Fuel Surcharge

航空燃油価格の高騰を乗客に負担させる全日空の「燃油サーチャージ」は四半期毎に見直されているようで、今年度は高騰し続けています。私がシンガポール行きの航空券を購入した第1四半期(2008年2月)は成田/シンガポール往復でUS$164.00でした。(F1公式サイトで観戦チケットや航空券を販売している旅行会社WWTEから購入)それが、第2四半期にはUS$252.00に跳ね上がり、さらに現在の第3四半期はUS$360.00という二倍以上の「燃油特別付加運賃」となっています。

2月に購入した航空券は、燃油サーチャージ込みで9月25日大阪伊丹発(成田経由)シンガポール往復(帰路は9月29日チャンギ発)がエコノミーでUS$500ほどでした。先程、WWTEで同じ便の価格を確認したところ、US$940.00でした。やはり、二倍近くに高騰しています。

Passport Renewal

有効期間10年のパスポートを申請しました。RICOH R8を使って自分で撮影した問題の証明写真は、すんなりと受理されました。確認のためにサイズを測定することもなく申請用紙にのり付けされてました。受け取りに来た人も含めて大方が若年層でした。水曜以降になれば、お盆休暇を利用した人でもっと窓口は混雑するかもしれません。

パスポートの受け取りは1週間後の18日以降です。

自分で撮影、プリントアウトした証明写真が問題なく受理されたので、やり方をもう少し詳しく書いておきます。撮影条件はこちらの投稿に記載した通りです。画像データをiPhoto ’08に取り込み、複製した画像を編集します。といっても、「旅券申請のごあんない」に記載してある写真の大きさを示す図を参考にCropツールで切り抜くだけです。注意点は顔を中心に配置することです。左右の余白を参考にするのではなく、グリッドを目の位置に合わせると中心が出ます。そして切り抜いた画像をプリントアウトします。用紙サイズはL (borderless)、プリントサイズはカスタム設定です。規格サイズの幅3.50cm、高さ4.50cmにすればぴったりです。印刷に使用した紙はちょっと高級な写真用光沢紙。最後にプリントアウトした写真をカッターで切り取れば完成です。

Smoking in Singapore

タバコをシンガポールに持ち込む場合、免税はなく、1本から課税されます。申告せずに通関しようとして捕まった場合、多額の罰金が科せられるそうです。これは困りました。シンガポール国内でもタバコは入手できますが、一箱¥800近くもするとか。

到着する9月25日(木)はチャンギからMRTとバスかタクシーを利用して、隣国マレーシアのジョホールバルにその日のうちに移動します。タバコを消費するのがマレーシアであったとしても、チャンギ空港で申告して税金を支払わなければなりません。翌日から3日間、シンガポールに入国するたびに二重で課税されるのか?面倒なことになりそうです。

そこで思い付いたのが、シンガポール国内では禁煙するという作戦です。早速、薬局でガムタイプのニコレットを試しに買って来ました。一箱12個入りで千円以上しました。この金額ならタバコ税をシンガポールで支払った方が安いです。それと、後から気付いたのですが、確かシンガポールはチューインガムの持ち込みも禁止されているとか。違法に持ち込んだ場合はS$10万未満の罰金、若しくは2年以下の禁固刑だそうです。ここまでなら笑い話ですが、チューインガムの持ち込みに関しては但し書きがあります。医薬品と認められるガムは対象外であるそうです。ニコレットの箱には「ニコチンガム製剤(医薬品)」と記されていました。パッチタイプのニコレットにした方が良いかもしれません。それなら口が寂しくなるか…

A Photo for the Passport

パスポート用証明写真を自分で撮影してみました。近くの自治会館に設置してあるプロジェクター用のスクリーンをお借りしました。照明は蛍光灯で、ストロボ発光禁止、ISO200、シャッター速度1/7、スポット測光、露出補正+0.30で撮影したところ、影もなく自然な感じで十分に使える写真に仕上がりました。使用したコンデジはRICOH R8です。同時にFinePix F100fdでも撮影しましたが、こちらの方は設定に慣れていないこともあり、ISOが800とか1600にもなり、油絵状態でパスポート申請時に受理されそうにありません。R8の写り具合が自然な感じだったのは意外でした。三脚を使用すれば、RICOHのカメラの方がきれいに撮れるのかもしれません。

Getting Ready To Be A Part of History

シンガポールGPに向けて出国まで、50日を切りました。航空券、購入済み。観戦チケット、入手済み。ホテル、予約済み。パスポート、2年前に期限切れ!

お盆休みの来週は、パスポート申請窓口が混雑するそうです。それでもこの時期に申請しておかないと、平日に申請に行ける日が確保できません。発行までに1週間ほど要するとのことです。既に、証明写真はカメラのキタムラで撮影済みです。素人が自分でデジカメを使って撮影することもできますが、細かな規格が定められているので、失敗しそうなので断念しました。キタムラではFinePixを使って撮影していました。ISO160、シャッタースピード1/320、背景は白。デジタル画像はCDに焼いてくれますから、自分でプリントアウトすれば他の証明写真にも使い回しができそうです。しかし、それほど上手な写真とはいえません。(そのまま写っています。)これなら自分で撮影できるかもしれないと思いましたが、コンデジに付いているストロボだけで陰を作らないようにするのは至難の業です。ISO感度を少し上げて、シャッター速度を遅めにフラッシュなしで撮影すれば、可能かもしれません。

Singapore GP Tickets Have Arrived!

こんなに早く届くとは思いもしませんでした。正にCome Out of the Blueな感じです。シンガポールは郵便局、間にDHLが入って、実際に届けた宅配業者は佐川急便でした。差出人はSingapore GP PTE. LTD.です。

黒いパッケージングはどことなく、Apple製品を連想させます。iPodに刻印すれば、シンガポールから送られて来ますから、何か関係があるかもしれません。金曜、土曜、日曜のチケットが別になっています。それぞれのチケットにランヤード付きです。これなら会場でチケットホルダーを買わなくて済みます。このランヤード、チケットといっしょに持参しなければ入場拒否されるとか、ケースに書いてあります。

去年の富士のチケットと比べると…一昨年の鈴鹿も普通の紙のチケットで、記念用のものに交換したらもっとつまらないチケットになったのとは大きな違いです。最新のマップもパッケージに入ってました。スクリーンの位置や歩道橋、ゲート番号なども記載されています。

Singapore GP Tickets

史上初の公道ナイトレースとなるF1シンガポール開催まで残り、86日。再来月です。現地の郵便局などでピックアップできる人は既にプラスチック製、ネックストラップ付きの立派なチケットを入手されているようです。金、土、日の3日間通しチケットですが、曜日別に3枚になっています。海外から予約した人は(私も含めて)7月以降に順次、宅配便で送られて来るとのことでした。楽しみです。

私が予約しているBay Grandstand (Lower)は既に売り切れです。チケットは記名式ではありませんから転売ができます。現地でチケットを入手した人がネットで転売しているようです。

チケットは5ヶ月間で92%を販売済みであるそうですが、本日より、グランドスタンド合計1,600席分 (Connaught Grandstand 1,100 + Turn 2 Grandstand 500) を公式サイトで新たに販売しています。ConnaughtはS$698、Turn 2はS$1,388、いずれも高価な指定席です。これで一日のキャパが10万600人になったとか。2006年鈴鹿の決勝当日16万と比べると、ずっと少ないですが。

Turn 10と11が実際は3つのコーナーであるので、10a/10b/10cに変更になったとか。と言うことは、私の席はTurn 19ではなく、Turn 18手前になります。

F1 Singapore GP—Air Tickets and Fuel Surcharges

土曜日に観戦チケットをオンラインで入手、旅程を考えながら翌日に航空券を手配しました。同時にホテルの空室状況も見ながらです。シンガポールGP2008の日程を先ず把握しておかなければなりません。

Friday 26th September
Practice 1 16:00–17:30
Practice 2 20:00–21:30

Saturday 27th September
Practice 17:00–18:00
Qualifying 20:00

Sunday 28th September
Race 20:00

9月26日金曜日の初回フリー走行から日曜日の決勝レースまですべてを見るには、25日木曜日に現地着で帰りは29日月曜日現地発になります。ナイトレースでなければ帰りの現地出発はJALの28日深夜直行便(23時55分発)が利用できるのですが、間に合いそうにありません。一日ずらせば24時間後になってしまいます。そこで、伊丹>成田>チャンギの全日空にしました。ANAの場合はチャンギ朝出発があります。日曜はレース観戦後、シンガポールの夜を放浪しながら空港へ向かい、夜を明かす計画です。

航空券の購入先はF1公式サイトにリンクされているWWTE (World Wide Travel Exchange)です。レースチケット、ホテル、エアーのパッケージも販売しているようですが、シンガポールGPの場合はレースチケットを含むパッケージがまだ発売されていません。ホテルとエアーのパッケージはすでに販売されていますが、「F1税」を上乗せしたシンガポール市内のホテルが高価なため、エアーのみをオンラインで購入しました。

伊丹発成田経由シンガポール行きの往復航空券が税金、手数料込みでUS$500位でした。すぐに予約の確認がとれ、ANAのサイトからeチケットをプリントアウト。国際線の部分は座席の変更も可能です。あまりにも格安ですんなりと航空券の購入ができました。

後から不安になったことが一つあります。原油高の高騰に対応するために、航空会社各社が課する「燃料サーチャージ」です。ANAのサイトで確認したところ、2008年3月31日までに販売する航空券についてはシンガポールまでの往復で82.00×2=US$164.00も必要になるそうで、この金額がUS$500に含まれているのかどうか、たいへん心配になりました。4月1日以降はさらに値上げで126.00×2=US$252.00(政府認可申請中)ANAに連絡すると、航空運賃の明細はそれを販売した旅行会社でないとわからないということです。

ならばということで、「燃料サーチャージ」が含まれているのかどうか米国のWWTEに英文メールで問い合わせました。問い合わせには4時間以内に返答するとの案内がありました。驚いたことに10分もしないうちに返答があり、「燃料サーチャージ」は含まれているとのこと。ということは差し引けばUS$374位です。日本時間の午後3時頃でした。本当にすぐに返信が来て不安が解消すると同時に大いに感動しました。どこから返信が来たのか謎ですが。インド辺りでしょうか?もちろんF1観戦旅行以外の海外旅行にもこのF1旅行会社は利用できそうです。

Singapore GP 2008—Accommodations

ホテルの確保も成功しました。F1開催期間中、シンガポール市内の比較的手頃な料金のホテルはすでにどこも満室状態です。そこで思い付いたのが隣国インドネシアかマレーシアのホテルに宿泊して3日間、毎日通うという策略です。インドネシアのビンタン島ならフェリーで1時間位、マレーシアのジョホールバルならシンガポールのダウンタウンまで渋滞がなければ車で30分らしいです。MRTのクランジ駅までバスで行くという方法もあります。当然ながら同じような作戦を練っている方がおられるのでしょう。ジョホールバルの安価なホテルは満室でした。残っていた4つ星クラスのホテルを確保しました。もともと物価が安いということもありますが、宿泊料金はF1税を上乗せしたシンガポール市内の2つ星と同程度です。4つ星クラスなら各部屋でブロードバンド接続も可能です。

飛行機で国境を通過すれば、出国税(空港使用料)が発生します。陸上で越境する場合でもそのような費用が発生するのかどうか、またコーズウェイを一般のタクシーで渡ることができるのか、その場合のタクシー料金は?いろいろとわからないことがあります。数年前にシンガポールからオプショナルツアーでジョホールバルに日帰りで行ったことがあります。その時もコーズウェイを通過している筈ですが、忘れてしまいました。出入国カードは必要だったのを覚えていますが、今は不要のようです。

ジョホールバルの旅行会社がバスツアーを企画しているとの情報もあります。シンガポールと比べればマレーシアは英語の情報源が少ない気がしますが、これから半年はあります。十分に調査します。

Let’s Go To Singapore!

2008 F1 Singapore GPのチケット予約が2月14日より始まりました。今回販売されるチケットは「歩き回る」人向けのWalkaboutが15,000枚、スタンド席55,000枚、合計70,000枚です。発売開始当初、システム障害によりWebでの予約ができないという事態があったそうですが、現在(2月16、17日)は問題なくオンラインでチケットの購入ができます。初めての夜間公道レースということで、予想以上に予約が殺到し、システムが対応できなくなったということらしいです。日本からも大勢の人が観戦に行くと思われます。去年、富士で「バス待ち地獄」を体験した人の中には、富士GPを避けて3月のマレーシアGPや9月のシンガポールGPに流れるのではないかとも思われます。私もその一人ですが。

公道レースの場合、自由席はないのでしょうか?General Walkabout Ticketsが最も安くてS$168です。私は歩き回る体力がないので、Bay Grandstand Lowerを指定してチケットを購入しました。セクションを指定すれば、10分間のタイマーがカウントダウンを始めます。その間にセクションの中のどのブロックなのかを指定し、座席が決まれば、チケット購入に必要な個人情報を入力しなければなりません。席は先着順で前の方から埋まって行くみたいです。今回の販売は第一回目ということらしいですが、二回目以降に同じブロック内でより良い席が販売されることはないそうです。

スタンド席に設けられたトンネル手前(シンガポールGPは反時計回り)のTurn 19で減速する辺りを真横から見ることになります。減速するとは言え、写真撮影は難しいかもしれません。レースは金曜のフリー走行も含めてすべて夜間開催ですから、場所に限らず写真撮影は困難かもしれません。

購入したチケットは宅配便で7月以降に送ってもらうように手配しました。取りに行くこともできるようです。あまりにもあっさりと購入できたので、ダブルブッキングとかがないか、少々の不安はあります。

この記事を投稿する直前に、Bay Grandstandの同じブロックの席がまだ購入できるかどうか調べるため、興味本位でアクセスしたところ、シングル席しか空いていませんでした。

Schumacher Up in Smoke

F1 Grand Prix観戦デビューです。Science City駐車場が抽選で当選しました。鈴鹿サーキットから数キロ離れたその特設駐車場にジムニーで到着。出発前にGoogle Earthでルートを確認していたので道に迷うこともなく、渋滞もなかったので午前1時頃には駐車場前に到着しました。道路に停車させて仮眠していたら、いつの間にか駐車場が開門していて後から来た車がどんどん先へ。もう既に駐車場には遠方からやって来た車が並んでいます。写真は午前6時頃の撮影です。西の空に満月が写っています。

駐車場からサーキットまでは三重交通のシャトルバスで、ヘアピン東ゲートの近くまで送ってもらいました。そこからもしばらく歩きますが、サーキットに隣接した持ち込みキャンプ場ではフリー走行のときから来ているのでしょうか?泊まり込みのキャンパー達が…折りたたみ自転車で会場に向かう要領の良い人もいます。どことなく日本離れした光景です。特設駐車場もアメリカのフリーマーケット会場のようです。

今年で引退するシューマッハとスーパーアグリを応援するファンが大多数でしょうか?ルノーチームを応援する青い公式ウェアを着ている人もたくさんいました。アロンソ人気というより、ルノーが強いということでしょう。写真は最終コーナー裏側のお店が並ぶエリアですが、すぐ先にグランプリスクエアがあるのに、そこまで行ってません。後から気付きました。

決勝直前のF1ドライバーズパレードで両手を挙げて最初にやって来たのは佐藤琢磨選手。

130Rに陣取った観客の大きな歓声に応えるシューマッハ、腕が長い。最後の鈴鹿でしたが、残念ながらエンジントラブルでリタイヤ。実況中継が聞こえなかったので、白煙が見えた後、赤いのが一台減っている程度にしかわかりませんでした。

130R周辺にも屋台が並んでいます。立ち見の人が壁を作っていますが、ここに立てば、視界が広いのでよく見えます。官能的な爆音は会場内どこにいても同じです。

決勝当日は強風も収まり、空は快晴。路面温度も上がっているはずです。自由席は通路がほとんど人で埋まっていてトイレに行くための移動がたいへんです。観戦場所確保の煩わしさもあり、朝7時頃から5時間以上も土の上に座り続けなければなりません。私はiPod持参で横になっていました。指定席なら場所確保の煩わしさから解放されるようですが、ベンチで一人分のスペースしかありませんから横になることはできないようです。

近すぎて、走行中の写真撮影は至難の業です。フィジケラではなく、たぶんアロンソです。写真はフォーメーションラップ走行時だったと思います。レースが始まれば130Rでは時速280kmにもなるらしいですから、もっと離れた所からでないと被写体を枠内に捉えるのは極めて困難。

シャトルバスで特設駐車場に戻ると既に半数近くの車が帰路に向けて出発済みでした。お隣はまだのようです。こういう駐車場ならジムニーが似合います。来年も富士で観戦するのならキャンプ道具も積み込めるジムニーかな?キャンプしなくてもコーヒーを沸かすストーブぐらいは持って行った方が良かったと思います。