ETA Aquariids 2013

午前零時から始まったブラジル、サンパウロからの衛星生中継、インディカー・シリーズ第4戦をGAORAで途中まで観てからみずがめ座η流星群の観察+撮影に出かけました。ロングビーチで初優勝した佐藤琢磨選手がサンパウロでもリード、P1に躍り出た直後に、同行者二名と共に見晴らしが良く、流星撮影に適した観察場所へ。

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Photo Courtesy of minority318

防寒具を用意していたのでそれほど寒くはないけれども金属鏡筒のレンズは数枚、撮影すると結露。巻きポカをレンズ鏡筒に巻けば結露を防ぐことができました。レンズを天頂方向に向けると結露するので、原因は夜露だと思われます。カメラケースや三脚、折り畳み式のチェアなど、すべて濡れていました。

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この時期、最も目立つ星座、北斗七星をフレームに入れて、三脚固定でインターバル連続撮影しながら流星を観察。薄明が始まる午前4時過ぎ頃まで撮影を続けました。

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目視で確認した、みずがめ座η流星群に属すると思われる流れ星は2時間ぐらいで数個。どれも明るくて軌跡が長く、遅い流星ばかり。写真にはもっと多くの流星が写っていました。

ETA Aquariids

午前10時(JST)の極大予想時刻に近づくに連れて確認した流星の数は増えました。同行者は火球のように明るい流星を夏の大三角形の付近で見たそうです。私は残念ながら、下を向いていて見れなかったのですが、D7000で撮影した画像に別の火球レベルの流星が写っていました。山の稜線の下に沈んだ北斗七星の柄杓に向かって明るい流星が流れています。

クロップして少し拡大した画像をもう一枚。こんなに明るい流星を撮影したのは何年ぶりでしょうか。東の空、輻射点の近くに三日月がありましたが、それほど光の影響はなく、ずっと晴れていたので良好な条件で観察+撮影ができました。

IMOに集められたデータによると、年間三大流星群の如くZHRが100を大幅に上回っています。(南半球で多く見られたと思われます。)この流星群はピーク時に集中するわけではないので、天候条件が良ければまだ、数日の間は輻射点が地平線に昇る午前1時半頃から薄明開始時まで観察できます。

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