Server Relocation — Part 2

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前回のレンタルサーバー引越し作業は、移転先サーバー試用期間を含めると10日以上、要しましたが、今回のサーバー出戻り作業は一日で作業をほぼ終了しました。

今回の引越し作業は当初、WordPressのプラグイン、Duplicatorを用いてファイルとデータベースの引越しを試みたものの、データベースの移転に失敗しました。移動させるファイルの容量が大きく、警告が出ていたのを無視して強引に実行したことが失敗した原因の一つと考えられれます。移転先(出戻り先)のサーバーはMySQLが10個まで持てるので、複数の独自ドメインWordPress.orgのサイトを運用することが可能であり、今回、出戻りさせたことで、データベースは2個になりました。これも、Duplicatorを用いた引越し作業失敗の原因です。installer-log.txtを見てみると、Errorは少なくとも二つありました。抽出したsqlファイルが読み込めない(パーミッションとグループオーナーの権限を有効化するように指示)ことと、新しいinstaller-data.sqlが作成できない(同様にパーミッションとグループオーナーの権限を有効化するように指示)ことでした。

暫く、試行錯誤した後、Duplicatorの使用は断念して、別のプラグイン、All-in-One WP Migrationを使用することにしました。ファイルとデータベースを丸ごと、別のサーバーに移転させることがことができる優れたプラグインです。Duplicatorとは異なり、移転先のサイトにあらかじめWordPressをインストールしておく必要があります。そうすることで、移転元サイトのデータをエキスポートする手順と移転先のサイトにデータをインポートする作業の両方をWordPress Dashboard内で実行することができ、不慣れな人でも簡単に引越し作業を進めることが可能です。

All-in-One Migrationは無料バージョンで512MBまでのデータをアップロードできます。私が今回、移転させたデータはおよそ185MBでした。All-in-One Migrationに関する詳細はこちらに英文での記載があります。

出戻り後、ページの読み込みが速くなりました。2年前は突然、重くなったので別のサーバーに引越したのですが。もうしばらく、様子を見て、問題がなければ移転元レンタルサーバーのデータを削除して、アカウントを閉鎖しようと考えています。

Part 3へと続く。

4 thoughts on “Server Relocation — Part 2

  1. 筆者 様

     酋長そうなブログ内容で、安心致しました(笑)。私は、この部分は、経験がないので、ちんぷんかんぷんですが、Page読み込み速度も向上したと言う事で、良い事づくめですね。

    Jim,

    1. 筆者様

       Type Missです「酋長そうな」は「順調そうな」です。失礼しました。

      Jim,

    2. WordPressは.comと.org版があり、独自ドメインで運営する場合は、レンタルサーバーや自前のサーバーにWordPressをインストールして、DNSサーバーの設定もしなければなりません。サーバーを移転するような場合は、PHP(スクリプティング言語)の基本的な知識が必要になりますが、私はその基本が理解できていないので、毎度のことながら試行錯誤しています。

      ページの読み込みが若干速くなったのはサーバーの仕様が異なるためだと考えています。(Flickrにリンクを張った複数の大きな画像ファイルがあるポストは相変わらず、遅くなりますが。)

  2. 筆者 様

     にしましても、私から見れば、「へ〜!凄い、その様な事を熟されるのだ・・」と言う驚き以外何もありません、冗談抜きで。此路も、慣れた方なら、お茶の子さいさい・・なのでしょうね。blog発行側には色々な苦労が有るのですね。

    Jim,

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