自己格納式リール型のキーチェーン、KEY-BAK®オリジナルはWest Coast Chain Manufacturing Co.の創設者、W.R. Lummis氏が1948年に発明。転轍手(ポイントマン)であったRuss Lummis氏は、制動手や転轍手のぶら下げたキーチェーンが動いている列車に引っかかり、怪我をする事故を何件か目撃したそうです。そうした事故を防ぐために開発したのがこの自己格納式のリール型キーチェーンとのことです。
写真は会社設立60周年記念モデルのORIGINAL KEY-BAK® Self Retracting Key Reel。ボディーと裏側のベルトクリップはクロムメッキ、中央のメダル素材は青銅、60cmのチェーンはステンレス。Made in the U.S.A.とのことでたいへん丈夫そうで、高級感もあります。
こういう会社が今も健在であり、世界中に業務用キーバックを製造販売していること自体が驚異的だと思います。私は、鍵をたくさん持ち歩くことはないので、本来の用途ではなく、釣行時にニッパーやハサミなどを鍵の代わりに取り付けて使おうかと考えています。メタリックなケースも付属します。中にはフライを収納できそう。
筆者 様
1枚目の写真で、見た時「銅メッキ」の感覚だったのですが、2枚目(例の船舶ストーブ?が後ろに綺麗に「ぼけ」て映っているのが暖かそうです<笑>)を見ると60thのメダル部分は、真鍮色でリールケースはSUS(ステンレス)の磨きだったのですね。でも、筆者様の、1枚目の写真の様な色の方が「アンティーク」で良い感じがします。ここの会社のデザインは、ライターとして不動の寿命を保っていたZippoに匹敵する「シンプルで且つ機能的」な「シンプル・メカニズム」ですね。私の好きな「mono」の一つです。私の住んでいる国のwebの通販?で見つけらられば最高です。
Jim,