
1976年に「地球に墜ちて来た男」はおよそ40年後の2016年1月10日、宇宙に帰って行ったそうです。浜大津と京都三条を結ぶ京阪電車京津線に乗車するDavid Bowieの写真、今でも鮮明に覚えています。当時、山科にDavid Bowieの別荘があったという都市伝説があるそうですが、四ノ宮方面から京都三条へと向かう京阪電車(当時は路面電車)に乗車していたことは、証拠写真があるので間違いありません。(上の写真は京阪電車ではなく阪急電車ではないかという人もいます。)
ギター小僧、カメラ小僧でもあった元天文少年の私は、1970年台後半は音楽雑誌を購読していました。記憶は定かではありませんが、当時、購読していた音楽雑誌か写真週刊誌に京阪電車京津線に乗車する「地球に墜ちて来た男」の写真が掲載されていました。

そんな京阪電車に乗って京都のとある小さなライブハウス(サーカス・サーカス)に行くと、演奏が始まる前に出演するテクノバンド(P-MODEL)とは直接関係のないDavid Bowieの曲が流れていました。何でだろう?ステージにバンドメンバーが現れて演奏が始まるとしばらくして、観客の中に「地球に墜ちて来た男」がいることが判明。世界的なスーパースターがこんな小さなライブハウスにやって来ることは極めて稀なことだったので、一生涯忘れ得ない記憶として脳裏に残っています。この出来事に関してP-MODELの平沢進氏が回想されています。1980年頃の記憶です。
「巨匠、星へ帰る」をお祝いし、 P-MODELとデヴィッド・ボウイのエピソードをお話ししましょう。 何度も話したことでありますが、お祝いですから。
— Susumu Hirasawa (@hirasawa) January 11, 2016
Beats 1でBowie追悼特集やってます。
京都が好きなDavid Bowieは河道屋にも足を運んでいたようです。Steve Jobsとも嗜好に関して共通点があるみたいです。