SIGNET 51486

何かと便利なSnap-onのミニドライバー、SPP468の鍍金が剥げてきたので、SIGNETのミニドライバー、51486を僅か¥157で入手しました。先端のサイズは0.4 x 2.6mm、軸の長さ77mm、グリップ部分を含む全長は123mm。

このサイズのミニドライバーは、マイナスドライバーとしての本来の用途ではなく、溝のホコリを取り除いたり、トルクレンチ底部にあるダイヤルロックねじを緩める際にも穴に通して使います。

3 thoughts on “SIGNET 51486

  1. 筆者 様

     私の経験からですが、メッキ仕上げのドライバー・シャフトに対して、曲げ応力を掛けますと、メッキ層とドライバーシャフトの境目に「曲げ応力」よるスラスト(シャフトの表面に沿ってスライドしようとする応力)現象が発生します(勿論、眼には見えませんが<笑>)。通常、ドライバー・シャフトの素材とメッキ層の間には、良いメッキをしているモノは、銅メッキ層を施して後に仕上げメッキ(大抵はクロームメッキ)を掛けてあります。銅メッキの主な機能は、勿論、仕上げメッキの付着性を高める為ですが、このスラスト応力に対しても或る程度の緩衝効果を持っていますが、その限度を超えた応力が何度か掛かると、銅(銅の代わりに他の非鉄金属を使用する場合も有ります)の付着力が弱まり、最終的に表面メッキの剝離に至ります。

     筆者様が記しておられます用途でのご使用でしたら、少々高額になるかと思いますが、バナジュウムと言う材料をドライバーシャフトに使用したモノをお勧め致します。銹びませんし、材料自体、非常に固く剛性がありますので。只、商品的に少ないと思いますが・・・(笑)。

    Jim、

    1. 筆者 様

      追記:

       バナジュウム←は、正式にはクロム・バナジュウム鋼と言うそうです。マーカーでは、PB Swiss Tools等が有名です。Engineer現役時代にはこのフルセット(シャフト差し替え型ドライバー・シャフト・セット:6角ボールレンチのシャフトも存在します)にお世話になりました。Engineerをやってる間の12年余り、全くへたりませんでした。

      Jim,

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