2024年9月27日に発見された新彗星、C/2024 S1 (ATLAS)の光度グラフを吉田誠一さんが公開されました。クロイツ群に属する、太陽を掠めるサングレーザーだそうです。今月の28日に0.0082AUの距離で太陽に最接近する。崩壊せずに生き残れば肉眼彗星になるだろうと期待されています。光度グラフによると最大、マイナス4.5等まで明るくなるかもしれない。C/2011 W3 (Lovejoy) のように南からやって来るようです。グラフを見て一目瞭然なことは急に明るくなって、急に暗くなるということ。窓が小さく観察できる期間が非常に短い。
Wikipediaの記事によると、近日点の頃には金星よりも明るいマイナス5等からマイナス7等に達するかもしれないそうです。近日点を消滅せずに通過できれば、再び夜明け前に東の空に見えるとのこと。今回も南半球からの観測が有利だそうです。琵琶湖の緯度では撮影は難しいか?
C/2024 S1 (ATLAS) — Part 2へと続く。