Gone Fishing 2018 — Part 3

Suzuki HUSTLER A

F1 Monaco GPが開催される5月末はカゲロウの季節。私のフライボックスにはカゲロウを模した毛鉤のみ入れているので、釣行するには最適な季節です。フライフィッシングをする人口が減少し続けているので、きっとこの日もいつもの川に釣り人はいないだろうし、複数の大きなアマゴやイワナが釣れるだろうと考えていました。

Suzuki HUSTLER A

しかし、入渓地点すぐ近くの駐車位置に車を停める頃にはそうした楽観的な予想は的中しないだろうと考え直しました。駐車位置に到着するまでに林道ですれ違った車が2台、路肩に駐車していた車が3台ありました。止めを刺したのが林道を歩いて下りて来た女性二人と男性一人。それぞれがフライリールを取り付けたフライロッドを持っておられるのを見て私の予想は「釣れない」に一変しました。

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イブニングライズが確認できても先行者が通過したスポットでは魚はやはり釣れない。

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この日は久しぶりに自作ロッドとHouse of HardyのFlyweightリールの組み合わせ。カゲロウのハッチはないし、チープな7番のティペットが絡んでいる。これではすでにプレッシャーを感じている魚が毛鉤に食いつくわけがない。

修正した予想が的中し、思い通りの釣果ゼロとなり、おかしな満足感が得られました。坊主でも楽しいと思うのがフライフィッシングです。

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2 thoughts on “Gone Fishing 2018 — Part 3

  1. 筆者様

     車、景色に溶け込んでいますね!カッコ良いです。坊主経験も良い勉強になったみたいですね(笑)。

    Jim,

    1. いつもの駐車位置に車を停めて、去年の台風で倒れたであろう倒木に腰掛けて一服していると、車が背景の緑に溶け込んでいました。iPhoneでここまで写せるので、釣行時はデジカメいらずです。
      予想通りの釣果でした。偶然に釣れることが稀なフライフィッシングではよくあることです。

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