Preparing for the Lyrids

IMOの2010年流星カレンダーによれば、今年の琴座流星群は4月16日から4月25日頃が活動期で、極大は世界時4月22日17時(日本時間では4月23日午前1時)ZHR(天頂出現率)は18とのことです。近くの山へ撮影地の下見に出かけました。

ここなら街灯はないので、光害の影響も少なそう。ここは登山する人が車を止める場所のようです。

星景写真には都合が良い落葉樹が周囲にあります。秋から春にかけては枝の間に星が見えるはず。

バイパスの近くまで場所を移動すると広大な空き地があります。遠くに町の灯りが見えますが、視界は極めて良好。

帰宅後、Nikon D90で初めて星の写真を試写しようしたところ、距離計がないAFレンズでは無限遠にピントを合わせるのが困難なことに気付きました。ライブビューで拡大しても暗くて見えない。Olympus PEN E-P1やE-520ならレンズリセットの機能があり、電源オフでレンズが自動的に無限遠にリセットされます。同様の機能はNikon D90にはないようです。結局、距離計がないAFレンズでの試写は断念しました。

ISO 640 f/2 25.0s

そこで、距離計があるAF Nikkor 35mm f/2Dで試写してみました。換算52mmなので流星を捉える確率は低くなりますが、D90で初めて星の撮影です。中央上の方に写っている明るい星は琴座のVega(織姫星)、左下の明るい星が白鳥座デネブ。昼間、下見に行った場所なら天の川が写るかもしれません。

ISO 1600 f/2 15.0s

Olympus PEN E-P1とE-520の場合はISO600ぐらいが高感度、長秒時ノイズの許容限界でしたが、D90は優秀です。ISO1600でも私なら許容範囲です。ISO感度を上げているので、撮影可能な星の数が桁違いに多い。下の写真は露出15秒ですが、この感度で30秒近く露出するともっと暗い星が撮影できるかと思われます。

しかし換算52mmで流星を捉えるのは極めて困難。Nikon Fマウント用の距離計付き広角レンズが欲しくなります。

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