Practicing A Mortise and Tenon Joint

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枘継ぎの練習をしました。枘は丸鋸とノコギリ、面取り用の鉋を用いて比較的容易に作ることができました。枘穴を掘る作業の方が時間を要します。

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「パーゴラ」の柱と桁の接合を想定しているので、90mm角の杉材の端材を使って練習しました。枘のサイズは高さ45mm、幅30mm、長さ70mm。

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左右から縦方向に10mmずつ落として長さを70mmにします。杉の端材はガレージ内で2年ほど保管したら乾燥して収縮したようで、実測では88mmほどでした。

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罫引きを用いて枘穴を掘る部分に印を付けました。両サイドから同じ距離に線を引くことができるのでこういう時は便利な道具です。罫引きを使用するのはランディングネット製作時以来。

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直前に刃を研いだので良く切れるはずですが…

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これで深さ20mmぐらい。この程度なら鑿だけで容易に掘れますが、枘の高さ分の45mm以上を掘るには、

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ドリルで穴を空けた方がずっと効率的。

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枘穴の長さが70mmで深さ45mm以上は限界に近いように思います。鑿を大きく傾けることができないので、底の部分を平らにするのが極めて困難。

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枘穴に入りやすくするため、鉋で先端部分を面取り。

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枘継ぎといえば中学の技術の時間で製作した椅子以来?

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サイズがぴったり過ぎて力任せに傾きを修正しようとしたら桁(枘穴の材)の部分に割れが入りました。この程度の割れなら強度に大きく影響することはないと思いますが、次回は若干、緩めになるように枘穴を掘るべきかもしれません。シンプソン金具で補強する予定なので、枘の高さは35~40mmぐらいにしておこう。

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