Abel Fly Reel TR Light

航空機グレードのアルミのバーストックを削り出して作るという、新型MacBookの筐体。私が所有する製品で、アルミのバーストックを削り出して作るものと言えば、フライリールです。

写真はAbelのトラウトシリーズで最も小型のTR/Lightです。ハウジング(左の写真)はフレームレスで、ポスト(ラインガード)とハウジングが一体となっています。たくさん穴がありますが、これは軽量化と水切れを良くするためです。スプールに付いているハンドルはローズウッド(紫檀)、こちらも削り出し。

10月に入り、フライフィッシングの季節も終わってしまいました。今年はと言うか今年も2、3回しか行けなかったのが残念です。

Gone Fishing

RICOH R8を携えて初めての釣行です。何枚か撮影しましたが、やはりベストショットはマクロ撮影のこの写真です。背景の緑がきれい。

今日はバンブーにしようと決めたときから、気分はゆったり。イブニング狙いの3時間で100回もキャストしてないと思います。イブニングライズは見れなかったものの、釣果は写真に写っているウィングなしのライトケイヒルでアマゴ1匹です。

年に数回しか釣行できなくなり、1匹釣れれば満足してしまいます。釣れなくても、満足かな?

J. Bailey Bamboo Fly Rod

4/5 wt., 7′ 0″ Fly Fishing Bamboo Rod

I don’t remember which Orvis store in Michigan it was, or it might have been one of those stores that sold fly fishing tackle as well. I purchased this beautiful split cane rod back in 1996 or 1997. I’m not really sure where and when exactly I came across this rod. In those years, I was collecting tools for making bamboo fly rods as I wanted to be a rod builder myself. And this rod was going to be a model for my rod building.

More than ten years have passed since then, but I still haven’t started building my first rod. I’ve been using this rod though up in mountains in Shiga when I go iwana fishing and it is as beautiful as it was ten years ago. Not even a scratch is on the rod. I tried to locate a website that says something about the maker, “J. Bailey”, as I wanted to know more about this person and his other works of rod building, but not a chance. The rod maker might not have his own website. If by any chance he visits this site, I will welcome his comments. He, or could be she, would be surprised to find that one of his rods he made and sold almost twelve years ago is still in good shape and that it has been used in the land of rising sun.

ミシガン州デトロイト郊外のフライ専門店で1996年か1997年に購入したバンブーロッドです。毎年この季節になると釣行予定もないのに釣り道具を持ち出す習癖が私にはあります。ドライフライにこだわりますから、山桜が咲く今頃から梅雨入り前までの短い期間がベストシーズンです。羽化して成虫になると数時間から長くても数日しか生きれないMayfly(カゲロウ)がハッチする季節です。梅雨入りすれば葉を付けた川辺の樹木が邪魔になり、うまくキャストできなくなります。

ロッドメーカーのJ. Baileyという人、それほど有名なビルダーではないと思いますが、製作後、10年以上が経過した今も破損は一切ありません。しっかりとした作りなのでしょう。01996の刻印があります。1996年の0番ということなのでしょうか。当時はバンブーロッド製作用の道具を買い集めていました。いつかは自分でも製作したいと考えていたのですが。その時のお手本になるようにと購入したのがこのロッドです。

Postscript:

I have remembered the shop where I bought the rod. It is called “Paint Creek Outfitters” and it is located in Rochester, MI. They carry Orvis products and other fly fishing tackle. One of the staff was calling the rod maker inquiring about the price as it didn’t have a price tag.

Another Iwana Trout

今日は久しぶりにバンブーロッドでゆったりとした気分で同じ川に釣行です。この前よりも下流に入りましたが、少し大きなサイズのイワナが釣れました。いつもはアマゴがいるスポットですが。これも水位が低いことと関係があるのでしょうか?何を食べているのか、かなりお腹が膨らんでいますね。釣った魚はすべてリリースしています。

Iwana Mountain Trout

珍しく、堰堤の下流でイワナが釣れました。この川では平均的なサイズ?釣れたのはこの一匹だけ。堰堤上流は人が先に入っていたのか、今ひとつでした。今年の冬は積雪がほとんどなく、そのためか、この時期にしては水位が異常に低かったです。上流に行けば行くほど水位が下がるので、魚はある程度の水深があるところに集まっているのでしょうか。とすれば、ドライフライで水面に誘い出すのは困難なのか…

Let’s Go Fly Fishing!

今シーズン初の釣行を直前に、久しぶりにフライを巻きました。アダムズもどきのドライフライです。ウィングがありません。ボディーのダビングすらしていません。赤いのはインジケーターで、これがウィングのようにも見えるかもしれません。テールはムースヘア。フックは#14で、この季節には少し大きいかもしれませんが、この位の大きさでないとティペットをフックのアイに通すのに苦労します。

いつもの渓流に出かける予定ですが、本当に久しぶりなのでアクセスできるかどうかもわかりません。この時期は比較的大きなサイズ(と言っても20cm位)が釣れるので楽しみです。

The Last Day of the Season

今シーズンの釣行は結局三回でした。右の写真は6月1日に釣れたアマゴです。シーズン最後の今日、釣れた小さなアマゴはアップできるようなサイズではありません。この時期、河原には紫の怪しげな花が咲き乱れます。調べれば、トリカブト。根に毒が含まれます。

10年近く前からこの川に通っていますが、幸い私はまだ目撃したことがありません。福井県の九頭竜の支流では何回かツキノワグマを目撃しました。私のホームグラウンドには生息しないと思っていたのですが、こんな立て札を見れば来シーズンは要注意?他の釣り人が少なくなって良いかもしれませんが。

それにしても、二年前に不要?と思われる堰堤が建設されてから、堰堤より下流ではこの川も数が釣れなくなりました。