今から13年前にJ STYLEから購入したパネル式の輸入木製小屋、CedarShed Gardener 6′ x 9’の屋根材(ウェスタンレッドシダー)が腐食し、雨漏りしているので、母屋の屋根葺き替えと同時進行で、小屋の屋根葺き替えをDIYで実施することにしました。上の画像は、施工後一年半が経過した2002年12月に撮影したもの。ベベルサイディング(または「よろい張り下見」)と呼ばれるウェスタンレッドシダー製の板張りとシダーシングル(米杉の屋根板)が特徴の小屋で、6′ x 9’(1,829 x 2,743 mm)と収納力も豊富。
腐朽した屋根材をめくってみるとこんなことになっていました。屋根を支える垂木と母屋(もや)の一部もシロアリにやられています。去年か一昨年、小屋の整理をしている時に壁に沿って天井方向に伸びる蟻道を見つけました。その時、シロアリ自体は見つからなかったので、まあ良いかと思い、見つけなかったことにしました。ウェスタンレッドシダーには防虫成分が多く含まれるので、大丈夫だろうと思っていました。シロアリの被害に遭ったのは主に、ウェスタンレッドシダーではない、垂木と母屋のようです。
筆者 様
率直な感想で恐縮ですが、木材を使用した家は「シロアリ」の被害はついて回るものなのですね。これは「避けられない」被害かも知れませんが、「予防に予防」を重ねる事に越した事はないな〜、と筆者様の掲載されている写真を見てそう思いました。
所で、1枚目の写真を拝見し「はっ!」と頭の中の「記憶」引き出しが開きました。勿論、建物は違いますが、小学校、中学校で友人だった(そう言えば、もう永い時間、会っていません・・)彼の勉強部屋が、彼の生家の敷地の中の、この様な「一戸建て?」でした。高校生になって、彼は地元の高校、私は大阪の企業内の学校・・でしたが、帰省した時は良く遊びに行き、明け方まで泊まり込みで話し込んだり・・今思えば、愉しかった青春の一コマです。
この様な「想い出」を彷彿とさせる筆者様の2002年撮影の写真、こんな昔の事を思い出したKeyは、この建造物の「真っ白なカーテン」です(笑)。友人の「勉強部屋」のカーテンは白ではなかったのですが、建物外観から見えていた窓越しの「カーテン」のImageが多分、この記憶の「合い鍵」になっていたのだと思います。
修復作業、大変だと存じますが、呉々も「安全」に気を付けてDIY作業をして下さいませ。
Jim,
高温多湿な気候環境にある木造建築物で、水はけが悪く、湿気が多い部分はシロアリの被害に遭いやすいと思います。母屋の方は、入居する直前に床下にシロアリを予防する薬剤を専門業者(Duskin Terminix)に散布していただきました。保証が切れた頃に再調査していただきましたが、母屋の床下にはシロアリ被害はありませんでした。
入居とほぼ同時に建てた小屋には薬剤を散布しておらず、母屋の北側で日当たりが宜しくない所にあるため、湿気が多く、このようなシロアリ被害に遭いました。周囲の環境にシロアリが棲息する限り、木造建築物をシロアリ被害から完全に予防することは不可能かもしれません。湿気を極力、少なくするような建て方に専念することが重要と思います。
筆者 様
色々と対策の思案を巡らされておられるのですね。野山の自然に近い所は、シロアリも自由に生きているので、木造建築がシロアリの餌食になる事は、中々、避けられない事ですし、仰って居られる様に、シロアリからの完全防御は難しい事ですね。確かに、湿度に関して上手く管理しないといけませんね。換気扇を付けるなんて方法も、一つの手段かも知れませんね。
Jim,