Neesima's Old Residence

Neesima's Residence

来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公の旧邸、「新島旧邸」を訪問しました。2012年9月から2013年12月までは見学対象が母屋一階と附属家のみとなり、見学は個人、団体ともインターネットまたはFAXによる予約申込制になるそうです。現在は、予約しなくても母屋の二階を含めて無料で見学できます。

Neesima's Residence

ちょうど、紫陽花が満開。背景は母屋の特徴的なバルコニー。今日は珍しく、AF Nikkor 35mm f/2Dを持参しました。暗い屋内をフラッシュなしで撮影できるよう、明るいレンズを選びました。

Neesima's Residence

超広角のTokina AT-X 116 PRO DXも持参しました。いつもは暗部がもっと明るくなるように補正しますが、敢えて触らないという選択肢もあることに最近、気付きました。書斎の真ん中に置かれたデスクは、実際に同志社の創設者、新島襄が使用したものだそうです。

Neesima's Residence

逆側から見た書斎。奥の方に見える二階に繋がるダクトはセントラルヒーティングの設備。

Neesima's Residence

この洋風のランプも特徴的。新島旧邸にある調度、家具類は京都市有形文化財に指定されているそうです。

Neesima's Residence

二階が見学できるのは今のうち。

Neesima's Residence

こんなベッドは初めて見ました。

Neesima's Residence

この茶室は元は洋間だった部屋を新島襄の死後に八重が改造したそうです。

Neesima's Residence

土間ではなく、板敷きになっている台所。

7 thoughts on “Neesima's Old Residence

  1. 最近になってようやくこういう建物に心が和むようになってきました。アジサイが似合ってますね。

    1. 何ででしょうね。私も同感です。母屋は3辺がバルコニーに囲まれたコロニアル様式を取り入れています。紫陽花が咲いていたのは一カ所だけ。旧邸の隣にある新島会館の敷地から撮影しました。

  2. 筆者 様

     ブログの内容を拝見して、間抜けな私は「ん?これどこ?」と思いましたが、なんと同志社の中なのですね。新島 襄先生は知っていましたが、その奥様が「八重」さんとは知りませんでした(実家のの名字が私と・・・とは。関係はありませんが<笑>)。

     建物の外の景色、内部の調度、懐かしさを感じます。この様な暮らしの家は、子供の頃あこがれでした。町内に一件、洋館のお屋敷(England風)が有り、確かに昔財を成した由緒ある家柄らしく、恥ずかしい話ですが、子供心乍らに「何故、この様な家に生まれなかったのだろう?」と思いました(大人の今、たまに郷里に帰ってその家を見ても、良い洋館だな位にしか思いませんが昔はまるで「西洋の物語に出てくるお城」にしか見えませんでした。作りは今でも非常にしっかりしていますし、玄関口のお庭の手入れは今も行き届いています)。

     歴史のある家で非常に綺麗に使われている、又は保存されている家屋、どこに行ってもどれを拝見しても洋の東西を問わず何か懐かしさとあこがれを感じるのは私だけでしょうか?

     部からのランプ越しの庭への風景は何か初々しい(理由は無いのですが)感じがして「あー、良い風景だなー」と上手く表現出来ませんが先に述べた町内にあるお屋敷に時折遊びに行って、お屋敷のお婆様のおられたお座敷の縁側で遊んだ「時」に見た風景を見る様な心地で「ほっ」とする感じがします。

    Jim,

    1. 新島旧邸は寺町丸太町を少し北に上がった所にありますから、現在の同志社大学の敷地内というより御所の南東側です。建てられたのは1875年(明治8年)、この地で同志社英学校を開校したそうです。

      開国前の1864年に函館から脱国して渡米。10年後に帰国して同志社を創設した偏固の親分のような人だったのではないかと思い、以前から私は新島襄を尊敬しております。20代前半の頃に、隣の新島会館内の会議室を借りて、英会話サークルをやっていました。当時はすぐ隣にこの旧邸があることを知らずにいました。

  3. 素晴らしい!台所の流しや釜炊き、布団と相性の良さそうなベッド、階段の手すり、ランプ。
    どれもこの家の為に作られたのですよね。
    写真が素晴らしい!!

    1. お褒めいただき、恐縮です。140年近くも前に建てられた住宅には思えない。家具はこの家のために造られたものであると案内文に書いてあったように記憶しています。まだ今なら見学者も少なく、写真撮影も容易ですが、来年になると大勢の見学者が訪れるようになるだろうと予想しています。

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