Buck Diamond Taper Sharpener

Buck Diamond Taper Sharpener

Buck Knivesのロゴを見なければ何をするためのものなのかわからない。フィッシングベストに入れて携帯するには便利そう。先日の釣行時にT店長にこの傾斜がある金属製のコンパクトな砥石について教えていただきました。

Buck Diamond Taper Sharpener

ティペットを切断する時に使うクリッパーの切れ味が鈍くなることがよくあり、フィールドで実際に切れ味が悪くなるとイライラの原因にもなります。これまでは、そんな時は河原の石でクリッパーの刃を研いでいました。

Buck Diamond Taper Sharpener

本来はクリッパーの刃を研ぐためのものではなく、刃がギザギザになっている鋸型のナイフの刃を研いだり、溝に釣り針の先端を置き、先端方向にストロークしながら研ぐためのものだそうです。釣り針用の溝を使えば、ダーツや釣り針以外の針も研ぐことができるようです。Buckのサイトにナイフの研ぎ方を詳しく解説したPDFのページがあります。

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刃が鈍くなったクリッパーでは綺麗に切れないこのティペットをクモの巣の枠糸がスパッと切断するのは驚き。上の画像の毛鉤に結んだのは5Xのティペットであり、規格によると直径は約0.152mm。オニグモの巣の最も太い枠糸の直径は約0.10mmだそうです。実際にクモの巣で切れたティペットのサイズは6X(約0.127mm)や7X(約0.102mm)であり、糸の太さは大体同じなので、摩擦熱で切れることも十分に考えられます。

7 thoughts on “Buck Diamond Taper Sharpener

  1. お買い上げありがとうございました。

    余談ですが、こんなアイテムでも”コンパクトな方”に惹かれてしまいます。

    たまーに行うcatch&Stomach時に腹をスパッと裂く時にも重宝します。

    1. せっかくいただいたT店長のコメントが毎日、数十件、どこからともなくやって来るスパムコメントに紛れていました。承認しましたので、次回からはコメント欄にすぐに反映されます。

      T店長はナイフも釣行時に携行されているのですね。私はキャンプに行く時ぐらいしかナイフを携行しないのですが、ツキノワグマと鉢合わせした時など、武器は何か持っていた方が良いので、役に立たないかもしれませんが、今後はナイフも携行しようかと考えています。そんな時にもこのシャープナーは役に立つことでしょう。

  2. 筆者 様

     中々、良い道具ですね。写真だけの判断で恐縮ですが、これは、工業用のダイアモンド・パウダーを塗布された製品の様ですね(俗称、ダイヤモンドヤスリ。金型鋼材を焼き入り江したものは、普通の鋼のヤスリでは、金型修正などの細かい加工をしたい時使えませんが、これは出来ます)。作りもしっかりして居ますし、確かに一つあると便利です。普通のヤスリの様に削る「目方向」がありませんので、押して引いても削る事が出来るタイプのはずです。包丁の刃を砥石で研ぐより、包丁の刃の方向に、包丁の腹より少し角度を付けて「丁度、西洋の包丁を研ぐ要領で」2〜3回研ぐだけで、相当切れ味が変わるはずです。

     良い道具です。私も欲しくなってきました(笑)

    Jim,

    1. 今回、紹介しましたBuck Diamond Taper Sharpenerは竜王にあるアウトレットで販売されています。このお店ではBarbour、Pendleton、Klean Kanteen、Filson、Chacoなど、吟味して選ばれたアウトドア用品のブランドを多数、扱われておられます。来店する度に何か欲しくなるものが必ず一つは見つかる楽しいお店です。

      このコンパクトで傾斜が付けられた金属製砥石は2、3回研ぐだけで、確かに切れ味は良くなるように思います。必要に応じて、その場で少しだけ研ぐようにすれば、刃を長持ちさせることができるのではないかと思います。

      1. 筆者 様

         成る程、アウト・ドア用品、見ているだけで楽しくなりますね。キャンプや野外バーベキュー等、もう長い間ご無沙汰で、この様な時の道具もその場限りになってしまうのがオチですが(笑)、この様な一寸した事に使える基本工具は、生活の中でも有りがたいものですね。

         所で、「ティペット」と言うのは、この毛鉤の「毛」の後ろに「ヒョロリ」としている「糸」の様なものの事ですか?もしそうだとしたら、見た目に丈夫そうなこれが蜘蛛の糸で切れるとは「驚き!」です。良い勉強をしました。蜘蛛の糸、恐るべし!ですね(笑)。

        Jim,

      2. 毛鉤を結ぶ糸のことをティペットと呼んでいます。マクロ撮影していますから太く見えますが、実際は直径が約0.152mmと細く、透明のナイロンなのでマクロ撮影でなければうまく写りません。この糸を切り裂くクモの巣は驚異的です。クモ自体がティペットをちょん切っていると言う説もありますが、実際のところはよくわかっていないようです。

      3. 筆者 様

         写真のティペットの部分、本当にクリアに撮れていますので、一目瞭然でした。Google先生と一寸「蜘蛛の糸」に関して調べてみましたが、糸は栄養の塊(タンパク質)でもあり、蜘蛛によっては「巣」を棄てるのではなく栄養として食して処理するモノもいるそうです。また、糸の形状、ぱっと見は一本の糸の様ですが、現実には糸には無数のこぶが有り、又、糸自体は相当な「張力」が有るとの事。木工工具で非常に特殊ですが、私の記憶ではワイヤー・ソウ(Wire Saw)と言うのが有り、ワイヤーの両端に指を引っかけるリングが付いていて、これを板に穴を空けたところに通して、湾曲形状など複雑形状を切って行きます。これには、私の記憶が曖昧ですが、ワイヤーには鋭利な「鋼」の粉をまぶしたモノや、ワイヤー表面自体が「ヤスリ」の様な溝が有るものが存在します。

        rワイヤー・ソーLink : http://product.rakuten.co.jp/product/-/7487e84b7aabbc886fd908f5a62c1f8b/?sc2id=gmc_202565_7487e84b7aabbc886fd908f5a62c1f8b&scid=s_kwa_pla

         想像ですが、蜘蛛の糸の表面の無数のコブが、丁度、この様な感じなので、ティペットが蜘蛛の糸に当たる角度によっては「切れる」のかも知れませんね。

        Jim,

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