Open Astronomy

IMG_2133「Open Astronomyは、天体画像の共有を通じて天文仲間の輪が広がってゆく、新しいタイプのSNSです。」また、「Open Astronomyは、プロ、アマチュア、研究者の垣根を超えた開かれた天文学を目指します。」– このキャッチフレーズを大いに気に入った私は、早速、iOS用App、Open Astronomyを無料でダウンロードし、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを設定して、1枚目の画像(1月10日に広角レンズで撮影した彗星Lovejoyの画像)をiPhoneから投稿しました。

投稿した画像はiPhoneで撮影したものではないので、最初、My Photo Streamからリンクを張ろうとして失敗しました。投稿する画像は一旦、Camera Rollにダウンロードしてから、行えば、うまく行きました。Open AstronomyはWeb版もすでに開発されており、iOS用Appと同じアカウントでログインすれば、Macから直接、画像を投稿することもできます。

Open Astronomyで特に興味深いことは、京都大学宇宙総合学研究ユニットの研究者チームが、アマチュアの天文仲間と同じようにコラムを投稿していることです。非常に面白い記事を投稿されているので勉強になります。Open Astronomy Webサイトの天文リンクのページでは京都大学大学院理学研究科附属の花山天文台・飛騨天文台のページにリンクが張られています。花山天文台と言えば、日本のアマチュア天文学発祥の地であり、初代台長が現大津市内(当時は栗太郡上田上村桐生)の自宅に私設天文台を開設したあの山本一清博士です。(第二次世界大戦中も、天文学の研究に没頭した滋賀県出身の元祖偏屈博士)博士が創立した東亜天文学会とも繋がりが少しはある、大津天文同好会の元会員(流星担当)である私としては、この全く新しいタイプのSNSに積極的に参加してみようと考えています。すでに足を一本踏み入れている。

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