Log Home Reroofing — Day 2

破風板は弱っている下の方だけ修復し、上から重ねるように板金処理するのだろうと思っていたら、棟の部分から全面的に下地作りをするようです。横に破風板を重ねるのではなく、短く切断した板を縦に並べています。

大工さんが帰った後、足場に登り、近くから見てみるとこんな感じ。下地に使われているのは源平合戦の杉板のようです。この板の並べ方は在来工法を専門とする工務店ならではの発想かと思います。

痛み具合が最も進行していた北西のノッチ部分も綺麗に下地を作っていただきました。ガルバリウム鋼板で覆われるので、下地材には合板を使うものだとばかり思っていました。北西側のノッチ部分といえば、シロアリの巣と化していた小屋がすぐ近くにあり、母屋にシロアリの食害が及んでいないか、心配でしたが、大工さんが言うには、湿気による腐りと西日による木の繊維の弱体化だったそうです。

破風、鼻隠しの補修と下地作りは二日で完成しました。次は板金屋さんに来ていただいて、屋根の葺き替え(アスファルトシングルの上からガルバリウム鋼板を張る)を行っていただく予定ですが、今日から梅雨入りしたので、いつになるのかは天候次第。板金屋さんの仕事が終われば、再び、大工さんが来て、ドーマー部分の板壁の処理をしていただくことになっています。

Day 3へと続く

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