Jun 152020
 

大津市から瀬田川沿いを南下し、和束町を経由して奈良に向かったのは実におよそ30ぶりのことでした。奈良町からの帰路はお気に入りの岩船寺、浄瑠璃寺に立ち寄ることにしました。

岩船寺があるのは奈良市内から車で20分ぐらいの、京都と奈良の県境に位置する木津川市賀茂町の山村。この辺りは日本の原風景が今なお残っていると私は思います。これから行く岩船寺と浄瑠璃寺とを結ぶハイキングコース周辺には鎌倉時代から室町時代にかけて造られた石仏が散在します。この当尾(とうの)地区は、「美しい日本の歴史的風土百選」に選ばれているそうです。

京都府内とはいえ、バスは奈良交通が運営。店自慢の石焼き芋は関西テレビが36年前の1984年2月19日に放映したと、古い看板に書いてあります。私が幾度となく訪れたのもちょうどその頃です。

当時の主な目的はこのような無人販売所で近くの畑で採れた農産物を入手することでした。塩っぱいものを好む父が、塩分多めの紅生姜を大量に買っていたのを覚えています。年末に訪れたときは黒豆も買っていた記憶があります。

岩船寺の名の由来はこの石風呂かと思っていましたが… 修行僧が身を清めるために使ったこの石風呂は鎌倉時代からあるそうで、岩船寺創立の天平元年(729年)よりもずっと後に造られたものになります。

山門から先の境内に入るには、大人500円の入山拝観志納料が必要です。正面に三重塔が見えています。

境内に入って斜め右手にある本堂。

紫陽花の名所としても知られる花の寺、岩船寺は境内全域が緑に覆われています。

我々が訪れた6月7日の時点で開花していた紫陽花はごく一部。

重要文化財の三重塔は、阿字池の背後にあります。建立は室町時代と考えられているそうです。

被写体自体が美しいのでどんなカメラで撮影してもそれなりに美しく撮れます。

鐘を鳴らしてみました。

街中のお寺とは違い、アクセスが決して良いとは言えないので空いています。

手前の池が阿字池。

超広角レンズ、迫力あります。

公式サイトが格好良い岩船寺、英語の案内表示も間違いがない。

参道沿いにあるお店で漬物を買ってから、車を浄瑠璃寺に移動させました。

Gansenji Temple — Part 2へと続く。

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