ClickToFlash

Adobe Flash PlayerがMac OS X 10.7 Lionに正式に対応したようなので、再度、Flash Playerをインストールしました。しかしながら、Flashコンテンツ再生後にブラウザー(Safari 5.1)のテキストフィールドに日本語入力できないという不具合はまだ解消されておらず、この上なく不便なので、Flashless(Safari 5.1及びMac OS X 10.7 Lion未対応)に代わるものを探していたら、みつかりました。”Safari”のプルダウンメニューでSafari Extensions…を選び、さらにProductivityのカテゴリーを選ぶと”ClickToFlash”がありました。

このプラグインはFlashプラグインが勝手に再生されないようにするものです。ウェブサイト上にあるFlashコンテンツがプレースホルダーに置き換わります。コンテンツをロードさせるにはそのプレースホルダーをクリック。YouTubeなどのFlash動画もH.264に置き換えてくれます。

Flashless 2.0.7 Not Compatible with OS X Lion nor Safari 5.1 on Snow Leopard

Useless CodingのFlashless 2.0.7を使用すれば、Adobe Flash PlayerをインストールしたSafari 5.1での不具合(Flashコンテンツ使用後にSafari 5.1でマルチバイトフォントの入力ができない)を回避できるかと思い、Lionへのアップデート後に一旦、外していたAdobe Flash Player 10.3.181.34を再インストールしました。しかし、日本語が入力できなくなると言う深刻な問題は解消されなかったので、Flashless 2.0.7のサイトで確認してみると、表題の通り、FlashlessはOS X LionやSnow Leopard上のSafari 5.1では機能しないことが判明しました。

Flashコンテンツ使用後にSafari 5.1で日本語入力ができなくなる不具合は、Flashコンテンツ満載のYourSingapore.comのサイトを利用した時に判明しました。このサイトを開いてFlashコンテンツを閲覧しただけでは不具合は発生しません。いずれかのFlashコンテンツをタップしてFlash Playerを動かした後に別のサイトに移動し、日本語入力を試みると問題が発生します。Google Chromeではそのような問題は起こりません。

対策としては、この問題が解決されるまでSafari 5.1の使用を控え、Google Chromeなどの代用ブラウザーを使用する方法があり、実は今もそのGoogle Chromeでこのポストを書いています。しかし、”Top Sites”やスワイプでのページ移動のような便利な機能がGoogle Chromeでは使えないという別の問題があります。やはり、OS X 10.7 Lionには対応していないAdobe Flash Playerを再び外して、Flashコンテンツを使用したい時だけGoogle Chromeを使う方法が私にとってはより現実的な解決策であると考えています。

Mac OS X Lionは、iOSとのUIの統合を目指す過渡期のシステムだと私は思います。iOSでは表示することさえできないFlashコンテンツが、Mac用Safariで今後、問題なく使用できるようになるとは到底思えません。

Flashless

Aluminum MacBook (Late 2008)のファンが高回転で回り続ける現象に対処するため、Useless CodingのFlashless (WebKit plug-in)をインストールしました。(Flashless.webpluinはLibrary>>Internet Plug-Insにインストールされます。)フラッシュベースの動画や広告などをブロックするプラグインです。今のところ、たいへん効果的で、ファンが高回転で回り続ける現象は収まりました。

Block Flash
サイト内にあるすべてのフラッシュコンテンツが右のようなグラフィックに置き換えられます。コンテンツを見たい場合はプレースホルダーをクリックすれば見れます。フラッシュは動画だけではなく、広告に多く使われていることを、改めて実感しました。

Preview Video Images
フラッシュコンテンツをロードすることなく、動画のプレビューができます。動画の内容を確認してから再生すれば良いので便利。動画ファイルの格納場所が右下に表示されます。

Play without Flash
フラッシュを使用することなく、たいていの動画を視聴することができます。 代わりにQuicktimeを使用するようですが、CPUやメモリに対する負荷がずっと小さくなります。動画を再生する場合は三角形の再生ボタンをクリックします。Mac OS X 10.6、Safari 5の場合はフルスクリーンモードで視聴することもできます。フラッシュバージョンで視聴したい場合は、シフトキーを押しながらプレースホルダーをクリック。

Download Videos
オプションキーを押しながら矢印をクリックすれば、動画ファイルを直接ダウンロードすることも可能。

Remove Advertisements
メニューコマンドで広告を取り除くことが可能。

Jump to Original
動画ファイル格納場所のサイトに行って、コメントや関連する動画ファイル等、より詳しい情報を入手する際に使う機能です。 コマンドキーを押しながら巻き矢印をクリック。

Flashlessを使用するようになり、色々なサイトで実に多くのフラッシュコンテンツが使われていることを実感しました。さすがにAppleのサイトには一つもありません。当ブログサイトも、フラッシュコンテンツを極力使わないようにします。