欠かさなくなる効果はありました。

     筆者様の木製ガレージ完成の歴史秘話は「興味津々」です。機会がありましたらぼちぼちとご紹介頂ければ幸甚です。私の父が使っていた「物置兼農機具・車の車庫は20年程前、父が亡くなる4年程前に(私が大陸で仕事をし始めて4年経過した頃)たまたま、その場所が新しい道路が通る事になり解体しましたので今はもうありません(家の敷地内ではなく、家から少し行った所にありました)。筆者様の写真から覗えるガレージ内部は、私の父が使っていた「小屋」的な木組みが見えるので、これもまた懐かしく感じています。

    Jim,

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