Freestanding Wood Deck — Part 1

斜めお向かいさん別荘宅で裏庭にウッドデッキを製作しています。私も時々、手伝っていますが、いつの間にか床がほぼ完成しています。残念ながら床下を撮影した画像はありませんが、床下は束柱を根太で挟む一般的なサンドイッチ工法ではなく、製作難易度が高い大引き工法もどきを採用しています。「もどき」というのは、根太を大引きの上に固定するのではなく、交差する大引きと根太が同じ高さになっているからです。大引きと根太は金具とビスで固定してあり、強度はありません。

樹種が異なる端材や廃材のみを使っているので、一貫性や一体感はありません。手前の二枚は何に使われていたかよくわからない樹脂製の板。束石はコンクリートブロックの横置きで、大引きはブロックの上に載せてあるだけ。

既存の樹木を生かしたウッドデッキ、これが主な特徴ですが、太い杉や桧の丸太を手摺りと柵として使用する予定であり、完成すればさらに特徴的なものとなるはずです。

私が単独で作業すれば、ミリ単位の精度で可能な限り、丈夫で長持ちするものを創ろうとしますが、斜めお向かいさん及びお隣さんの考えは私とは異なり、結果にある程度、満足できて、製作作業の過程を楽しむことができれば良しという考え方です。私の性格では考えられない、肩肘張らないやり方に近頃では同調するようになりました。木材が腐ったら交換すれば良いし、金具は錆びても気にしない安価なもので構わない。

Freestanding Wood Deck — Part 2へと続く。

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